ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

春日神社

2011-12-08 05:00:00 | 大阪にて

南町4丁目の交差点を東へ渡るとすぐに尼崎市に入り、東への道をまっすぐに歩くと、昨日のポンプ場が左手にあり、そのまま進むと藻川を超え、田能の街を抜けて園田競馬場に至ります。

競馬場には用はありません、要は弥生時代の遺跡である田能遺跡へ行きたいのですが、あまり詳しいことは知りません。その近くにきっと遺跡はあるのだろうと思いながら、取り敢えず農業公園を目指して歩いていました。

             

藻川の土手に立っていた案内板、この地図では田能遺跡が何処にあるのか分かりませんが、自分は中洲の北側に居るのが分かります。このままこの道をまっすぐに進めば農業公園があるので、その道を選んで歩いて行きました。

             

歩いていると、ポツンと遠くにこんもりとした林があるのが見え、きっと神社かお寺があるのだろうと思って行ってみることにしたのです。

手前には畑で働いている人が居て、のんびりとしてのどかな風景です。

             

到着してみるとやはり神社、春日神社とあり、直近に行った神社が春日大社だったので、何か運命の悪戯めいたものを感じますが、何も困ったことではありません。

             

拝殿だけで本殿はない簡素な神社です。社務所のようなものも無いので、掃除も行き届かないのでしょう、階段には落ち葉がたまっています。

             

ひとところに仏像やお地蔵さんに見たてた石が無造作に並べられていますが、安置しているというより、寄せ集めているという風、もう少しなんとかならんのかい?と思うのですが・・・

                  

神社の裏手から農業公園へ行こうと思い、裏手に出るとまん前に、このクスノキを見て、思わず「可哀想!」です。どう考えても建物の方が新しく建てたであろうと思うのですが、家の造りに沿った形で木が捻じ曲がっているではありませんか。

きっとこのクスノキが育った時点でもっと古い家があって、その家の形に沿って変形したものなので、今あるこの家もこのクスノキに沿った形で設計したものと思われます。

この木はどう感じているのか知る由もありませんが、人間なら家格や社風に雁字搦めに嵌め込まれ、人前では一人前を装いながら、性格はひん曲がったようになってしまうのを連想してしまいます。

             

神社の裏手からの眺め、紅葉したり常緑樹が見える一帯がおそらく農業公園でしょう。

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