接骨院治療日記~奮闘記~

新規開業の接骨院の日々の日常や、患者様とのふれあい、治療家としての気づきなどをつづっていきたいと思います!

残すところあと2日

2009-12-28 20:26:20 | Weblog
早いもので今年の鶴沢接骨院の仕事もあと2日となりました。

今年の1年で自分はどのくらい成長したのかな?と考えてみますと・・・

あんまり変わった様子はみられない

それでも、あえていうならば思ったことを伝えることの大切さを学んだということでしょうか?

言わなくてもわかるというのは、自分だけの世界の話、意思を理解して貰いたいならばわかるように伝える。
とても大事なことで、とても当たり前のことですが、未熟な私には成長となった1年でした。

ちなみに来年の目標は



自己責任をとる


責任転嫁をしないで(なるべく)新年を過ごせたら、さらなる自己成長を実現できると確信しております。(いや~、思い切りました!)

大掃除

2009-12-25 21:02:36 | Weblog
明日は、1年の埃を落とす大掃除

毎日掃除をしているのにどこからともなく現れる本当に困った埃さんです。

新年を迎えた時に、気付いて頂けるぐらいにきれいになるように頑張る予定(?)です。

毎日の風景ですと、慣れてしまい小さな変化に気付きません。
1年の自分を振り返るいい機会にして、掃除に精をだしていこうと思います。

局所と全体

2009-12-21 20:31:16 | Weblog
体が痛む時に、人はなぜ痛むのか考えます。

そして原因がわからないと、とても不安になります。(おなか痛い・・・食中毒かなぁ・・・もしかして胃潰瘍・・・まさか癌!!)

痛みを抱えた人が、考える救いの手として診断をもとめます。(血液検査、X-ray、MRI、CT、PETなどなど)

病名を聞いて、安心します。(●●じゃなくてよかった、●●だから熱がでたのか)そして、薬をのみ治療を完了とする。

これが現在の医療における簡単なフローだと考えています。これ自体は悪いことではないですが、ちょっと陥りやすいことがあるなと思ったので個人的な考察をしてみようと思います。

疾患を治療するにあたり、大切なことが診断による病名、この病名が専門性を過ぎると混乱を生じる可能性があるのです。
それは、症状が1つである場合は良いのですが、複数あった場合に各専門科に行かなければならないということ(胃が痛い、頭痛がする、手が痺れる・・・内科、脳外科、整形外科)それぞれで薬をもらい飲む。(痛み止めと胃薬の関係のことはこの際、目をつぶります)
これにより、患者から疾患へと比重が変わっていきます。

私が思うのは、明らかな病気(風邪症状で整形は行かない)であればべつですが、まず、患者様自身がいつ痛くなったのか?何をして?と考えることでもっとわかることがあるのではと思います。

自分の体に興味をもつことの大切さ

そして治療者として患者様の全体に視線を向けられること良い治療につながると考えています。

連想してください

2009-12-11 19:30:35 | Weblog
連想ゲームと同じ要領で診療をしています!

こんなことを書くと怒られてしまいそうですが、施術にあたり大切なものにスクリーニングがあります。

すなわち、見極めです。
私が治療の中で大切に思っていることのひとつです。

なぜならば、どんな優れた技術も適応する原因がわからなければ結果を出すことは難しいからです。
もし、万能薬があるのならば診断技術は不要となり、この世から他の治療は淘汰され1つのものに統一されるはずです。

『膝が痛い』から、何個の疾患名をあげられるか?どの系統の創造をできるか(骨・軟部組織・神経・精神)?原発性・症候性?・・・さまざまな条件を熟慮できると伝わることのない患者様の痛みに自分のイメージが近づくことでよりよい治療を提供できると私は考え、その導きだした原因に対して、治療技術の選別をしていくことが治療の本質となると思います。

なので、頭の中にある限られた知識と体得してきた経験、そして、感を頼りに連想し導きだしていく

ちなみに、この考え方は東洋にもあって、八網弁症論、陰陽論、蔵府弁証論、経絡弁証論などなどあげたらきりがないというかそのものであります。

臨床での連想を大切にしていきたいですね

御縁とネットワーク

2009-12-07 20:17:26 | Weblog
昨日は、元研修先の先輩に会ってきました。

この方は、良い2面性をもっていて今の整形で柔道整復師としての大業をなし、後輩への指針となる仕事をしています。

私がいうのもなんですが、実際に柔道整復師(接骨院の先生の正式名称)で、外傷による骨折を処置できる人がどの位いるのでしょうか?
多分、あまり多くはいないと思います。それどころか、見たこともない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そもそも、環境がないというのが事実であり整形外科が普及している今に接骨院であることの需要がないのです。しかし、それだけではなく私たちが外傷を学ぶ姿勢が足りないから信用がないのもあるような気がします。
実際に、整形外科で働いている人でも骨折を処置する機会がないことがあります。
それは、医師からの信用がないため助手にもなれないのです。同じ整形でも、整復から固定まで行うことができる場所もあります。

この差は、なんでしょうか?

これを、できる人間が先輩なんです。
医師から信用をおける人材、それが接骨院における開けた未来につながるかもしれないと私は思っています。

ちなみに、もういち側面は名誉の為に控えようと思います。






カメアリ●●●●隊はもういいでしょう、先輩・・・

ご挨拶

2009-12-02 16:39:24 | Weblog
今日は、昼休みに業者さんが年末のご挨拶にいらっしゃいました。

いつも思うのが、仕事ができる人ほど謙虚で素直な方が多いなぁと感じます。

私は、井の中の蛙になりやすい環境にいるため、このような挨拶をうけると良い気持ちとドキッとした気持ちになります。

謙虚に素直にポジティブに今年も少ない日々を過ごして行こうと思います。