博士の異常な模型愛

異常な模型愛やら異常なクルマ愛やら。

昇り龍

2010-10-18 06:12:58 | 250GTO prototype ピラニアモデル 1/43
去年の今頃、250GTOの43が欲しくって入手できるものがこのピラニアのGTOだったんですが、いろいろ紆余曲折がありましたがどうにかこうにかカタチになってきています。かっこは良いんだけど左右のゆがみが尋常でなくまずゆがみが対策で数ヶ月、スリットのエッジ出しなどで数ヶ月かかってようやっと色が塗れそうな塗れなさそうな。サフを落とすとパンダみたいに黒瞬着が出てきますぞ。
ほんでサイドウィンドウの窓枠エッチングを着けると全く隙間がばがばでまたまたやり直し、毛抜き合わせを目指し工作しますが、妙なモールになってううむ。フロントウインドウのモール位置が相対的に高くなりすぎて優雅さが台無し、やり直すとまず間違いなくオフ会は間に合いません。いろいろとコスずるい手を考えていますが果たしてどうしたもんか。

で。やったョ母さん。ミリプット(エポパテ)でひさしを延長し0.8幅かなんかの帯金をはっつけました。帯金が硬い表情、もうちょっとセンター付近はリーゼント風に前に飛び出た方がイメージに近いのですが相手は金属曲がるけど伸びません。かたくなに平行直線を保つ姿勢にちょっとイラッとしましたが(すんなよ)もう父さん根負け、容認。妥協は技術ですとお仲間の力強いお言葉に励まされつつ。ダクトの類もむしろ削り飛ばして塗装後に新造パーツを接着した方が精度が出る様な気もしますがもうイイです。技術革新中脱獄進行中(なんのことやら・・・)。
 とにかく名古屋に持って行かなくては。ベアメタル表現なんぞに手を出すと下地処理で2週間仕事休まなければいけなくなりそう・・・、GTOといえば赤、赤なら結構さくっと塗れるのでは?スポンサーかつショウケース管理人の嫁ちゃんに聞いてみました。おお、なんか食いながらしゃべくりセブンとかみてますぞチャンス。
これ、赤でイイかなあ。
「・・・・・・ほんとは何色なの?」
え?(なんでいろいろ気付く?)銀色ってか金属色。
「じゃあ、金属色じゃないの」
・ ・・・・・・・・・・・
「やっぱ本物通りに作らんきゃねえ」
・ ・・・・・・・・・はい。
「高かった奴でしょ、これ」
・ ・・・・・・・・・・はいすません。

くそーこないだまで「アルファロメオってなんてメーカーの車?」とか言ってたくせになんでいきなり正統派模型人発言だ。鬱鬱鬱。でもスポンサーの意向は絶対、しょうがないので頑張ります。こっそりフェンダーに実車にはないキャバリーノは貼るがね。ささやかな抵抗。標準学生服みたいだけど裏地にのぼり龍。
コメント (5)
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