白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

シアトル旅行

2009-08-29 14:52:53 | イベント
家族でシアトルに旅行に行ってきました。
3泊4日のちょっとした夏休み旅行。

さぁ、飛行機でシアトルに着いて初めて乗ったのは先月開通したばかりの電車。
なんとこの電車日本製。近畿車両って書いてある。


あまりにも動き回って手におえなくなったものだから、ぶら下がらせた。ひどい親。


これはシアトル名物モノレール。


見えてきた、あれがシアトルの象徴スペースニードル。



つきました。
マー君はず~っとこれのことをスペースヌードルと読んでいました。
麺じゃなくて、針だよ!!!


スペースニードルからの眺め。こちらはダウンタウン。


これはちょっと違う方向。

シアトルは雨が好く降るらしく、緑豊かですごくきれいなところ。
私は大好きになりました。


帰りに小さな遊園地へ。

これは観覧車の中から撮った写真。


ダディーもマー君と一緒になってはしゃぐ。



早いぞ~。

やっぱり一番すきなのはこれ。


そのあとはチルドレンズミュージアムへ。
楽しいセクションがあって、見たり触ったりして子供が楽しめる博物館っというよりただの遊び場所。


こんなセクションがありました。
日本の模擬バージョン。
なかなか良くできていてびっくり。
日本の家なんかもあって、子供部屋にはアメリカ人がすきそうなアニメのぬいぐるみやら漫画やらがいっぱいあった。

シアトルは神戸と姉妹都市ならしく、あちこちに神戸のものがあった。

ホテルはプール付き。
シアトルもサンフランシスコ同様夏でも寒いので、外では泳げません。
こういうところを利用して毎日観光の後はプールでした。

たい君。リラックスしています。



その後チャイナタウンに出かけて夕食をとることに。
サンフランシスコのでかいチャイナタウンに慣れているので、シアトルのチャイナタウンはなぁ~んかさびれた感じ。
そのすぐ隣はジャパンタウンだというけれど、こちらもなぁんかしなびれた感じ。
日本名の看板が目に付く。
丘の上のほうには、日本庭園が。
これは神戸からプレゼントされたものなんだって↓。


竹なんかも生えていて、まぁちょっと日本らしいかな。


シアトルのダウンタウンはすっごくかわいい。
それにサンフランシスコに比べてずっとのんびりしているし、人がすっごく親切。
ダウンタウンの広場で取った写真。
おしゃれな町よ~~。


この旅行で私が一番行きたかったのはここ、University of Washington.
同僚の一人がこの大学出身で、一度写真を見せてもらって一目惚れしたの。
一度絶対に行って見たいと思ってたんだ。

ここは図書館。残念ながらこの日は中に入れませんでした。
ステンドガラスで中もすっごくきれいなんだって。


荘厳なつくりの建物、豊かな緑、広いキャンパス。すってっき~~~。

マー君に言う。「いい、こういう古い名門の大学に行きなさい。
行きたい大学があればまずママに言ってね。
ママが下見に行って、いい大学かどうか判断してあげる。
ママがOKを出したらその大学に行っていいわよ。」
聞いてないマー君。

この広場に植わっている木は、日本からのプレゼントされた桜の木。
この大学の名物になっている。
今は緑が茂って校舎が見えないけど、写真で見た桜満開のときは古い荘厳な校舎ときれいな桜の木の組み合わせがなんとも微妙で、いやぁ~見事な絶景です。



その後あるいて海辺の公園へ。
ここは昔の石油精製所を公園にしたもの。


海の向こうに見えるシアトルの町がきれい。



それから水陸両用の観光バス(ボート?)に乗ってツアーに参加。

タイヤつきのボートって感じでしょ。


これでまず市内をぐるぐる。
バスガイド兼ドライバーの兄ちゃんのトークが面白い。

わ!イチローだぁ~~。


空を飛んでるみたいでしょ。実は橋を渡っているの。
シアトルは入り組んだ入り江の中にあって、高速道路は海をまたごす高い橋がいっぱい。


たい君眠そう。


最後にボーイングミュージアムへ。
飛行機がいっぱい。

マー君大喜び。

これは昔実際に使われていた政府専用機。
歴代の大統領が乗っていました。

中はこんな感じ。


いやぁ、充実していてすっごく楽しい旅行でした。
ただねぇ~~。
帰りの飛行機でマー君に聞いた。

「マー君楽しかった?」
「うん、すごく楽しかった。」
「何が一番楽しかった?」
「え~とねぇホテルのテレビ。」

なにぃ~~~。
それを聞いて夫も私もがっくり。
確かにうちにはケーブルテレビはないけれど、いくらなんでもそれが一番だったなんて。
とほほほほ。

日本転勤の話2

2009-08-17 14:01:05 | その他
あれから、夫と上司が話し合って、来年2月か3月に日本に行くという方向で話が進められることになった。

稟議書を書いて、あと上が3段階承認したところで確実になるらしい。
だから、まだ確実に決まったわけではない。

でも、私たち家族は日本に行く気満々で、マー君はまたおもちゃを荷造りし始めた

夫はGoogleで衛星写真を見てどの辺りに住みたいか一生懸命考えている。

私は日本でも今の仕事を続けることはできないものかと、国際会計士事務所のホームページをいろいろ検索してみてたり、日英バイリンガルのリクルーターに出すために「勤務地希望Tokyo,Japan」などと書いた履歴書を作たりしている。

猫が2ひきいるんだけど、連れて行けないものかと、いろいろ調べてみたり、今の家を売るべきか、貸家にすべきか調べたり、我が家は日本行き一色でございます。

でも本当に、考えれば考えるほど、不安でしょうがない。
なにせアメリカ生活がもうすぐ10年になるもので、まるで日本が外国のよう。
ハーフの子は学校でいじめられないかしら?っとか、また国際結婚に対する偏見と差別にさらされることになるのかしらっとか、左側通行なんて運転できるのかしらっとか、不安に思うことは後を絶たない。
それに、せっかく上達した英語が後退するんじゃないかとそれも不安。
いやそれ以上に、せっかく上達した中国語を使う機会が完全に消えて、忘れちゃうのかとそっちのほうが悲しい。

そんなこんなで、毎日日本行きのことばかり考えております。
でも、どうなるのかしら???

日本転勤の話

2009-08-10 14:10:35 | その他
大ニュースがある。
日本に行くかもしれない。

行くって、遊びに行くっていう意味じゃなくって、日本に住むことになりそう。
夫が日本に転勤になる話が出ているんだよね。

ずっとずっと日本に行きたいと思っていたのに、いざ行くかもしれないとなると、めちゃくちゃ不安になってきた。

子供の日本語は大丈夫かしら?
英語を忘れちゃうのかしら?
耳が悪いのに、マー君は普通の学校に行けるのかしら?

こっちでできた友達と離れるのもすごく悲しい。

それに、それに、
日本に行ったら、アメリカ帰りの国際結婚のハーフの子供持ちのママなんて、仲間はずれにされて嫌われそう。

私のキャリアはどうなるのかしら?

不安だらけ。

でもやっぱり、、、、嬉しい☆