徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

大町山岳博物館

2023-05-08 21:41:35 | Weblog
 小谷から千国街道を走り大町までやってきて最終目的地は大町山岳博物館としました。
 何故かっていうと山岳博物館から見る北アルプスが奇麗だからと市立博物館としてはハイレベルな博物館を訪ねたいという理由です。
 私が大町山岳博物館を初めて訪ねたのは大学1年の時です。
 その時に、こんなところ仕事ができたらいいなと思いました。
 幸い私の母校はスクーリングで学芸員の資格を取得することができたので専門講義を履修しました。
 そのおかげで資格を得ることができたのですが、博物館の学芸員になることは非常に狭き門であったので、学芸員にはなれませんでした。
 ですが、資格を得る過程で博物館の魅力を知った私は博物館に足を訪ねることが今でも好きで大町山岳博物館には過去に何度も足を運んでいて今回の訪問が何回目かは覚えていません。
 今回の訪問では付属園の飼育員による飼育されている鳥や動物の解説ツアーがあったので、展示を見るのもそこそこに研究目的に飼育されているライチョウや傷病鳥獣として保護され飼育展示されている動物の解説を聞きました。
 解説が終了した時間が15時。信濃大町駅発南小谷行きの電車の発車時刻が16時36分。駅までの移動時間や輪行袋にいれる時間を考えると15時30分には出発しないといけない・・・ということで残り30分も展示を見る時間に費やし博物館を後にしました。

    玄関前のカモシカのブロンズ像。日本で初めてニホンカモシカの人工飼育に成功した博物館らしいモニュメントです
    

    入館するにあたりボランティアスタッフと思われる方から「本日は北アルプスの特別展示を行っています」と言われた通り3階から北アルプスが奇麗に見えていました。
    

    以前と違っていたのは展示は3階からとなっていたことです。展示は北アルプスの成り立ちから自然科学、人と山の関わりの展示と続きます
    

   お薦めはライチョウの展示。見ごたえがあります
   

   山岳博物館とライチョウとの関わりの歴史の展示は見事です。私が初めて当地を訪れたのはライチョウ調査を終えた後でした
   

   この展示を見てフォッサマグナを辿って自転車を走らせたことがわかりました。
   断層沿いであるために高低差が少なく初めて山岳サイクリングを楽しむ人にはお薦めのエリアです
   

   ザックの展示。大きいほうのザックの重量は8kg。昔の展示は30キロだったんですけど・・登山装備の軽量化を実感します
   

    百瀬慎太郎の「山を想えば人恋し、人を思えば山恋し」詩。信濃大町駅前にこの歌碑があります。
    この展示を見ているときに付属園の解説ツアーの時間となり、ツアーの集合場所へ移動しました
   

   解説ツアーには家族連れを中心に多くの人が参加していました。
   丁寧な解説をしていただき色々な面で勉強となりました
   

   解説ツアー終了後に大町市のゆるキャラである「おおまぴょん」が登場しました。初めて実物を見ました!
   実は私はゆるキャラが好きなんです。
   

   解説ツアーのあとミュージアムショップを見学した後に信濃大町駅へ向かいました。
   その途中に自転車のギヤが入らなくトラブルにみまわれました。
   下りであったので事なきを得ましたが登りだったらリタイヤでした・・・
   ちなみに原因はシフトワイヤの部分断絶でした。
   旅を終え実家に帰った時間を使って行きつけのお店でワイヤ交換をしてもらい今ではすっかり元通りです
   

   南小谷駅に到着し車の止めてある小谷村役場まで移動して今回の旅を終えました
   


 最後となりますが大町山岳博物館はお薦めの博物館です。
 まだ行ったことが無い人は是非とも足を運んでください。



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コメント (2)
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千国街道サイクリング(塩の道)~白馬から大町~

2023-05-08 00:45:27 | Weblog
千国街道サイクリング(塩の道)~小谷編~からの続きです

 白馬村に突入です。
 行政界を越えると道標のデザインも変わります。
 自転車活用促進法が施行されてからサイクリスト向けの道標も整備されるようになってきています。
 その影響なのか白馬村や大町では多くのサイクリストとと出会いました。12年前にも訪ねているのですが、その時より多くなっているような印象を持ちました。
 

 自転車を走らせ岩岳スキー場に差し掛かるとスキー場内をマウンテンバイクで下っている方々を見かけました。
 かつてのマウンテンバイクブームほどでは無いですが最近マウンテンバイクに乗る人が増えているように感じています。
 当時との違いは他者とのトラブルを起こさないようにマウンテンバイクに乗る人が気を使っていることでしょうか?
 

 街道を外れ絶景ポイントで有名な白馬大橋に立ち寄ってみました。
 理由は有名だから一度は行ってみよう!でした。
 登山で何度か白馬へ行っていますが、この場所って立ち寄らないんです・・・
 確かに良い風景でしたが多くの観光客に交じってみる白馬は味気なく感じ居心地が悪かったです・・・
 

 再び千国街道に戻り白馬をみます。
 民宿やらペンションといった建物と白馬。
 この俗っぽさが白馬らしいと私は思いました。
 

 自転車や徒歩でないと気づかないのですが白馬村の中にも結構な数の石仏があります。
 あまり話題とならないのですが、かつての街道筋であることを実感できる存在です。
 ただスキーシーズンだと雪に埋もれているかな?
 

 普段のサイクリングでは持ち歩いている行動食で済ますことが多いのですが今回は時間が余裕があったので道の駅で食事をとりました
 選んだのは蕎麦。やはり信州ですから!
 蕎麦を食べながら12年前にたどり着けなかった佐野坂へのルートの確認をしました。
 GPSの中にGPXデータがしっかりと格納されていて間違うことが無いことを確認して出発しました
 

 国道148号線から佐野坂へ入る入口に到着しました。
 12年前はここが分からず青木湖まで国道を走るはめになりました・・・
 

 街道は佐野坂スキー場の中をとおっていました。
 冷静に考えると街道の上にスキー場を作ったが正確か・・・
 

 佐野坂は大糸線と並行し青木湖へ向け登っていました。
 グラベル(未舗装路)ですがロードバイクでも十分走行可能であったので押し歩きでは無く乗車して通過しました。
 余談ですが今回のサイクリングから700×32cと少しだけ太いタイヤとしたこともあり走りやすかったです
 

 佐野坂を登り切ったところです。
 12年越しの到達と言いたいところですが実際は・・・特段すごいインパクトを私に与えることはありませんでした。
 まぁ、こんなもんか~
 

 佐野坂を越え青木湖畔の道へとなります。
 途中、ニリンソウの群落があり自転車を止めました。
 周囲を見渡すとニリンソウの群落の中に石仏が!
 こんな光景初めてみるとと思い記念撮影をしました
 

 仁科三湖の最も北側の青木湖
 

 青木湖の次は中綱湖です。
 ここではヘラブナ釣りをしている人を多く見かけました。
 

 最後に木崎湖です。新緑の湖畔の道を自転車で走るのは気持ちが良かったです
 

 仁科三湖を越えてからは目的地である大町山岳博物館に向け自転車を走らせました
 

 大町山岳博物館の下側の展望スペースに到着しました。
 実は自転車のギヤの調子が悪く最も軽いギヤが入らない事態となっていました。
 山岳博物館への道は激坂ですので足への負担が大きく大変だっただけに北アルプスを見た時の感動はひとしおでした。
 

 大町山岳博物館に限らず、最近バイシクルラックが設置されているところが増えていて助かります
 


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