徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

包丁

2016-02-14 17:38:03 | Weblog
 知人から電話あり。ハウスで栽培しているホウレンソウを採りに来ないか、ということだった。ハウスを空にして野菜の種を蒔きたいらしい。もう春の作業が始まるのだ。段ボール箱を3個ほど軽トラックに積んで向かった。ハウスを覗くとかなりの量が残っている。包丁を借りて根を切ったのだが、直ぐに汗ばんできた。陽気の加減もあるか、ハウス内の温度は結構上がっている。セーターを脱いで30分ほど包丁を動かした。

 ハウス内に残っていたキャベツも頂戴した。この時期に嬬恋産の若いキャベツが食べられるのだから感激だ。肥培管理を考えると簡単に頂戴するのが悪い気がするが、本人は「キャベツはキャベツ」と言っていた。路地物ができる前に自家用キャベツをもう一作収穫する、とも話していた。大根も持っていくかと聞かれたが、流石にそれは遠慮した。

 もう直ぐ新しいシーズンが始まる。