接骨院治療日記~奮闘記~

新規開業の接骨院の日々の日常や、患者様とのふれあい、治療家としての気づきなどをつづっていきたいと思います!

常に成長して更新するために

2015-10-26 12:39:26 | 考え方について
最近、ブログの内容が経営色が強くなり、さらには接骨院としてなのか、個人としてなのか、不明瞭なブログとなってきてしまっている現状

これを解消するには、接骨院としてのブログではなく、会社社長としてのブログへ変更することがよいのではないかと思い

治療家としての接骨院ブログを他に立ち上げようかと考えております。

まだ構想段階ではありますが何かひとつテーマと方向性を持ちたいと考えております。

エクシステンス株式会社 香山大樹

久しぶりの読書

2015-10-23 09:32:03 | 日常の出来事
最近、本を読む機会が減っていたのですが

色々と思うところがあって、買いだめした本棚からチョイス

小山昇 著 『右肩下がりの時代にわが社だけ 右肩上がりを達成する方法』

を読み始めました。

この方の書籍は何冊も読ませていただいておりますが、血の通った経営者としての話がとても勉強になります。

そして、今、経営を学ばせていただいている成果塾での内容と、ほぼ同じであるように感じます。

成功している経営者に共通しているように感じるのは
理論などの戦術戦略だけではなく、目的を明確にして、結果を出すために行動をすることであると思います。

経験と考えを書籍で学べること

さらには、成果塾で、現役に経営をしている人から、直接、話を聞けること

とても、恵まれた環境が今あるので、あとは行動と、ブレない理念を構築していきたいと思っております。



エクシステンス株式会社 香山大樹



防火管理者の講習完了!!

2015-10-22 15:22:51 | 日常の出来事
当院の分院である『ちば中央接骨院』は親が運営している大勝堂ビルにテナントを構えているため

消防署から連絡があり、この度、防火管理者の資格を受講しました。

今日は、防火管理者とは何ぞや?ということで少し資格に触れてみようかと思います。

防火管理者とは、防火対象物(ビルやホテルやデパート、他には豪華客船など)で起こった場合の初期消火、避難経路の確保、消防士への情報提供、そして、消防訓練の実施などであります。
これらの必要性が大きく認知されたひとつが、2001年(平成13年)9月1日の新宿歌舞伎町の雑居ビル火災で47人の内44人が死亡する事件です。
避難経路や、換気口が塞がれており、皆一酸化炭素中毒により亡くなったとあります。
この背景には、テナントの入れ替わりが早いために、中の状態を把握管理することの難しさがあったようです。

こういったことにより、ビルの管理者だけではなく、テナントでも建物全体で収容される人数が一定以上の規模の場合、防火管理者を設置することが義務付けられたようです。

実は、これらの消防法は、何か被害や問題があれば、常に更新されています。
しかし、これらの情報は、能動的に取得しなければなりません。簡単に言えば、消防法が変わっても自分で調べないといけない、さらにそれによってコンプライアンス違反になり、罰則・罰金の対象になるのです。

自分のことは自分で守る

私が取得した登録販売者でも、厚労省はセルフメディケーションを推奨しており、今、時代は自己責任へと変容しているようです。

当社も、今年は就労規則や、療養費の適正などコンプライアンス強化を意識づけております。

権利と責任

とても難しいですね。

エクシステンス株式会社 香山大樹

皆様ありがとうございました!!!

2015-10-10 00:09:41 | 日常の出来事
少しすぎてしまいましたが、恥ずかしながら10月7日は、わたくしの誕生日でした。

そして、なぜブログにこんなしょうもないことを載せたかというと

本日、妹から誕生日プレゼントをもらいました・・・・

本来なら、喜ぶところではありますが・・・

・・・

・・・

・・・

なんだこれ

サンドリっぽくなってしまいましたが、驚愕の誕生日プレゼントです


まあ、なにはともあれ、感謝感謝でございます。

香山大樹

Lambert-Eaton症候群(ランバート・イートン症候群)

2015-10-02 09:56:19 | お勉強
昨日の雨風はすごかったですね~

自宅の窓を開けっ放しにしていた為に、床がびしょびしょに・・・

自業自得です。

さて、連日になりますが、以前から気になっていた疾患をピックアップ!


以下、書籍より抜粋

神経筋接合部において神経終末の電位依存Ca+2チャネル(VGCC)に対する自己抗体が存在するために、アセチルコリン(ACh)の放出が阻害され、神経筋伝達の阻害により筋力低下や易疲労性をきたす自己免疫疾患である。傍腫瘍症候群の1つで、特に肺小細胞癌を有する中年男性に発症しやすい、重症筋無力症との鑑別が重要である。
症状として、日内変動がある筋力低下と易疲労性(重症筋無力症との共通点)、特に四肢筋力(下肢近位優位)、腱反射低下、反復運動により一時的な筋力回復がみられる※重賞筋無力症との相違点
鑑別として、筋電図による、高頻度反復刺激によるwaxing現象の確認をもって行う


以下、個人的な解釈

以前から、傍腫瘍症候群について興味がありました。腫脹を攻撃するはずの免疫システムが自身の関係性の低い場所を攻撃してしまう。
腫瘍が、カルシウムチャネルと類似する抗原を発することにより、Bリンパ球の抗体がこれにより、本来のカルシウムチャネルを誤爆してしまう、これによりカルシウムと取り込めない神経細胞がアセチルコリンを分泌できないことにより筋の収縮が阻害される

症状と原因が異なるケースであり、私たちの適応範囲疾患はないですが、リスクヘッジの他に、このような仕組みを理解することで、原因がわからない日々の痛みなどの症状の原因を特定するホリスティックな観点の勉強になります。常に、自分の状況と今ある情報をリンクし、当事者意識といいましょうか、自己に必要な情報を獲得することでより実用的なものになっていくのではないかと思われます。

鶴沢接骨院 香山大樹

Huntington病(ハンチントン病)

2015-10-01 20:02:30 | お勉強
10月になりましたね!今年も、あと2ヶ月だと思うと早いですね~

やることを決めて自分の目標へ向かい限りある時間を有効に活用したいものです。

さて、本日は、ハンチントン舞踏病について、国家試験の時に勉強して以来ですが、しっかりと学んで行きましょう!

以下、書籍抜粋

多くは30~50歳で発症する常染色体優性遺伝疾患で、徐々に発症し進行する舞踏運動と認知症などの精神症状を主徴とする。特定疾患治療研究対象疾患である。白人における有病率は10万人あたり4~10人であるが、日本での有病率は100万人に1~4人(欧米の10分の1以下)で、まれな疾患である。
※舞踏運動・・・四肢に何かのしぐさをするような素早い不随意運動、進行すると顔や全身に出現(口すぼめ、舌打ち、しかめ面など)
頭部CT・MRIで尾状核の萎縮を伴う側脳室の拡大が見られる、これにより診断を決定する。
治療法としては、本治はなく、対症療法しかない
不随意運動に対して、ハロペリドール・チアプリド
精神症状には、ハロペリドール・クロルプロマジン
※L-dopa(ドーパミン)で悪化する
組織としては、線条体の神経細胞の変性・脱落によって、淡蒼球内節の活動が低下し、結果、舞踏運動が出現する。

予後は不良であり、末期になるとなたきりになることによる、誤嚥性肺炎などの感染症で死亡する。

以下 個人的見解
中枢神経の上位運動ニューロンが障害される疾患なのですね、パーキンソンはドーパミンがないことにより、抑制がかかりすぎる疾患ですが、ハンチントン病は、これとは逆に、線条体が変性すること(線条体は、ドーパミンを受け取って筋肉のブレーキをかけながら調節する。)で抑制がかからず不随意運動が発現するのですね
簡易的に、中枢神経障害は痙直性、末梢神経は弛緩性と理解してましたが(当然、脊損などそれに当てはまらないものは多々ある)中枢神経でも、このように抑制系の病変になることは大変勉強になります。錐体外路系の障害であることも付属しておくことで病変の理解が進むような気がします。
病名を覚えることではなく、臨床症状から病変の障害部をスクリーニングできることが大切なのではないかと思います。(あくまで病症診断での話です。治療家としては、患者様のことを考え何ができるかが大切です!)

また少しずつ勉強していきましょう。

鶴沢接骨院 香山大樹