徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

参拝

2015-10-18 08:18:23 | Weblog
 昨日は遺族会の関係で高崎市にある群馬県護国神社秋の例大祭に行ってきた。嬬恋から三十数名参加したが、私も地区の支部長として参拝した。私の家でも父親の伯父2人が戦死している。3人兄弟の上から2人がルソン島など南方で散華したのだが、無論、私は写真でしか2人を知らない。子供の頃、酒が入った祖父が「能力のある奴から戦死して、一番馬鹿が残った」とよく愚痴をこぼしていた。

食べるのが精一杯な貧乏な時代で、祖父としては残った倅に当たるしか方法がなかったのだろう。父親にしても、兄が生きていれば都会から戻ることもなく、自分の夢を果たすことができた、と考えると気の毒になる。自分が自由に自分の道を進めたのは、そんなことがあったのかも知れない。改めて、父親に感謝したい思いだ。

1時間ほどで式典を終える。

昼食会場に向かうバスの中で「箱根駅伝予選会の結果」を検索する。今年は予選落ちかと思っていたが、何とかギリギリで残った。年々厳しくなる。

今朝は暖かい。


発想

2015-10-16 16:46:19 | Weblog
 知人曰く。「皆さんのセンスでは嬬恋は落ち込むばかりだ。村づくりにセンスのある人たちの意見を聞くべきだ。嬬恋にない発想が必要だ。そうでないと雇用の創出などできる訳がない」まあ、こんな感じなのだが、解らない訳でもない。

私の方は「何でもやればいいというものではなく、事業の選択が必要であり、今はそれが課題だ」というような話をしたのだが、どうしても財政破綻のトラウマを抜けきれない。

以前、視察をした北海道美瑛町の「美瑛選果」を思い出したのだが、あれも若い職員のセンスで立ち上げたと聞いた。数億円もの事業を若い職員に企画させる度量に感心したものだが、嬬恋でそれが可能だろうか。まあ、難しいと考えるところは限界かも知れない。

今日はやけに肌寒い。

清掃

2015-10-15 11:03:32 | Weblog
 老人クラブの奉仕活動の一環として、国道から大前駅に続く道路を清掃した。65歳になると老人クラブ加入の勧誘がくる。チョッと早いと思うのだが、地域の活動なので断る理由もない。従って老人クラブは地域最大の団体であり、活動も活発だ。恒例行事として、毎月15日、神社、共同墓地、活性化センター庭などを清掃している。

今朝は5時に起床し、薄暗い中15分ほど散歩をして体を慣らしてから参加した。この時期は路側帯の落ち葉をはく作業が中心だが、ボランティアであっても手抜きはしない。何十年も続けているので道路の管理者は当然と思っているのだろう、と考えながら竹ぼうきを動かす。1時間ほどで終わったが、今年の清掃作業は今日で終了。

日の出前、車のフロントガラスが凍てた。一気に紅葉が進みそうだ。




平穏

2015-10-14 17:03:40 | Weblog
 午前中2時間ほどかけて書類を整理した。3月定例会以降の議案書や資料が山積みとなっている。6ヶ月間日常が飛んでいた感じだ。家を建てるとき知人の設計士に頼んで2畳ほどの部屋を造ってもらった。そこが私の仕事部屋だ。廃棄するもの、残すもの、仕分けも一苦労だが、どうにか整理ができた。元来、周りが雑然としていないと頭が働かない方だが、それにも限度がある。若干でも整理ができれば気分転換にはなるようだ。

 午後、インフルエンザワクチンの接種が可能か行きつけの病院に確認をしたが、ワクチンが入荷していないという返事だった。取りあえず予約をしておいた。どうも11月まで無理なようだ。

平穏な一日が暮れる。

電話

2015-10-13 15:27:32 | Weblog
 午前中議会事務局に顔を出す。当面のスケジュールについて確認する。先日、酒の席に誘われたが流石にこれは遠慮した。今はアルコールよりも菓子パンなどのほうに興味がいく。家内など家が平穏になったという。酒を飲んで暴れたこともないのだが、そう感じていたとしたら反省だ。

振り返ってみると、選挙直後というのが非常にショックだった。支援してくれた人たちのことを考えると、それこそ針のむしろに座っている、そんな思いだった。6月定例会の「議会報告」は出すまいと考えていたのだが、支援者の思いに応えなければならないと考え急きょ作成した。

結局、地元以外は郵送したのだが、それでも体調を心配する電話や手紙が何通も届き、萎えそうな気力を支えてくれた。本当に有難い話だが、とにかく体調を元に戻すこと、先ずはこれに尽きる。

会報No.32 NO.33 NO.34をHPに公開した。ホームページビルダーの手順を忘れかけていた。


再開

2015-10-12 14:00:59 | Weblog
 午前中で議会報告NO.34を配り終えた。郵送分もあるが、ともかく9月定例会の区切りがついた。突然のできごとで、多くの方の期待に応えられず一時は落ち込んだが、ようやく気力が戻ってきた。今日も心配してくれる多くの方に「体重まだ戻らないが、気力は戻りました」と報告することができた。このブログも長い間休んだが、小さな情報の発信装置として再開する。

人の生き方が簡単に変わるわけではないが、一度佇んでみたと考えることにしている。極限でわかることもあるだろう。突っ張って生きてきたが、チョッと素直になった気もする。

アララギの赤い実が鮮やかだ。