徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

水窪の天空の集落の写真を見て思ったこと

2014-12-25 21:01:21 | Weblog
 パソコンの老朽化により動きが超スローになってしまっていた関係で書く気が失せていたブルグ。
 先週末、新しいパソコンとなり扱いに慣れてきたら、ふと今月初旬に早朝散歩クラブで出かけた浜松市天竜区水窪の天空集落のことを書きたくて写真を見ていていたら、ふと今月に大雪で孤立した徳島県の集落。テレビの映像をみていて四国の天空の集落だな~と思ったことを。
 車の時代となる前にはメリットがあったから成立した集落。
 中央構造線沿いに見られる集落なのだが車の時代となっては不便という言葉で片付けられてしまう。
 道路インフラの整備もままならず雪による倒木により除雪がままならず孤立してしまったという結果だと思います。
 そんなことを考えていたら、先週の大雪で停電が続いた岐阜県内のこととオーバーラップしてしまいました。
 テレビや新聞では倒木は雨から雪にかわった湿った重い雪が降ったからという冠雪害のメカニズムを説明するもの。また道路沿いは林縁にあたりもともと雪で折れやすいとか・・・冠雪害が起こる原因についての説明がなされていました。
 森の関係をしている私は当然の結果だよな~と思う一方で過疎と高齢化ということが頭をよぎる。
 今回のような雪は今年初めて降ったわけでもなく以前からあったこと。
 これが何故大規模な停電につながり復旧が長引いたのか。
 もともと山村地域は林業を生業とする人が多く自伐林家と言われる人が大勢いたのです。
 私が岐阜県に来たばかりの時に地元の山仕事をする人たちが地域の倒れそうな樹木を自主的に伐採していたり、倒れてしまったあとの整理しているという話を耳にしてきました。
 簡単にいうと集落独自の取り組みとして予防と復旧を行っていたのです。
 今でも行われていることですが高齢化によりチェンソーを扱える人が減ったこと。長引く林業不況により林業の担い手の減少しているという原因もあるのではないかということを思ってしまったのです。
 少子高齢化と過疎という現実が突きつけられた結果ではないかと思ったのでした。
 ここでは水窪の大沢と大野の天空の集落の写真を載せますが、こういった風景を楽しめるのは、あと何年?なんてことも考えてしまった今年12月の大雪でした。(管理人)


                      



                      


                      



                      



                      




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2 コメント

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Unknown (ふりかけ)
2014-12-26 05:18:30
ようやく復活ですね。
地域の問題は難しいですね。映画「果てぬ村のミナ」では、「それは限界集落でなく、消滅集落と言うんです。」と言われ住民がキッとするシーンがありますね。地域に暮らす人が価値観だけでなく、現実の暮らしとしても過不足なく満ち足りるような、そんな地方創生を期待したいですね。
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Unknown (管理人)
2014-12-26 20:30:22
ふりかけ 様

 復活してしまいました。
 壊れかけたパソコンでブログをやることの無理を実感した一か月間でした。
 現実の暮らしとしても過不足なく満ち足り社会はやはり必要だと思います。
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