徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

スギとブナの混交林

2015-08-22 17:19:18 | Weblog
 先日は立山杉の巨木を紹介しましたが立山山麓の美女平近辺にはブナとスギの混交林を観察することができます。
 「スギ巨木物語」という書籍に当地のスギとブナの共生関係について詳しく書かれていて存在について知っていた存在。
 岐阜県だと白山中居神社の社叢の上部にスギとブナが混交した森が若干ありますが稀ですので思わず見入ってしまいます。
 以前に富山県魚津市を流れる片貝川上流の毛勝山へ登った時にもブナとスギの混交林について書きましたが富山県南東部では普通に観察できる森です。
 ここ数年来、日本海側のスギに注目していたこともありブナとスギが混交している様子を何回か観察しましたが改めて良い関係だなと思ったのでした。(管理人)

「毛勝山登山道沿いの森」へのリンク

                  美女平のブナとスギの混交林
                  


                  


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中間温帯のヤシャビシャク

2015-08-22 16:52:50 | Weblog
 今日は、中山七里の森を案内するというお仕事。
 テーマは中間温帯の針広混交林。
 様々な樹種で構成されていて優占種がなんだか分からない森。
 冷温帯の要素、暖温帯の要素が入り混じりますので種類が多いのが特徴。
 案内をしながら、これは暖温帯、これは冷温帯なんて念仏のように繰り返しながら歩きました。
 途中、時間に余裕があったことからトチノキの巨木まで足を延ばしました。
 幹回りは5mほどはあるので大きなトチノキなのですが先週立山杉を沢山みていたためか、それほど大きく感じない・・・
 トチノキは冷温帯の要素だな~と思いながら、同行者で時折徒然写真帳にコメントをいただくみやてるさんが「上に着生しているのは何だろう?ヤシャビシャクみたいだけど」と言われたので見上げてみると。なんとヤシャビシャクが!
 ヤシャビシャクのイメージはブナ林のブナの老木に着生するというイメージがあったので、ちょっとした驚きです。
 こんなところにあるのか~。みやてるさんはトチノキに着生しているのは初めてみたと言われたのを聞いて、私も同じだと思いました。
 ヤシャビシャクは環境省の絶滅危惧Ⅱ類、岐阜県だと準絶滅危惧種となっていることから個体数そのものが少ないこともありますが中間温帯での自生は相当珍しいのではないだろうか?と思い案内人といる立場をしばり忘れ写真を撮ってしまいました・・・(管理人)


写真だとどんな植物か分かりにくいので過去に徒然写真帳でヤシャビシャクを紹介した記事をリンクします。

「ヤシャビシャクの花」へのリンク
「ヤシャビシャクの果実」へのリンク

                ヤシャビシャクが着生しているのが分かりますか?
                


                ヤシャビシャクが着生していたトチノキの巨木
                



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