接骨院治療日記~奮闘記~

新規開業の接骨院の日々の日常や、患者様とのふれあい、治療家としての気づきなどをつづっていきたいと思います!

皮膚と筋肉の関係

2010-05-26 20:59:32 | Weblog
よく痛みの原因に筋肉、神経、骨などがあげられることが多いですが、意外に大切なのが皮膚なのです。

皮膚は、体全体をつつんでいるもので伸縮し外界との境界線をしています。
気温、気圧、外傷などから守っているのです。

この皮膚が、機能を失うとどうなるか?

例として、やけどのあとにケロイド状態になった皮膚は伸縮性のない組織に置換されます。
すると、ツッパリ感、関節可動域の低下、感覚異常を引き起こします。

知覚の問題は、とても複雑で書ききれないのでまたの機会とします。

今回は、運動機能に着目します!

関節がうまく動かなくなるというとまず、骨、筋肉がでてきます。しかし、それにともなって皮膚緊張が高まっていることが多いのです。

どういう原理かというと、皮膚の下には皮下組織があり、その下に筋肉があります。
組織が損傷をうけることによって、痛み刺激により緊張し収縮します。
それにともない筋肉と皮膚の間に摩擦が生じます。これにともない筋機能の低下、リンパ・組織液の循環障害がおこり関節可動に影響、痛みの誘発、炎症につながるのです。

一見難しく思えることですが、雨の日に濡れた服をきて動こうとすると非常に動きづらいことを経験していると思います。

まさにその状態なのです。

皮膚って意外に影響を与えているんです!

治療中は考えない?

2010-05-21 20:34:26 | Weblog
当院では、スクリーニングといって治療手技の前に、簡単な検査を必ずします。

最近は、新人スタッフに教えることもしばしば、練習の時はかなり出来ていると見えたので本番に投入!

しかし、思うように動けていない。

これは何故か?

スポーツでは、(例として格闘技で)普段のパンチの打ち方の練習での理屈は大切だが、試合で相手がいるのに自分がどう打つか?を考えていては、まず勝てないでしょう。
百回、千回とミットをうったことが考えなくても自然とでるように身につくことで、試合にて距離や相手の得手不得手などの駆け引きをして初めて勝てると思います。

治療でも、検査などは出来て当たり前、そのなかで異常所見があったときに初めて考察するものであると私は思います。

私も、言ってしまっているので指摘されないように練習します


サボり気味

2010-05-20 19:06:35 | Weblog
最近、日々の忙しさにかまけて更新が滞ってました。

湿気高くなってきました・・・

私は、湿気にとても弱いのです。なんというか、息が苦しいというか、詰まるというか。

でも、今は仕事に充実しているので忘れて生活しています(?)

とても辛いと思うことも、自分の考え方次第で変わっていく。

楽しいことをするのではなく、物事を楽しむこと
この差は大きい、個人的な好みだけで選択をしていくと未来を狭くしてしまう、受け入れ包括する。

自分の明日はどっちだ?

利き目はどっちだ?

2010-05-14 21:26:54 | Weblog
治療の前に診断をする際に、問診、視診、触診などがあります。

本日は、なかでも視診のお話。

視診とは、字のごとく見る診断方法です。腫れているか?赤みはないか?どちらが長いか?どちらがあがっているか?など・・・

ここで大切なのは、見ている場所も大事なのですが、見ている側の正確性が大切となります。
どういうことかというと、例えば肩の高さをみる際に、目の高さをみる高さに合わせてみないと誤差が生じます。
座った状態から見上げると角度的にわかりづらくなります。上から見下ろすのも同様です。

みる位置を合わせれば大丈夫か?というと、みる*目*がさらにあります。
人間には、左右の目がありますがこれには利き目というものがあります。

この利き目の見つけ方は、両手で小さな円をつくり、両目でその円の中に対象物(人形、時計の数字、月・・・)を入れ見ます。そして、左を閉じて対象物が消えたり、両目と画面がずれる場合は右目が利き目、右を閉じて対象物が消えた場合は左目が利き目となります。

ちなみに利き目はいれかわることがあるそうなので、たまに試してみるといいかもしれません。

目の間の距離だけでも、見え方が変わってしまうことがあるので、いつも目位置は気をつけています。

よく勉強会で、足の長さなどを見たときに人と見え方が変わってしまう人は、もしかしたら利き目でみていないのかもしれませんね!

治療のその先は・・・

2010-05-12 20:22:58 | Weblog
一般的に治療の目的は、痛みを治すことであることが多い

では痛みをとったら終わりなのか?

中にはそういう方(大半)もいます。その後は、自分でやることがわかっている場合。

でも、私はもっと違った形を皆様に提供したいと思っています。

痛めたことで出来なくなったこと・・・

肩を痛めて、布団が干せなくなった。膝を痛めて、正座ができなくなったので茶道をやめた。腰が痛いから旅行は諦めた。

私は、できなくなったこと諦めたことをもう一度実感して貰いたい。

一見当たり前のことですが、痛みに出来なくなったことを忘れていることが多い(特に遊びなど)楽しい時間を私は、取り戻してほしいと考えています。

時間は、戻せなくとも形は違えども、治療をすることで有意義な時間を過ごしてもらいたいと思っています。

真実はどこだ?

2010-05-11 19:09:01 | Weblog
本当の自分とは何か?

学習したことを反復することが自分の行為となるとすれば

他の意思を仲介して自己を発言することになる。

言語とはツールであり、何かを受けて感銘し、それを次へ紡いでいく。

きっと人は何かを伝えるために生きていて、それを子孫という形で紡いでいく。

情報は、伝える相手がいてなりたつもの。
思いが伝わればそれは生きていた証となるのではないか?

とても悲しいことがあっても、覚えていれば生きている証だと私は思います。
頑張って下さい。


ゴールデンなお休みに終止符

2010-05-06 22:09:01 | Weblog
さあ、新規一転の新たな鶴沢接骨院が明日から始まります!

新たなスタッフの先生が明日からきます!

きっと大きく雰囲気が変わることでしょう

みなさん期待してください(優しい目で見てくださいね)

すべては鏡の法則に従いめぐるもの、今を大切にしていけば我が院もよりよくなっていくと私は信じています。