島畑

　先月、ひょんなことに以前、テレビで見た濃尾平野の島畑のことを思い出す。
　ネットで調べてみると一宮市三井の島畑のことが出てきます。
　一宮にあるんだと思い、これは行かなければと思い立ちます。
　ちょうど、先日の3連休の初日、あいにくの雨模様で山にも川にも行けないので実家で過ごしていたのですが、雨のため庭いじりをできないので行ってくるか！と思い立ち出かけてきました。
　島畑は一宮パーキングの北側ですので、パーキングの駐車場に車を止め傘をさして散策。
　実際に歩いてみて思ったのは畑の大半が耕作放棄でエノキやセンダン、アラカシの林になってしまっている・・・
　ちょっと残念・・・
　ですが三井の集落の近くへ行くと現役の畑として使われている島畑が存在していました。
　圃場整備されていなく畔は曲線を描き歩いていて気持ちがよく懐かしく感じました。
　今度は、天気のよい時に歩いてみようと思った島畑散策でした。
　でも、現地は少年時代に行ったことがあるのですが全然記憶にない。
　何故だろう？恐らく耕作放棄が増え雰囲気が変わっているからだろうと思います。
　島畑が残されている地域は少なく、一宮市三井の島畑は全国で最も規模が大きいものだということです。
　棚田と違い保全活動があるわけでもないし、耕作放棄も増えていますので、このままだと濃尾平野の伝統的な農村景観が失われてしまうと思ったのでした。

　現地の詳しいことはこちらへ⇒愛知県一宮市三ツ井における島畑景観の維持


　　耕作放棄され二次遷移がはじまっています。何故かセンダンが目立ちました
　　


　　


　　畔の曲線が心地よい、水路にはナマズがいました。こんなところにいるんだ～と思いました
　　

　　
　　


　　盛り上げられた畑。
　　


　　島畑へ潜入。傾斜した農地。これだけ盛り上げるのは大変だったろうと思います
　　

　　田圃の中に農地が浮かび、まさに島
　　


　　


　　

　　
　　

　　まさに掘り下げて作られた水田
　　


　　


　　


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