接骨院治療日記~奮闘記~

新規開業の接骨院の日々の日常や、患者様とのふれあい、治療家としての気づきなどをつづっていきたいと思います!

今月もあと少し

2015-09-28 15:58:02 | 日常の出来事
本日は、日中暑いですね

外でちょっと出遅れたセミが鳴いていると、微妙な感じでちょっとだけ『おせーよ』と心の中で突っ込んでしまいました。

さて、特にこれといって身の回りに大きな出来事はないのですが、本日は事務業務の日でありますのでその辺から少し

来月は、当社の初めての経営計画発表会を開催することになりまして、準備の真っ最中であります。

とにもかくにも、初めてのことなので、何から手をつけて良いのかさっぱり

でも、やらないとわからないことなので、手際が悪く、至らない点も出てしまうと思われます。

来ていただける皆様暖かい目で見守ってやってください。

けっして、失敗して良いとは思ってないですよ、やるからには当然完璧にやるつもりですが、未知の領域なのでどうなるやら・・・

それより、間に合うのか?


・・・本当に不安


エクシステンス株式会社 香山大樹

休日の過ごし方

2015-09-23 16:38:47 | 日常の出来事
皆様、シルバーウィークはいかがお過ごしでしょうか?

私は、骨折の治療、読書、友人との食事、会社のBBQと充実したお休みを過ごさせていただきました!

明日からは、また仕事が始まります!

段取り8割と言われるように、明日の準備を本日をしっかりして、気持ちよく仕事できるようにしたいですね

香山大樹


本日は勉強会!

2015-09-17 16:33:01 | お勉強
本日は、本院で行われる月1回の【症例検討会】の日となります。

今回は、巡り巡って私の出番なのですが、グズグズ病にかかり、昨日から徹夜で辛くも資料作成いたしました!!!

テーマは【骨盤変位と姿勢分析による考察】です!

当院の治療方針のひとつであります、姿勢(体の歪み)から骨を支える筋肉の異常をみつけ、症状を引き起こす原因を特定する

外傷では、症状と原因が近接していることが多いですが、亜急性外傷や遷延化している病症は、二次的な代償性の負荷などにより、症状と原因が一致しないこともあるのです。
現状の体の情報から、どこの筋肉が弱化して骨の変位があるかを考察することで、対症療法から根本治癒の治療プランへと移行していけるようになるのです。
当然、初めから全てがわかるわけではありません、患者様の既往歴、現病歴、環境など多くの干渉する要素をしっかりとヒアリングしなければなりません、その上で原因の仮説を立てしっかりと根拠のある治療プランの提供ができることが大切であると考えています。
また、検査には、関節可動域検査、徒手筋力テスト、ストレステスト、神経学テストなど多くの複合的な要素もあります。これからも、しっかりと学んでいきながら治療家としての質を高めていきたいと考えています。
私が、患者様、諸先輩方などから学んできたことを少しづつスタッフへ還元し、必要とされる治療家になってもらえることを目標にこれからも症例検討会を続けていきたいと思います。

聞いたことがあるのと知っているのは違う、知っているとやったことがあるのは違う、やったことがあるのとできるのは違う

知識を身に付け、実施を繰り返し、習得する

症例検討会は知識をつけるための土台ですね

鶴沢接骨院 香山大樹

もっさりを斬首

2015-09-14 19:37:39 | 日常の出来事
本日は、約3ヶ月ぶりに美容室へ

母親の誕生日も兼ねて2人で予約を

前回カットしていただいたときに、2ヶ月が限界だよと教えていただいたのですが、たしかに3ヶ月目にはいって髪の毛が目にかかり湿気のある日には、もっさりして収拾がつかない状態になりました。

やっぱりプロのいうことは間違いない

今度はちゃんと2ヶ月で行こうと思いました。

母親も、満足していたようでよかったです

香山大樹


筋萎縮のエビデンス

2015-09-11 11:44:15 | お勉強
豪雨による各地の被害

皆様、どうぞお体にはご自愛ください

さて、相変わらずブログをサボりまくってます。すいません(;´д`)

本日は【筋萎縮】のお話

ここでの筋肉とは、骨格筋のこととして進めてまいります。(筋肉には、内蔵平滑筋、骨格筋(横紋筋)、心筋に大きく分類される)

大きな分類
神経原性・筋原性・廃用性に分かれます。

以下資料抜粋

神経原性筋萎縮・・・障害された下位ニューロン支配領域の全ての筋が萎縮する為、群集萎縮が見られる。筋電図で振幅が大きく高電位を示し発射頻度が減少し多相性を示す。(大きな波形)遠位筋優位の筋力低下が特徴(例外もあり)代表的には、ALS(筋萎縮性側索硬化症)シャルコーマリートゥース病、脊髄性筋萎縮病、球脊髄性筋萎縮病などがある。
個人解釈※神経伝達が弱化するので遠位になると届かなくなるので遠位筋が弱化する

筋原性筋萎縮・・・1つの神経筋単位のなかでも萎縮するものとしないものがある、筋原性酵素であるCK・AST・LDH・アルドラーゼが上昇、筋電図で振幅が小さく低電位で発射頻度が増加(細かな波形)近位筋優位の筋力低下が特徴(例外あり)進行性筋ジストロフィー・多発性筋炎・筋強直性ジストロフィー・遠位型ミオバチー
個人解釈※神経伝達は正常であるが、筋肉自体が弱くなるので、筋の面積に比例して弱化度合いが著明になるので近位筋が弱化する
廃用性筋萎縮・・・長期臥床、運動麻痺による二次的な筋萎縮

※群集萎縮・・・神経に支配される筋肉の束が萎縮する。神経筋単位(運動単位)で萎縮すること
※遠位筋・近位筋・・・体幹に近い場所(大殿筋・起立筋など)を近位筋、四肢末端(手足)を遠位筋といいます。

とあります。

筋肉が弱くなるという一部の情報でも、スクリーニングによって病変をみつけることができます。(上記は、実際、筋電図、血液検査、組織染色などが必要)
実際の臨床でも、病名の特定はできなくとも、この考え方は応用できることがあり、筋萎縮が原発的な筋組織自体のものによる場合、支配神経(末梢神経)による場合なのかを考察するだけでも、治療プランの組み立てに大いに役にたちます。
ただ、主訴(痛い・だるい)という情報だけで、主訴部位だけに対症療法をするのではなく、運動器から原因をさがし、症状があらわれたストーリーを見出すことがより良い治療になるのではないかと考え、創意工夫をして日々進化することがよりよい治療に繋がると信じています。

エクシステンス株式会社 香山大樹