テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



以前、竹内正実氏のマトリョミン講習会に参加したときに、別の参加者の方から竹内氏に「どうして、先生が弾くマトリョミンは美しい音色で、同じ楽器を演奏しても私が弾くといい音でならないのでしょうか?。」という質問があった。


冒頭の問いについての竹内氏の回答の概要は「細かい演奏方法の工夫によって、同じマトリョミンであっても聞く人にはっきり違いがわかるほど、音色も変わって聞こえる」というような趣旨のものであった。

おそらく他のアコースティック楽器でも同じことだろう。マトリョミンは電子楽器であるにもかかわらず、人間の動作の関わり方の影響度が非常に大きいので、演奏する人によって明らかに音色が違うと感じられるほどの変化があることが面白い。


ここで、私もマトリョミン演奏に随分と真剣な時間を費やしてきたことを思う。
ある曲を演奏するのに、まず、音程がそこそことれてきたら、次は、くっきりと演奏するところ、やわらかさを出すところを区別し、ビブラートのタイミング、強さに神経を払う。変化させることがうまくなってくると、ロングトーンも安定してくるような気がする。

私の演奏も、美しい音だと感じてくださる方がおられる。
私よりもはるかに美しく演奏される方々が周りにたくさんいらっしゃるので、そういわれると恥ずかしいが、うれしくもある。

本講座(東急セミナーBE渋谷「マトリョミンを弾こう!」)での3回も、こういったポイント(より美しく演奏する)までレッスンが進んでくると貴重な時間とお金を費やす意味がより大きいものになると思う。

まだご自分の楽器を持っていらっしゃらない受講生さんでも、そういう段階まで進まれる方は多い。
いずれ、マトリョミンオーナーになられたときに、きっと役に立つことと思う。


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