白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

恐竜の化石堀

2013-07-30 17:02:23 | 家族
いよいよ恐竜の化石を掘りに出発。

ジョーダンを出るとすぐに舗装されている道は終わり、地面がむき出しになったがたがた道に。
そのがたがた道を走ること40Km。

舗装されていなくても、まっすぐな道。


あれはなんだ?っと思いきや、牛?柵もなにもありません。飼い主はどこなんだろう、見渡す限り建物らしいものは見当たりません。こんなんで、牛を管理できるのだろうか???


着いたところは湖のほとりのキャンプ場。
ここで大学の学生たちがキャンプを張っているんだって。
UCバークレーの学生かと思ったら、実はほとんどがUniversity of Washingtonの学生。
なぜかというと、大学の教授によって掘る場所って決まっているらしくって、ここはグランパが自分の教え子であり、現在ユーダブ(大学の通称ね)で教授をしている方に譲ったからなんですって。

みなさんは現地へ化石捜索に行っていなかったので、私たちは湖であそんで、夕飯のお手伝い。



それがねぇ、うちのちびったら船着場から湖に飛び込んで危うくおぼれそうになったのよ。
すぐ近くに私たちがいたからすぐに引っ張りあげたけど、あの水面下で目をパッチリ開けて必死で上を向いている顔が今も目に浮かぶわ。
まったく目が離せないんだから。

皆さんが帰ってきて今日の収穫を見せてくれました。



これはタイラノサウルスの歯なんだって。欠けていて先の方だけだけどね。

グランパの教え子でもある先生ったら、小さなかけらでも見た瞬間に、「これはなんちゃらサウルスの背骨」だとか、「これはなんとかドンの歯だ」とかすぐにわかっちゃうの。すご~い。

翌日私たちもグランパと一緒に化石堀に。

今度は私たちのポンコツシエナじゃ無理なので、もっとオフロードに強い車に乗り換えていくことに。

こんな道をがたごとがたごと。


道があるのかないのかわからないところをがたごとがたごと走り、ようやく着きました。





どれがただの石でどれが化石か教えてもらうと、結構あるある。
石みたいなのを見ると、だいたい10個に1個くらいは化石なのですこの辺は。

ただ恐竜の全体像がわかるような完全なやつはなっかなかありません。
それは古生物学者が夢にまで見るほど、大変稀で貴重ならしい。
でもちいさい破片ならいっぱい転がっているんです。

この辺は大昔巨大な川の水辺だったんですって。
ここで、世界で始めてタイラノサウルスの化石が見つかったらしい。

化石はどこでもあるわけではありません。
まず、人の手があまり入っていない場所を選ぶ必要があります。
木や草があると、これまたわかりにくいので、できるだけ乾燥していて地面や岩肌がむき出しになっている所がいいでしょう。
地質学者と連携を組んで2億5000万年前から6600万年前の地層を選んで化石を探すわけです。
できれば当時水辺だったところがいいでしょう。
っということで、これらの条件をすべて満たしているのがここ、モンタナなのです。

グランパの専門はちょうど恐竜が絶滅して新しい哺乳類が出てくる6600万年前から6500万年前の生き物。
今私たちが立っているのがちょうどその頃の地層です。

毎年来て、毎年新しい発見があるのだとか。
雨風に浸食されて、去年は地面の下に隠れていた化石が1年すると地表に現れる、それを拾ってもってかえって研究するのだそうです。

良く見ると本当にいっぱい転がっているんです。

ほらこれなんか、ちょっと模様があって、石じゃないってわかるでしょ。
これは亀の甲羅。


これもいかにも骨のような形をしている。石じゃないことは一目でわかります。
ただ何の動物のどの部分かはわかりません。
グランパに見せると、これはワニの背骨だとか、亀の足が出る部分だとかほとんど即答。
さすが骨ばかり見て研究している人は違う。

いっぱいあるんだけど、どれもこれもワニ、亀、魚の鱗、で恐竜が出てこない。
グランパ曰く、「ここは6500万年前の地層。恐竜は6600万年前に絶滅しているから、その直後の地層だよ。」

え~、できればワニや亀じゃなくてなんとかサウルスやなんちゃらドンの化石が良かったなぁ。

グランパにとってはどっちも同じくらい重要な化石で、どっちの方がかっこいい!なんて発想はないようですが、私たちにとってはやっぱりなんちゃらサウルスの方がいい。

長男は一生懸命、「じゃぁもっと深いところを探そうよ。」っと言ってますがグランパは、「ほらそこにもあるぞ、これはワニの背骨だなぁ」っと化石を手にとってじっくり見ています。
ユーダブの学生と一緒に行けば、6600万年前の地層を探して、なんちゃらサウルスにありつけたかもしれないのですが、まぁ文句は言わないことにしましょう。
「グランパと一緒に化石を掘る」というのがこの旅行の目的なのですから。

恐竜はなかったけど、ワニや亀や貝や魚の化石をいっぱい拾って帰ってきました。



ここまで人の手が入っていない場所に来たのは初めて。化石はともかく、とてもいい思い出になりました。たぶんもう一生二度とここに来ることはないでしょうねぇ。


モンタナへ

2013-07-29 16:21:25 | 家族
イエローストーンを後にしてから、モンタナに入り、これまたなぁ~~~~んもありません。
今までも何にもない直線の道を来たけど、それは砂漠や山などで農業ができない所。
ここモンタナは、見渡す限りの草原が続いています。
モンゴルの大草原まで行かなくても、ここにあるじゃぁ~んって感じ。
地平線がきれ~に見えるんです。



2時間後もおんなじ。


対向車もなにもありません。

3人の子供を車に乗せて、6時間もただひたすら車を走らせる。

上の子二人はその間ビデオを見ています。
タブレットを車の座席の後ろにつけて、オーディオケーブルでカーステレオにつなげて音は車のスピーカから出るようにして、さきにダウンロードしておいた映画やテレビを飽きもせず延々と。

車酔いしないのかと心配で、オーディオブックをダウンロードして行ったのですが、やっぱり5歳に子には少し難しい。それで、仕方なくビデオ上映にしたんだけど、全然車酔いは大丈夫なので、ちょっとびっくり。こうもまっすぐでカーブもなければブレーキも踏まない、時速140キロで走り続けていれば、もしかしたら電車よりゆれないのかもしれない。

ただ問題なのは2歳のチビ。
ビデオを見ていても飽きちゃう。
ぎゃーぎゃーわめきだすから、一生懸命お菓子などでなだめるけど、それも利かなくなる。
あのてこの手であやして、もう親はへとへと。
寝ている時はとても平和。
だから寝ている時は少しでも遠くにいこうと、お昼も取らずに走り続ける。
あ~、二歳児を連れてきたのは間違いでした。

夕方ようやく目的地ジョーダンという町に着きました。




寂れた田舎の町です。

町にはスーパーが一つだけあり、モーテルが一つだけあり、レストランが一つだけあり、とりあえず旅行者にとって泊まることはできる程度の小さい小さい町。

舗装してあるのはメインの通りだけで、一本中に入ると舗装していない道。



実はここジョーダンが今回の旅行の本当の目的地。
何しに来たのかって?
恐竜の化石を掘りに来たのです。

夫のお父さんは恐竜博士こと古生物学者。
毎年かならずここモンタナ州ジョーダンに来て化石を探します。
50年以上欠かさずやってきたわけですが、もう80歳なので、そろそろ最後にしようか・・・っというので、「じゃぁ私たちも一緒に行っていいかしら?」無理やり頼んでやってきました。

ジョーダンではもうすでにグランパは来ていました。

明日はいよいよ大学の研究グループがキャンプを張っているところに出向きます。
恐竜の化石見つかるかな?



イエローストーン 二日目

2013-07-25 14:52:52 | 家族
あまりいいお天気ではないけれど、とりあえず雨は降ってない。よかった。

2日目もまずは地獄めぐりから。
あっちこっちに温泉がわく地獄地帯があるものだから、1日や2日じゃ全部まわれないのです。


色が綺麗だよね。




落ちたら大やけどです。


湖にも来ました。



この後次男は水の中にばっちゃ-ん。絶対そうなるんだよね。


有名なイエローストーンの滝。


イエローストーンの名前はこの岩肌が黄色いところから来ているそうです。


こちらは滝の上の方。


すぐ横に展望台があって、ど迫力の滝を見ることができるのです。


滝を上から見たところ、落ちたら絶対死にます。


夕方5時近く、もう一箇所見たいところがある~っという所で空模様が怪しくなってきました。
あ、雨だ。
でも、どうしても見たいから雨の中でもちょっとだけ見に行く。


温泉が段々畑のように階段状になっているんです。

雨がいっぱい降ってきてもう無理(傘が一本しかないので)、記念撮影だけして車に戻りました。


名残惜しいけど、イエローストーンを後に次の目的地モンタナへ。


Yellowstone一日目

2013-07-24 13:52:50 | 家族
やってきましたイエローストーン国立公園。
10年ぶりです。え?もう10年。

イエローストーンは世界一の温泉量で、滝のように川に流れ込んでいる温泉やら、巨大湖の温泉やら、ブッシューと空高く吹き出る温泉やら、とにかくものすごいんですここは。
イエローストーンの下に世界に例を見ないほどの巨大マグマが存在するそうで、それもいつかは爆発するとかなんとか。ってことは、ここってすごく危険な場所?

まぁいつものように車窓の風景をお見せしましょう。

Craters of the moonを出てからはこんな感じ。


似たような写真をもうすでに何度か載せましたけど、同じものを使いまわししてるんじゃないですよ。
本当に毎日毎日行けども行けどもこんなん、なのです・・・。
私も写真を撮った日付と時間を見ないと、どこの写真かわかりません。


荒涼とした砂漠地帯が終わって少しずつ緑が見えてきます。


ここはイエローストーンの園内。木々が美しいです。(めちゃくちゃ広い)


遠くに湯気が見えてきました。


とまってみてみよう。


温泉いっぱ~い。

一番有名なOld Faithfulガイザーの近く。さすが有名とあってすごい人。人、人、人。

今まで閑散としていただけに、いったいこの人たちはどこからわいてきたのか?っとそっちに驚く。
近くに大都市がないため、みんな遠くから来た人ばっかり。ナンバープレートも全アメリカのものが揃ってる。耳にする言語も全世界の言葉が聞こえてくる。

定期的にブシューッと吹きだすものだから、時間が迫ってくると人が集まってくる。

噴出すのを待つ人たち。ひたすら待つ。


お~、吹き出てきた~、っとみんなカメラを構える。私も・・・ですが。

イエローストーンにはたくさんの野生動物がいて、それを見るのも楽しい。
だけどねぇ、道が一車線だから動物がいるからと言って車を止めるのはやめて欲しい。
すごく渋滞して、動かないなぁ~、っと思ったら絶対に動物のせい。

バッファローが道を歩いていたりして、みんな車を止めて写真を撮るんです。(文句言いながら私も写真撮ったけど・・・)


温泉だけじゃなく、大自然もすばらしい。


夜雨が降るとのことだったので、これまたキャンプはあきらめて、しょぼいモーテルに泊まることに。イエローストーンはしょぼいモーテルでも高い。

明日は晴れるといいな。


Crater of the Moon 国定公園

2013-07-22 16:10:00 | 家族
翌日はすっかり晴れていい観光日和。

車を進めていくと、見渡す限り溶岩のでこぼこした大地になってきます。


ここは火山が噴火した時、灰がふりつもってできた山。




海悠君月面にいるみたい。


Craters of the Moonとはよく言ったもので、本当に月面のようでした。


溶岩がでこぼこしたところもいっぱいあります。


これは噴火口の近く。




ここは旧火山で現在は活動していません。
実はYellowstoneの下にある巨大マグマは少しずつ移動しているのだそうで、何万年か前(ごめん忘れた)はその巨大マグマがこのCraters of the Moonの下にあったそうです。
だから、YellowstoneとCraters of the Moonは同じマグマによってできた兄弟のようなものなんですねぇ。
なかなか面白いでしょ。

明日はいよいよYellowstone国立公園です。

Arcoという貧相な町

2013-07-22 15:57:21 | 家族
Bendを出てからCrater of the Moon国定公園へ。

これまた道のりはこんな感じ。延々と続きます。


なんにもないから遠くで雨が降っているのが見える。
う~ん、この方角今夜はキャンプの予定なのに大丈夫かなぁ。


Crater of the Moonに着いてキャンプ場を取ろうとすると、「今夜は嵐になりますよ。」とのこと。・・・やっぱり。

仕方ないから近くの町でモーテルでも探すことにした。
でもこんなところに町なんてあるんだろうか。

やってきたのは、Arcoという町。
閑散としていて車すら通っていない。

ここ、市役所の前ね。すなわち町の中心部。

こんな町でも一つだけ有名?なものがある。
何かと言うと世界で始めて原子力でまちの明かりを灯したこと。この近くに原子力発電研究所があったらしい。
なぜここが選ばれたかと言うと、失敗しても被害がすくないから・・・でしょう。

その原子力研究所跡地にも行ってきました。



建物の周りはこんなところ


中は計器がいっぱいあって、次男泰清嬉しそう。




明日は気を取り直してCrater of the Moonの観光。晴れるといいね。



戦闘機博物館

2013-07-14 17:38:02 | その他
Boiseを出て、次の目的地Craters of the Moon国定公園まではなぁんにもない。

っと思っていたら、行く途中道路わきに立て看板を見つけました。

「戦闘機博物館」

お~、行って見ましょう。
うちの子供たち、戦闘機、戦車、軍艦大好きですから。(いいのか悪いのか。。。)







太平洋戦争中にアメリカ人兵士が持って帰ってきたお土産?っというか、記念品?っというか、そういうものがいっぱい展示されているのだけど、中には日本人兵士からとった遺品なども多くある。
日本人が所持していた、日本刀やピストルはもちろん日の丸の旗もいっぱい展示されている。


こういうのって、日本よりアメリカのほうが見る機会が多いような気がする。
特にGHQは、日本軍が持っていた銃剣、日本刀、ピストル、絹のパラシュートとかその他もろもろの軍需品を好きにぶんどって帰ってきているから、アメリカで何度も見たことがある。

退屈な車の旅に少し息抜きができて、子供たちは大喜びでした。

ロッキー山脈

2013-07-14 17:06:13 | 家族
Newberry火山を出てからは、ロッキー山脈に入るため、500キロもの間町らしい町がない。
仕方ないから6時間ぶっ通しで運転して一気に山越えをすることに。

実は私ロッキー山脈を見るのは初めて。
飛行機の上から見たことはあるけど、やっぱり実際に通るのとは違いますからね。

子供のころ学校で習った、環太平洋造山帯の一部であるロッキー山脈。
アメリカ大陸横断鉄道を作るとき、難工を極めたロッキー山脈。
ゴールドラッシュで東から西へ人々が来るときに、困難を極めてたくさんの人が命を落としたロッキー山脈。
いったいどんなところだろう・・・っと結構楽しみ。

まず、山脈に入る前は、アメリカらしい風景。



高地砂漠と言うのでしょうか、降水量が少なく、低木しかありません。
農地でもなく、使われてないただの荒野です。

そして山に入ると、こんな感じ。


ロッキーと言葉のとおり岩でごつごつしていて植物がない。
砂漠なんですよね。
でも、険しい山とは思いませんでした。
岩なんだよね、岩、岩、岩。
なかなか楽しかった。


8時半にアイダホ州Boiseという町に着いたと思いきや、時間帯が一時間変わって、現地時間は夜の9時半。
ずいぶん遅くについてしまいました。
子供たちを寝かせたのは11時過ぎ。
また明日も長~~い車の旅が続きます。

Newberry火山国定公園

2013-07-12 17:19:21 | 家族
Bendにはもうひとつ見所があるため、次のBoiseに行く前にNewberry火山に足を伸ばすことにしました。

まず見所の一つはNewberry火山の山頂からの絶景。
カスケード火山帯の山々が見えます。
前述したように、富士山のような綺麗な円錐型火山あちこちにあって、上のほうの雪化粧がまたなんともいえない味を出している。


遠くに富士山のような火山が3つ並んでいるのわかりますか?
三姉妹と呼ばれているんだって。

この火山がもう一つ有名なのは、黒曜石。
黒曜石はほとんどガラス質なため、割るとめちゃくちゃシャープになる。それでネイティブのインディアンたちが重宝した石なんだけど、これは溶岩の一種で火山から吹き出たものならしい。


見渡す限りの黒曜岩。

向こうに見えるのはカルデラ湖




近くでよく見ると黒くピカピカひかってるのわかります?
宝石なんかにも使われるらしい。
小さいかけらでも持って帰ったら罰金$500または懲役だそうです。



Lava River Cave と Bend

2013-07-03 23:34:53 | 家族
Bendに着きました。
ここまでの走行距離、約850キロ。まだまだこれからですね。

この辺はとにかく火山、火山、火山。

行く途中に溶岩がむき出しになったところを観光して、溶岩が流れてできた洞窟に入りました。






洞窟というのがこれまたアメリカらしいと言いますか、電気もなければ足場もなく、自然のままで「はいどうぞ」といったもの。
入場料は車一台$5。まぁ、家族で5ドルということですね。
でも、中に電気がないから、ランプを借りなきゃいけなくて、これまた5ドル。

足場がないから、ごつごつと岩だらけで歩くのが大変、しかも懐中電灯で照らしても、ランプを持っていてもまっ暗。
このくそ暑いのに、中は氷点下?っというほどの寒さ。
Tシャツ一枚で入っていられるか!
向こうの出口までは1時間かかるらしいけど、行って帰って2時間なんて、耐えられん耐えられん。
さっさと出てきました。

すごいのはわかりますよ。
溶岩が流れ出た時、外側のほうが冷やされて硬くなり、中のほうがまだ熱いのでそのまま流れ続けてできたものです。
ハワイにもあるけど、結構珍しい。
でも、もういいや。

でも、もう行きたくない。

今晩はこのBendという町に泊まって、あしたはまたキャンプ。
根性です。

Crater Lake国立公園

2013-07-03 23:24:14 | 家族
車の中での会話。

私「ねぇ、クレーターレイクって何で有名な湖なの?」
夫「アメリカで一番深いんだよ。」
私「大きい湖なら見て『うわ~、大きい』ってわかるけど、深いのは見てもわかんないじゃん。見た目は普通の湖ってこと?『ここは深いんだ~、深いんだ~』って自分に言い聞かせながら感動するしかないの?」
夫「それだけじゃなくて、高度が高いから水がピュアで色がきれいならしいよ。」
私「ふ~ん。」←かなり不満。
夫「ぶつぶつ言わずに見ればわかるって。」

見てわかりました。


めっちゃくちゃ綺麗!!!




何枚も写真撮っちゃう。

この湖は昔の火山の噴火口にたまったみずだそうで、入ってくる川もなければ、出て行く川もなく、何千年かけて雨と雪だけでできた湖なんだって。
噴火口って言うか、ちょっと変わった火山で、巨大なマグマ(湖の大きさ)の中に山の頂上辺りが溶けて崩れ落ちてできたものなんだって。

ここで一泊キャンプをして、翌日はBendと言う町へ。

Klamath Falls

2013-07-03 23:12:26 | 家族
3日目、まずはMt.Lassenの頂近くをハイキング。


上までは行ってません。子供には危ないので。

それからMt.Lassenを後に、次の目的地Klamath Fallsへ。
車で約二時間。
その2時間の間、なぁ~んにもありません。
これがアメリカなんだよねぇ。

ただ、カスケード山脈の中なので、あっちこっちに火山があり、富士山のようなきれいな円錐型をして上の方は雪で覆われた美しい山があるので、なかなか見所の多い2時間。(親は)
子供は退屈で、特にちびは「おろせ~」と泣き喚く。
あ~、これが2歳児を連れての旅。

カリフォルニアを抜けてオレゴンへ。
セールスタックスありません、セルフサービスのガソリンスタンドもありません。違う州に来ました。

こんな山があちこちにあるんです。



ここで一泊してから、翌日はCrater Lake 国立公園へ。

Lassen volcanic 国立公園

2013-07-03 22:54:58 | 家族
お、見えてきた見えてきた、真正面に見えるのがMt.Lassen.


上の方は雪がまだいっぱい。


雪で遊ぶ子供たち。


70年か80年ほど前に大爆発したばかりの活火山。
あちこちから湯気が噴出し、温泉得々の硫黄のにおいが立ち込める場所もあります。

私たちも地獄めぐりに参加したものの・・・、ほら暑いでしょ、ちび助がぎゃーぎゃーと泣き喚くもので、ほかの人に迷惑だから私だけちびを連れて駐車場で待ってました。(汗)
2歳児を連れてのたびは、こういうことだらけです・・・。とほほほほ。



それからテントを張ってキャンプの準備。

準備ができたら、近くの池でスイミング


ママが夕飯の支度をしているあいだ、子供たちは宿題。
3週間ですからね、旅行中だからって宿題をさせないとあとで大変なことになります。
あ、宿題ってもちろん日本語のね。アメリカの小学校は夏休みに宿題はありませんから。



いつもテーブルに上ってきて邪魔をするちび助ですが、このときは静か・・・っとおもいきや、

きゃ~、キャンプ用の食器に土をいっぱいついでおままごとしている!
こら~、だめ~。
取り上げると、泣き喚いてとまらない。
仕方ないから洗うのを手伝わせてあげると、今度は服まで水浸し。
あ~、仕事を増やしてくれるなよ。


根性のロードトリップ

2013-07-03 22:39:04 | 家族
この夏我が家最高のイベントは、車でのロードとリップ3週間の旅。
アメリカは広い。
大自然がいっぱい。

この旅は大自然を楽しみながら移動するキャンピングトリップ。
この暑い夏に2歳児を含む3人のボーイズを連れて、こんな旅を計画するなど、私たちってちょっと無謀?っとも思ったのですが、まぁやってみなけりゃわからない。

実は夏休みが始まってから最初の2週間はお兄ちゃんがファームステイをしていました。
初めて親元を離れてのファームステイ。
私たちも寂しいかと思ったけど・・・静かでよかった。
一人抜けてもあと二人いるから、はっきり行って忘れてました。あはは。

場所がChicoの近くなので、迎えに行ってそのままロードトリップに突入しちゃうことにしました。

まず初日は兄ちゃんを迎えに行ってからChicoへ。
BerkeleyからはSacramentoの方向に北上していきます。

まず見えてくるのは見渡す限りの水田。そう田んぼです。



高校の地理でならった、サクラメント川流域の稲作地帯。
日本の田んぼと違い、一角が広い広い。
それでも田んぼっていうだけで、なんだか懐かしい気持ちになるんだよね。

田んぼを過ぎると乾燥した大地が続きます。

ここは兄ちゃんがファームステイしたところの近く。
なぁ~んにもない。

Chicoで一泊して翌日はいよいよLassen Volcanic国立公園へ。