昨日は、現役時代に一緒に苦労した方の葬儀、告別式に参列した。昔から砂地と呼ばれる背丈ほどの赤松しか生えていない土地を農地に造成したのだから、キャベツを作るまでには大変な労力が必要だった。畑地灌漑施設で散水するという計画だったが、現実はそう上手くはいかず、結局、農家は自分の力で客土を始めた。
それでも干ばつになれば、干上がることもあり、結局、土層改良まで行いようやくキャベツ生産が軌道に乗ったということだ。それでも植栽時など畑地灌漑施設を活用しなければならない時期もあり、他の畑に比べて労力も経費も格段とかかるが、配反は1.5倍ということで、その努力が報われることも多々あった。
そんな現場で一緒に苦労してきた方の一人で、私の若い頃のアルバムが一枚消えていくようだ。