徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

無縁

2008-01-20 18:06:35 | Weblog
 雪が降ってきそうな夕方は、里心がつくというべきか。急いで用事を済ませて帰宅する。珍しく、風呂が沸いていた。妻が、夕食前に風呂に入れと言うのだが、残念ながら今夜は区の役員会が予定されている。大体、妻の好意には応えられないことになっているのだ。私の人生は。

若い時分は家事など振り向きもしなかったが、今では毎日風呂を洗い、洗濯物を干している。年は薬とはよく言ったものだ。家事をやらないことを誇りに思っていた私にとって、最初は億劫で仕方がなかったが、今ではあまり気にもならなくなった。当然の如くやっている。若い頃こう言う気持ちになれば、家庭ももっと円満だっただろう。

その上、子育ても妻任せで、育児には殆ど無縁であった。よく妻から生活感が無いと言われたが、その通りであったかも知れない。子どもと上手くコンタクトが取れないのはそのせいだ、と今でも言われる。自分ではそれ程とも思っていないのだが、これは後悔先に立たず。

明朝は久しぶりに雪かきか。


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