接骨院治療日記~奮闘記~

新規開業の接骨院の日々の日常や、患者様とのふれあい、治療家としての気づきなどをつづっていきたいと思います!

さて、頑張りますか!

2014-04-14 09:42:19 | お勉強
4月にはいって早くも半ばになります。桜もあっという間に散ってしまいました。

大切な時間ですが、日曜日は予定を決めていたのに、ほぼソファーの上で寝てしまいました。(本当は本を読む予定でしたが・・・)

さて、前回からまた日が空いてしまいましたが、脳梗塞のお勉強を続けましょう!

まず、そもそも脳卒中の分類がわからないといけませんので、簡単に脳卒中とは脳血管疾患で急速な症状増悪をするというもので、そとからみて急に倒れた原因が脳血管であることをいいます。

その分類は、虚血性と出血性に分けられます。

虚血とは、簡単に示すと『血が足りない⇒血行障害』であり、何かの原因により血行が障害されることをいいます。たとえば血栓であり、塞栓であったり血管変性であったりします。

出血とは、血管の破綻により血液がもれ組織の破壊や圧迫を起こします。

さて、本日はその虚血型の脳梗塞の中でも心原性脳塞栓症について記載します。

心原性脳塞栓症とは、心臓内で作られた血栓が剥離し、脳の細動脈に詰まることでおきます。この血栓症では肺にいけば肺塞栓、時には足の動脈などにも起こることがあります。
特徴として、飛んできて詰まるので、突然症状が起こります。そして、分類の中でも重篤で予後が不良なことも挙げられ、また、血栓とくらべ塞栓は大きくなるので障害領域が広いことも挙げられます。

治療については、融解剤が有効でありますが、長時間の虚血により血管自体に損傷が起こってしまうと血流促進にともなう出血性梗塞を引き起こす可能性がでてきてしまうのです。なので、数日は注意が必要です。


さて、次回はラクナ梗塞について

しっかりと復習していきましょう!!


エクシステンス株式会社 香山大樹

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