今日は、昭和30年代の結婚式の様子です。三々九度の儀式の写真ですが、これも私のファイルの中から出てきました。当時、花嫁は実家でその晴れ姿を親族や近所の人たちに披露し、媒酌人に伴われ花婿の家までやってきました。そこで、媒酌人立ち合いも元、結婚の儀式が挙行されたのです。
三々九度の盃にお神酒を注ぐのは、神官や巫女にかわる就学前の男の子、女の子と決まっていたようです。この写真は、私の両親が人生でたった一度、媒酌人を務めた時の物です。姉と二人で披露宴を見に行ったことを思い出します。後ろに洋箪笥などが見えますが、花嫁が持参したものです。
酌をする子供は、新郎に近い縁者から選ばれますが、私も叔父の結婚式で、この役を務めたことがあります。生来気が小さいので、非常に緊張したのでしょう。記念に玩具を貰ったような気がしますが、詳しくは覚えていません。
議員の選挙に出た折は、写真の新郎新婦にもお願いに行きました。
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