(このブログは世界最古の電子楽器であるテルミンやその回路をロシアの民芸品であるマトリョーシカに入れたマトリョミンについてのBlogです。)
最近、新聞は通勤電車のなかで読む日経と会社で読むその他経済関係紙4紙しか読んでいない。あとは、たまーに自宅で朝日をパラパラ。
今朝もいつもの満員電車のなかで、「さてさて、、」と無理やり体を捻ってスペースを作り、小さく折りたたんだ日経をめくり、そしてテレビ欄の今日のハイライトであるNHK総合昼12:20からの番組(※)欄をみると・・・
「神秘の音色・ロシア電子楽器の 超魔術 出現」
・・・ですと。
「神秘の音色」はまあ良しとしても、「・・・超魔術」はいかがなものか。というか、魔術などではない。
この惹句により視聴者が一人でも増えて、そして実際に見て聴いて、魔術でもなんでもない、すばらしい音楽を奏でるまともな楽器であるとの認識をしてもらうことを祈るのみ。
昨晩は名古屋から今日のために来られた皆さんと久々にお会いできて楽しかった。
みなさん、昨日は師匠の厳しいお稽古でお疲れだったことと思うが、活き活きとしておられた。今日の生放送ではきっとすばらしい演奏を披露していただけるものと強く信じている。
これを読んでいただけるのは今日の夜以降だろうが、「本番ではリラックスして楽しい演奏ができますように。」
※12:20-12:43 NHK総合「お昼ですよ!ふれあいホール」に竹内正実氏、マトリョミン・アンサンブル「マーブル」がナマ出演する。
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マトリョーシカを使った手品をやっていました。
ありゃりゃー。
朝、自宅を出る前、ビデオ録画予約を忘れたので、仕方なく社員食堂の脇のテレビで見ました。”どうしても、見たい番組があるんです”と、笑っていいともを見ている人たちを説得して、NHKにチャンネルを変えて、カレーを食べながら見てました(笑)。それでも、わあ、不思議ーって言ってみんな見入ってました。
竹内さんの演奏、久しぶりに見ましたが、オクターブ跳躍するとき、ほとんど手のひらが水平になってるような気がしました。教則本のイラストは、そんなに感じに見えなかったけどなあ...。
マトリョミンって、音量コントロールができないから、演奏の最初はグワーッてピッチあげて、音を切るときは、グワーッて下げるしかないんですよね...。あれだけの大人数で、マトリョミンをグワーッてやると、なんか空襲警報みたいでした(失礼!)。でも、演奏中は、ママさんコーラスを聞いているようなそんな落ち着きがありましたね。
ps
みんな黒ずくめだったのは意図的なんでしょうか(笑)。
ps2
たしかに、”ロシア電子楽器の超魔術出現”というのはテルミン愛好家にとってはいただけないコピーですが、演奏終わったあとに、竹内さんが”これがハンドパワーです”とか言ってもよかったかも。ほんとにパワー要るから。
私はシリーズ91の演奏経験はないのですが、イーサウェーブとの違いでしょうか。
手の大きさ(指の長さ)やアンテナへの角度なども個々人で違ってくるので、完全に教則本のイラスト通りになっていなくてはいけないということはないようです。
要は再現性(いつもその形になれる)でしょう。
ただ、ご覧になられたテレビの映像とは逆に、先生は「オープンポジションでも若干指に余裕があったほうが良い(=教則本の形)」とおっしゃっています。
私はどちらかというと伸ばし切ってしまう感じです。
>みんな黒ずくめだった
これは、正規マーブルの掟です(上下黒)。
マトリョミンは聴診器でモニターしながら弾くって、初めて知りました。
欲を言えば、他のバンドとかマリックを止めて、テルミンとマトリョミンに集中して欲しかったです。
ほんとうにテルミンとマトリョミンに集中した番組構成であってほしかった。前日はガラクタ寄せ集めてつくった楽器紹介ですよ。ちょっとひどいNHK!
4月2日にもテルミンとシンセサイザーのイベントがありますね。こっちも楽しみです。
線文字Bさん、シリーズ91は音域と、オクターブ幅がイーサーウェーブより広いのです。そのためにオープンポジションが水平になっているのでしょう。ワタシは手があまり大きくないのか、イーサーウェーブでもときどき真っすぐ伸びきったオープンポジションになってしまったりもしますが、個々によって手の形が違いますので、コチロウさんの仰るように体系ができればよいのです。
こち殿、しゃしゃりでてきてすみません。
かっこいい音出す人だったら問題ないような気が、、、
放送観ていないので、どなたが演奏されていたのか知りませんが、、
>私はシリーズ91の演奏経験はないのですが、イーサウェーブとの違いでしょうか。
(マキさん)
>シリーズ91は音域と、オクターブ幅がイーサーウェーブより広いのです。
なるほど、確かに教則本はイーサーウェーブをベースにかかれていますしね。納得しました。
私はE-windsユーザなのですが、オクターブ跳躍をしても、(私も手は小さいですが)指は伸びきりません。なんか、素人目には伸びきったほうがやりやすそうな気がしますけどね....。
>聴診器でモニター・・・大人数の合奏のときだけです。自分の音と他の方との音がわからないので。
なにしろテルミンやマトリョミンの音程は自分の耳だけが頼りなので。
「ガラクタ楽器」問題
これは、私は番組も見てないし、特にコメントができません。賃さんはそういう分類に入る楽器(?)で精力的にライブ活動などなさってますし。
ただ、一般論としてテレビ番組の作られ方というのは、「面白けりゃいいだろ」みたいなことが多すぎると思います(もちろん、そうでない番組もたくさんあるわけですが)。
・線文字Bさん
「指伸ばしきり」の弱点は、必然的に力が入りすぎてしまって、柔らかいビブラートがかけにくくなったりすることです。
ワシが思うに、それを竹内氏はきっぱりと拒絶した・・・のではなかろうか。それが証拠に番組エンディングにさえ出てこず、マリックと並んでカメラに収まることはなかった。「超魔術」とテルミン・マトリョミンがそこの場面だけを見た視聴者のなかで結びついてしまうことを危惧されたのではないか。
以上はあくまで、想像であるが、それが、あの分断された番組構成となった理由であり、イマイチご機嫌が良くはなさそうであった竹内氏の態度とも符合する。
考えすぎかもしれんが。
>そこの場面だけを見た視聴者のなかで
>結びついてしまうことを危惧されたのではないか。
テルミンそのものは、ある程度知られているけど
聴診器と黒い衣装でのマトリョミンは、
Mrマリックとの相乗効果で視聴者に、
ただのマジックショーという印象を
残しちゃったかも知れません。
そういえば名前紹介のテロップも「テルミン」
でしたね。これじゃ、マジシャンです。
ビデオ見てみます。
でも、なんだかんだいって、あわただしい平日のお昼の地上波の番組にテルミンが登場したという事自体は、画期的なことだとおもいます。あの時間帯にNHKを見てる人たちは、基本的に年齢層も高めでしょうから(笑)、単純にマジックとへんに一緒くたにするような見方はあんまりないんじゃないかなとも思います。
帯番組でレギュラーを持つか、CMに取り上げられるかれでもして、メディアに露出でもしなければ、いつまでたっても、マジックといっしょくたにされる様な悪い意味での不思議感は付きまとうと思うんですよ。で、露出したらしたで仮にどカーッと人気が出たとしても、本当にブームで終わってしまう様な気がしますしね。イーサーウエーブはともかく、基本的に楽器の中では品薄な方だし...。
おこがましい言い方ですが、竹内さんの手が回らない分、われわれテルミニスト達が、地道にがんばればいいんじゃない?って思います。
すぐに消えて「テルミン」と長い事、
出ていたので気がつかなかったみたい。
NHKやな感じ!
>メディアに露出でもしなければ
あまり一方向でテルミンを見ない方が良いのではないかとも思いますけどね・・・。
知名度がないのではなくて、一般的に「興味が無い」という人が多いだけですよ。