徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

道脇

2016-02-22 18:00:28 | Weblog
 朝電話で友人の死を知る。正月に伺ったら元気そうなので安心していたが、こんなに早く逝ってしまうとは。何とも無念だ。1才上の先輩だが、家が近いこともあり、子供のころから世話になった。中学時代には一緒に部活に励み、独身時代は子分のように付いて回った時期もある。酒の席に勝負事に。豪快な人生で誤解も受けたが、人や社会を見る目はしっかりしていた。私が家を新築した折、軽トラックに「藤」を運んできてくれた。薄いピンク色の花を付ける珍しい種類だ。山野草で展示していたレンゲショウマも貰ったこともある。それらが形見になってしまった。

 夕方、落ち込んだ気持でいつものコースを歩いた。道脇の陽だまりに水仙が芽を吹いていた。

 

 

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