シデコブシ

　午前中の所用を済まし、レンズも購入したので梁谷山に行ってレンズを試そうと下呂市金山町弓掛にある梁谷山を目指すが途中で雪が降り出す。
　車のタイヤは既にノーマルタイヤ、下山後道が凍結して帰れなくなってしまうのでは・・・という心配が頭をよぎり梁谷山へ行くのをあっさりと諦める。
　時間は午後の2時で、まだ早い。
　そこで頭に浮かんだのがシデコブシを見に行くということ。
　思い立ったら吉日、中津川市の自生地へ向け車を走らせシデコブシの花を愛でてきました。
　まだ蕾の状態のものが多く５部咲きといったところだったので数日後には見頃となることと思いました。
　シデコブシは東海丘陵植物群の１種として知られ岐阜県東濃地方を中心に養老山地東麓の扇状地、木曽川・庄内川流域、渥美半島などに分布しています。
　東濃地方は連続分布をしていますが他の地域は孤立していて絶滅の危機にさらされていて準絶滅危惧種に指定されています。
　といっても自生地での話、庭木としても販売され下呂市内でも庭木として見かけることがあるので本当に絶滅危惧種と思えてしまうことも。
　ただ樹木として生き延びているというだけの問題では無く種の多様性の遺伝資源の保存という視点から見ると自生種が大切なのです。
　そういった視点から自生地の大半は保護されていてマスコミにも結構登場したりするのでシデコブシを見たことが無い、もしくは識別ができない人でも名前だけは知っているという人も多いのではないでしょうか？
　私はモクレン科モクレン属の花は芽吹き間近だということを知らせてくれる存在であり好きな花です。
　特にシデコブシは花弁も多く花が見栄えすることから時折無性に花が見たくなるのです。
　花だけなら先にも述べたとおり近所の庭木を見に行けばよいのですが自生している株の花の美しさにはかなわないんですよね～
　こんなことを書いておきながら自生しているシデコブシの花を見るのは随分久しぶりで、前に見たのがいつだったのか思い出せない状況です。
　徒然写真帳で登場させるのは初めてですので少なくとも6年以上は経っています・・・・
　というわけで本当に好きなのかと問い詰められると恐らく私は無言になってしまうことでしょう？（管理人）


5部咲きの状態だったので花芽から開花までの写真を並べてみます
　　　　　　　　　　　　　　　　　花芽
　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　雄しべ雌しべがしっかりと観察できる花は少なかったです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　


あとは自生地の様子です

　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　背後に恵那山
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　
シデコブシのあとはハナノキの花の写真も撮りに行きました。今日ハナノキまで書こうと思ったのですがブログ疲れです。
後日記事にしますといっても明日は出張で不在ですから明後日以降ですが。
あと他にも色々と写真を撮っていますのでダラダラといつもどおり書きつづっていきます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　

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