白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

CEIDがテレビに出たよ

2008-03-31 07:26:39 | その他
CEIDがテレビニュースに出たよ。
私もインタビューを受けたんだけど、カットされたみたい。
ひどい英語だったからかなぁ。。。

インターネットで見れます。
最初に出て来る刺青の男はCMの一部ね。
http://cbs5.com/jeffersonawards/Jefferson.Awards.Ellis.2.680707.html


忙しいのは嫌い

2008-03-31 07:17:43 | その他
今日は久しぶりの休み。
ここ1ヶ月以上、土曜も日曜も働いていたから、休みがあるのが変な気分。

50%の一日4時間、家で仕事をするという条件で仕事復帰したものの、
次から次へと仕事を回されて、一日10時間以上仕事をさせられる羽目に。
その上家で仕事をするどころか、50キロも離れたクライアント先に通わされて、
毎日「辞めてやる!今日辞表を出してやる」と叫んでいました。

それでもどうにか峠を越えることはできたのではなかっと。
まだまだ忙しいのは続くけれど、とりあえず土曜か日曜のどちらかくらいは休めるでしょう。

夫も私に負けず劣らず忙しい毎日を送っておりました、いや過去形にするのはまだ早い、送っております。。
前述した通り、陪審員に選ばれたもので、今でも毎日裁判所に通っております。
それでフリーランスの翻訳の仕事を増やし、徹夜をすることもしばしば。

そしてこれまたマー君が何度も風邪をひき熱を出して、こんな大変な時にグランマはといえばイギリス。

この大変な時期を乗り越えられたのは、ベビーシッターをしてくれている郁子さんのおかげだとおもう。
始めは1時から5時までの4時間ということでお願いしていたのに、
やれクライアント先に行かなきゃいけない、やれオフィスに行かなきゃいけないと
朝9時にきてもらったり、8時30分にきてもらったりして、
一日4時間どころか8時間9時間見てもらうこともあった。
ご自分の予定もあっただろうに、私に合わせてくれて本当に感謝。
その上マー君が熱を出すたびに、マー君の世話まで引き受けてくれて、なんとお礼を言っていいか。。。

どうして私はこんな戦場のような毎日を送っているのだろう・・・っと考えてしまう。
本当は何もせずにぼけ~~っとしているのが大好きなのに。
忙しすぎると気持ちに余裕がなくなって、つい怒りっぽくなる。
ママのご機嫌で家の雰囲気が決まってしまうのは我が家だけではないでしょう。
明るく優しいママでいたいのにぃ。
迷惑を被るのは夫と子供達。

会計監査の仕事なんて、乳飲み子を抱えた母親がする仕事じゃぁないよね。
転職も考えないではないけど、このキャリアをすてるのは惜しい気がする。
悩みは尽きない。。。

2008-03-21 02:12:36 | その他
姉からちょっとびっくりの知らせがあった。
名古屋大学博士課程に合格したとのこと。
妹ではなくて姉です。

二児の母で、上の子はもう小学生。
子育てをしながら、国家公務員として仕事も持っていた彼女。
でも、たった一度の人生なのだから、興味があることをとことん追求したいと、大学院を出て今回博士課程に入った。

私もマーカスを育てながら大学院に行ったけど、今二人の子供を育てながらPhDはとてもとても。
いやぁ、よくやるなぁっと脱帽。

姉は昔から勉強家だった。
妹の分析では、私達姉妹があんなひどい家庭で育ちながら、それなりに学を身につけたのは、姉の影響ではないかっ・・・と。
確かにそうかもしれない。
父親が酔っ払って帰ってきて大騒ぎをし、家のものを壊し始めても姉は無視して勉強をしていた。

私はそんな無関心な姉が嫌いだった。
それで姉とはいつも喧嘩ばかりしていたけれど、でも勉強ができる姉が誇りでもあった。

これからまだまだ長い道のりになると思うけど、頑張って博士号を取得して欲しいものだ。


忙しくて

2008-03-19 02:35:38 | その他
最近ずっとお休みしていてすみません。

何しろ忙しくて忙しくて。
始めは50%で仕事復帰なんて言っていたんだけど、やっぱり忙しいこのシーズンに50%なんて無理な話。
次から次へと仕事をまわされて、一日10時間も、土曜も日曜も働いている始末。
少しでも時間があれば仕事をしているからブログなんて書く暇もなく、自分の時間も、泰君との時間もなく、頭がどうにかなりそう。。。

毎日毎日「辞めてやる~」っと叫びながら続けている私。
私、本当はぼけ~~~っとするのが大好きなんだけど、どうしてこんなに忙しい人生を送っているのかしら???

それでもお母さんに会いたい

2008-03-07 02:39:29 | その他
泰君を見てくれているベビーシッターさんの一人、洋子さん。
前にも書いたけど、彼女のご主人は収入が安定しない仕事をしているらしく、とても厳しい生活のようだ。

泰君を見てもらっているのは週に一回月曜日だけ。
しかもグランマがイギリスに行っている間の臨時として入ってもらっているから、グランマが帰ってきたらその仕事もなくなる。
彼女にほかに仕事は見つかったか訊いてみた。

すると、彼女は旦那さんの弟さんの家に無給でベビーシッターに行っているという。
おいおい、生活苦しいんだったら、お金取れよっと思ったんだけど、どうやらその弟さんはもっと貧乏なんだって。
しかも信じがたいお話。

子供さんが4人いて、シングルファーザーなんだって。
こどもさんは11歳、8歳、6歳、そして2歳。
奥さんは男をつくって子供を置いて出て行ったそうな。

え~~?普通子供の取り合いでもめるけど、子供を置いていくってすごいねぇ。
お二人とも27歳。
すなわち、一番上の子が出来たのは16歳、高校生の時。

この時点で唖然としてしまうけど、まだ話は終わっていない。
しかもこの4人のこどものうち2人は、奥さんが浮気をして出来たこともで、その旦那さんの子じゃない。
はぁ~~~~?
そんなことってありますか?

生まれたときは自分の子だと思っていたんだけど、育つに連れて全然似てない。
似てないだけじゃなくて肌の色が全然違うんでおかしいと思って調べたら、親子じゃなかったらしい。

っとのこと。
アメリカは色んな人種がありますからね、その辺明確ですよね。

いやしかし。。。そんな話って本当に存在するのねぇ。。。

とんでもない母親でも、子供達はお母さんに会いたがっているんだって。
そりゃそうだろうなぁ、やるせない思いになる。

陪審員

2008-03-07 02:18:31 | その他
今日も夫は会社ではなく法廷に出かけていった。
なぜかというと、陪審員に選ばれてしまったから。

日本も陪審制がスタートするらしい。
多分まだ日本国民の皆さんは、それがどれだけの負担なのかわかってないと思う。

陪審制の必要性重要性は分かっているつもりだけど、この負担を考えるとないほうがいいと思ってしまう。

陪審制は民主主義の究極だとは思う。
開かれた法廷をもつのは、私達国民の権利を守ることでもある。
極端な話をすれば、治安維持法のような悪法が生まれて、罪のない人をガンガン裁判にかけ、ガンガン死刑にすることだって国家権力には可能なわけだ。
まぁそれはちょっと極端すぎる話だけど、あらゆる社会層の人、あらゆる経歴の持ち主が裁判に参加する本当に開かれた裁判、それが陪審制だと・・・すなわちとても重要なものだと・・・わかってはいる。
でも、そんな民主主義の究極より、明日の生活の方が私達にとっては重要なのよね。

陪審員に呼ばれたら、まず必ず出頭しなければならない。
もちろん例外は認められて入る。
でも、「明日が確定申告の締切日で、税理士の私は追い込みで仕事を終わらせているんです。」なんて理由は聞き入れられない。

まず裁判所に呼ばれたら、裁判官に色々な質問を受け、アンケートに答えて、その裁判に適任の陪審員かどうか査定される。
偏見を持った人を陪審員にしないために、重要なプロセスなんでスねぇ。

夫は数年前に一度陪審員に選ばれたことがある。
それは、ペットを飼ってはいけないアパートでペットを飼ったとかで、家主に訴えられたと言うケース。
裁判は一日で終わった。

でも今回は殺人事件。
裁判は何ヶ月にも、もしかしたら何年にも及ぶ。
陪審員に呼ばれた人たちは、選ばれないように必死で言い訳を考える。
「私はそのケースを新聞で読んで、もうこの人は有罪だと偏見でしか見れないから、陪審員なんて出来ません。」
「私は移民で、市民権はもっているけど英語が良く分からないから出来ません。」
「私は血を見ると卒倒するから、事件の写真なんて見れないから陪審員なんて出来ません。」
とにかく思いつく理由を並べ挙げて必死で陪審員に選ばれないようにする。
だって、選ばれてしまったら、法廷に出向く間仕事が出来なくなってしまう。

法律では、陪審員であることを理由に解雇または特別扱いしてはいけないとあるけど、給料の確保は規定されていない。
それに自営業や日雇い労働の人たちは、法廷に出向く間無収入になってしまう。
責任のある仕事をしている人たちは、自分が仕事を抜けることで、周りがどれだけ迷惑するかも分かる。
とにかく、長い裁判になんて選ばれたら生活がめちゃくちゃになってしまう。

っで家の夫はというと、まじめ一本なひとだから、言い逃れなどせず正直にすべて答えたわけです。
そして、見事に陪審員に選ばれてしまった。

夫の会社は日系の大手企業だけど、陪審で会社を休んで有給なのは10日まで。
それ以上は無給になる。
陪審員を選ぶ過程だけで、すでに5日使った。
裁判が始まってあっという間に残りの5日も使ってしまった。
まだまだ裁判は始まったばかりだとういのに、10日なんてあっという間、これから無給で奉公しなければならなくなる。

私は今50%しか働いてないから(実際はもっと働いているけど50%しか払ってもらってない)とても私の給料だけでは生活なんてしていけない。
子供2人かかえて、一家の大黒柱が無給で法廷に毎日出向かなくてはならないなんて、こんなバカなことってありますか。

税金が高いなんて文句をいうけど、何ヶ月も収入がないとなると、経済的損失は税金なんてレベルではなくなる。

一応陪審制の規定では「陪審員をすることで極端な経済的負担がかかる場合」は免除される。
でも夫の場合その「極端な」場合には入らない。

こんなに国民を苦しめてまで陪審制をやらなければならないのだろうか。
私達どうなるんだろう。