ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

日前宮駅

2011-12-20 05:00:00 | 

先週の日曜日(一昨日)から姫に来ています。釣りの話も綴りたいところですが、日前宮へ行った記事がまだ残っているため、UPする機会がありません。先月行った闘鶏神社の記事も書かないといけないし・・・どうもネタが有り余ってしまって始末に負えません。

そろそろ帰路に就く時間、往路を歩いたので復路は電車でと思い駅の方へと足を向けます。でもこの標識の読みは“ひのくま”ではありません。確か“ひのくまじんじゃ”で変換して検索するとヒットしたのですが・・・。

ここに来る前日、和歌山在住の後輩(アヤノコウジキミマロに良く似てるのです)に駅から日前神社まで歩いたら遠いかと聞いたら「ニチゼンサンへ行くの?」と言われ、何を言うとんじゃとカチンときたのですが、こちらとしては尋ねている身、偉そうなことは言えません。「ひのくまじんじゃや」と言っても「ニチゼンサンでしょ」と訳の分からんことを言っておったことを思い出したのでした。

なるほどこれで納得、和歌山市民は日前神宮のことをニチゼンサンと呼んでるんですね。これが和歌山特有の発音ニチデンサンでないのが面白いところです。だったら日前神宮だけでなく、同所に國懸神宮もあるのですから、そちらの名を取ったとしたら何と読ませるのでしょうね。コッケンサンとでも読むのでしょうか。

              

でも幼稚園の名前は“ひのくまようちえん”と書いてあったはず、こんなややこしいことは外部の人間には理解しがたいものがあります。

さて奉幣使としての役目を終えた藤原定家、急いで次の王子へと走りますが、待ち受けていたのは満願寺の僧、「日前宮への御幣使は必ずこの寺に立ち寄り、御誦経の供物をあげてゆく」と寺に連れ込まれ、仕方なく参詣しお布施を置いていくと「これでは少ない」と口々に言われ腹を立てています。こんなことまで明月記に残しているとは、この定家という人もなかなか面白いではありませんか。

でもこの辺には満願寺というお寺は見当たらなかったなぁ。

              

日前宮駅まで来て改札口も無いのでホームに上がると、次の電車まで15分もありました。先のキミマロ似の後輩は和歌山駅から20分か30分はかかると言っていましたが、往路を歩いた感覚では15分ぐらい、通常初めてのところへ赴くと時計の時間より長く感じることが多いのですが、今回の私はそんな風にも感じていませんでした。

こちらは和歌山駅方面の線路、逆方向の終点は貴志川駅です。猫のタマちゃんが駅長をしているそうで、「貴志川まで行って来たら」とキミマロちゃんは言いますが、猫の駅長には興味が湧きません。

              

余計なことを考えずにサッサと帰れば。電車より早く着けるかも知れないし、170円も助かります。往復で340円、帰りの電車でビールのロング缶飲めるやん!車だったらそうはいきません。でもさっさと帰ることは出来なかったのでした。

             gooリサーチモニターに登録!