テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



翌朝、眠い目をこすり、8時に知内温泉旅館の食堂で朝食。
他の宿泊客はもうみなさん済ませておられた。
しっかりと朝ごはん食べて、Tさんにお迎えにきていただいたのが9時。
車は我々の荷物のことを考えていただき、町の教育委員会のワゴンだ。

旅館ウラの隠れキリシタンのものといわれている石碑をみたりしてから、
まずは知内町郷土資料館へ。
Tさんの職場だ。1階にある旧石器時代のお墓の副葬品(だったと思う)は
画期的発掘品で、近々東京のどこかの(すいません、どこだか忘れました)
博物館にレプリカが飾られる予定というほどの大発見。
2階にあがってTさんからの説明の続きを聞きながら説明を受ける。
知内町は砂金が出てにぎわったこと、旧国鉄のこと、農機具のことなど
たくさんのお話を聞いた。

またも事務員さんからお茶をいただき、いよいよお世話になった知内町を
後にする。函館へ行く途中、津軽海峡を右手にみる。
函館に着く前に立ち寄ったのがトラピスト修道院。素敵だった。
中には予約がないと入れないのだけれど、外から見るだけでも十分きれい。
門の前でマトリョミンを取り出し、写真をとる賃貸人格さん。
傍から見たらただの「へんなヒト」だ。
と、思っていたが、自分でもやりたくなり、別の場所ではマネ
をする。結局3人で同じような行動をとり、Tさんにはあきれられて
いたことだろう。その後、Tさん、やや我々と距離を置き始める(笑)。
他の観光客の視線は当然無視。
売店ではおきまりのクッキーやらバター飴を買う。

修道院を後にしてしばらく走ると函館だ。
は~るばる来たぜ♪は~こだ~て~~。
まずは塩ラーメン(行ったお店はココ)。
それから旧ロシア領事館、そしてロシア人墓地。
松山のロシア人墓地は捕虜の墓地らしく質素な
ものであったが、こちらはそうではなく、
それなりに豪華なお墓も多かった。
その後ハリストス正教会から公会堂へ。

ロシア語ではイエスキリストはイェーソス・
ハリストスだ。教会のなかはロシア正教会に
共通のイコンがたくさん。マグダラのマリア
も見つけた。



公会堂ではTさんに車の中で待っていただき、にもかかわらず、相当な時間を
使ってしまい、おそらく、あきれられたことだろう。

ここまでで3時くらいだったか。このあと我々はこの日の宿泊所である
ホテルニューハコダテに連れて行ってもらい、ようやくTさんを解放した(笑)。
「本当にお世話になりました。大変楽しかったです。」

このホテルは私の会社の函館通の方の常宿で、古い銀行(たしか富士銀行)を
改装した石造りのなかなか趣のある建物。観光名所にも近く便利。
荷物を部屋に運び、ほとんど気絶しそうだったが、それでもまた3人で外に出る。
最初に目指すはラッキーピエロ
函館で有名なハンバーガー屋だ。その前に大きなテディベアショップに
ひっかかったりしながら、美味しいハンバーガーやパフェを食べた。
そこから金森倉庫群へ。私はtajimak2さんから紹介されたグラスアートの店に寄ったりしてから
倉庫にあったロシア雑貨店で2人と合流。

ちょっと経つと夕暮れが近づく。タクシーで函館山山頂へ。
今日は夜景が見えそうだ。運がよくないとなかなか見られないという夜景。
これまで1週間くらい、ずっと見えなかったそうだ。なんという幸運。
6時半ごろ山頂について日没の7時まで日暮れの様子を見る。寒い。震える。
お腹も冷える。でも、がまんして見続けた。きれいだったー。幻想的だった。





くだりはロープウェーを使う。もうこの頃にはガスがかかり始めており、
本当に幸運な夜景見物だったことを改めて思い知る。

ふもとの駅からあらためてハリストス教会のライトアップの様子などみながら、
バスク料理の店ラコンチャに行く。
8時半頃だったかな。お客さんいっぱいで、最初はスタンディングのカウンター
で一杯やっているとまもなくテーブルが空いたので、座ってお酒やら自家製の
生ハムやらを楽しんで、ホテルへ。ぐったり。

朝はホテルの朝食はパスして、函館駅近くの有名な朝市で、ウニやいくらの
をぱくぱく。おいし~。ちょっと高かったけど、満足。
朝市はカニやお魚だらけ。ウロウロして10:40のスーパー白鳥に乗り込む。
今度はちゃんとしたお弁当買った。

あ~、楽しかった。美味しかった。少し太ったかもしれない。
また函館に行きたい。


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