白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

カイトフェスティバル

2006-07-31 08:36:52 | その他
毎年バークレーではカイトフェスティバル(凧揚げ祭)が行われる。
冷たい海と熱い内陸との温度差で、夏は常に強い風が吹いているため、絶好の凧揚げ環境なんだ。

今年は、浜松から大凧が来るというので、見に行ってきた。
着いてみると空には大きな凧。。。っていうか蛸? 
ここはアメリカ、日本語を知るはずもなく、これはきっとギャグではないのでしょう。

観客として来たのだけれど、すっかり浜松の人たちと仲良くなって、差し入れのおにぎりやスイカをご馳走になってしまいました。
マー君は“うなぎパイ”をたぁ~くさん食べて、おなかいっぱい。

浜松の方のお国訛りが、愛知にいる姉の言葉と似ていて、ちょっとほほえましい。

「もうすぐ凧を揚げるでよぉ~~」
はぁ~~い!


アメリカのビニールでできた凧と違って、浜松の凧は竹ひごと紙でできた伝統的な製法。
しぶいねぇ。


マー君もみんなに混ざってひっぱれ、ひっぱれ。
3~4畳ほどの大凧も高く高くあがってあんなに小さくなりました。



日本人の方々は万歳三唱。異国に来てもこれは欠かせません。

CEID参観日

2006-07-30 08:52:49 | その他
参観日というのが正しいかどうかわからないけれど、この日は親も一緒に遊ぶ日ということで、家からはダディーとグランマとグランパが行きました。

え?私?
仕事よ、仕事。
悪い母親だよねぇ。
もちろん私だって行きたかったわ。

ダディーがたくさん写真を撮ってきてくれたので、すこしここにも載せいることにしました。


右側にいる女の先生も、左側にいる男の先生も、Deafだよん。
マー君は手話が上手だって、いっつも誉めてくれるの。
他の先生達はしゃべりながら手話も使うから、英語対応手話(SEE)を使うんだけど、
この2人の先生はアメリカ手話(ASL)を使うの。
マー君は、SEEよりASLの方が好きみたい。
やっぱりASLは生きた言葉だから、自然にそっちのほうが先に身に着くんだろうね。

地震?

2006-07-27 08:24:05 | 仕事
いつものように、パソコンに向かって仕事をしていると、ん?地震? 机が揺れている。
パソコンの画面も微妙に震えている。なんだぁ?

地震で言うと震度3くらいかなぁ。
でも地震と違うのは小刻みに1秒~2秒間隔で揺れていること。
なんだ?なんだぁ?

みなさん同じように感じたらしく立ち上がっている。
よく耳をすますと、遠くの方でバーン、バーン、という音が聞こえる。
どうやらこれはビルの基礎工事が原因のよう。

今うちの会社のオフィスビルの裏の方(写真に写っている範囲内だけ)で、巨大ビルの建設計画が4つか5つあるらしい。
っで、そのうち3つは工事が着工している。
この辺りは埋立地のため、高層ビルの建設には、強固な基礎工事が必要だ。
硬い岩盤に基礎を築くため、鉄柱の回りをコンクリートで固めたような巨大な柱を地中に打ち込んでいる。
この揺れと音は、その柱を巨大なハンマーで叩き込むときに発生しているようだ。

聞いた話によると、その巨大ビルの一つはなんと80階建てなんだって。
おいおい、こんなに地震の多いサンフランシスコで80階なんて大丈夫か?ここはシカゴじゃないんだから、高さを競わなくてもいいでしょうに。。。

しかし本当の問題はうちの会社に隣接して50階建てのビルができるということ。
これはまだ着工してないものの、年内に始まるらしい。
基礎工事が始まると震度3ではすまないかも。
うちのビルが25階建てだから、完全に影になってしまう。
まぁ、私のランチスポットとは反対側だけど、せっかくの眺めがなくなっちゃうのも惜しい。

現在お隣は駐車場。
この駐車場をつぶして50階建てのビルが建つんだって。


どうでもいいけどこの駐車場、土地を有効に利用していると言うか、、、すごく無理やりな停め方じゃない?一番奥の人が今出たいって言ったらどうするんだろう?
日本だったら、出る時間を先に聞いておいて、それを考慮して停めそうだけど、アメリカの場合、「あんたの車は奥にあるから数時間後にまた来て」って言われそう。


ランチスポット

2006-07-26 07:53:36 | その他
せっかく小さいデジカメを買ってもらったんだから、マー君の写真ばかりでなく、もう少し普段の生活を写してみようかと、会社に持ってきてみました。

左のこの写真は、私だけの秘密のランチスポット。
私のキューブの横にプリンターがあるのだけど、便利な場所じゃないので、誰も使わないのですねぇ。
っで、私の専用プリンターになっている。
しかしこの場所、プリンターを置いているだけにしてはもったいない良い眺め。
それで、横にあるキャビネットをテーブル代わりに、私はいつもここでランチを食べるのよん。

だれも来ないし、私だけの静かな空間。

植物にお醤油

2006-07-25 14:42:06 | 家族
まったく、面白いことをしてくれるよなぁ。

マー君が一人で静かに何かをしているときは、要注意。
ほぼ必ず悪いことをしているから。

でも、この日ばかりは私も油断をしてしまった。
静かだなぁっと思ってはいたものの、「テーブルの上には何も置いてなかったはず」っと少し一人であそばせていた。。。それが間違いだった。
テーブルの上にはお醤油が置いてあったのです。

最近植物に水をやるのが大好きなマー君。
テーブルの上のお醤油を水代わりに、植物にたぁ~~っぷりあげてるではないですか。
本当にたぁ~~っぷり。
受け皿で受けきれなくて、植物を置いてある窓辺はお醤油の海。
横には空になったお醤油のビンが!
朝いっぱいにしたばかりだから、全部植物にかけちゃったってことね。

マー君に聞いてみる。
「マー君、植物にお醤油をあげたの?」
マー君はきょとんとした顔で、「うん」とうなずく。
ちっとも悪いことをしたと思ってない。

はぁ~~~。
次から次へと、親が思いもよらないことをしてくれる息子だ。

植物、枯れちゃうかなぁ。


しれ-っとした顔で、ジュースを飲んでいるマー君。横には空になったお醤油のビンが!


この通り、窓辺はお醤油の海に。

お風呂で大怪我

2006-07-24 14:33:23 | その他
それは昨日の夕方6時頃のこと。
夕飯の支度をしながら、マー君をお風呂に入れていた。

いつもは一緒に入るのだけれど、昨日は夫がいなかったので、私は湯船の外から体を洗ってやっていた。
シャワーですすいで、さぁおしまい、私がバスタオルを取るために立ち上がると、マー君も一緒にお風呂のふちに手を置いて体を乗り出して来た、っとその時、すってーん、体を支えていた手が滑ってお風呂のふちに顎を思いっきりぶつけてしまった。

やばい!
顎がぱっかりと割れるように切れて、血がとめどもなくドクドクと流れ出てきた。
ど、ど、どうしよう。
こんなときに限って、夫がいない、っとその時神の声が!夫が帰ってきた。

マー君の叫ぶような泣き声に、尋常ではないことを察した夫は、飛んでお風呂にやってきた。
「困った、困った、何をしたらいいんだ、病院、病院に連れて行こう。」

ペーパータオルを何枚使っても、血であっというまに染まってしまう。

でも救急車だけは、呼んじゃだめだよ!
実は私達には失敗談がある。
1年前マー君が高熱を出して痙攣を起こしたとき、びっくりして思わず救急車をよんでしまった。
アメリカでは、救急車=救急隊=消防車で、救急車だけではなく消防車に巨大なはしご車までが家にやってきた、しかも後で1000ドルも請求される羽目になってしまったのだ。

10分もすると出欠もだいぶ落ち着いて、最初のような勢いであふれてこなくなったものの、血はどんどんにじみ出て服は血まみれ。
傷口を除いてみると、切れ目が開いて身が見えている。
なのに、マー君は3分もしないうちに泣き止んでけろっとした顔をしている。
痛くないのか?

やってきましたChildren's hospitalの急患、有名なER。
受付で、応急処置として粘着テープのようなものをべたーっとはられて、待つことに。
「命にかかわることではないので、急患が入った場合後回しにされることもありますが、ご了承ください。」とのこと。

待たされる覚悟をしたわけだけれど、案外すんなり中に入れてもらった。
扉の横には手術室のような治療室が3つか4つ並んでいるものの、どれも今は使われてない。
他に患者さんがいないようだ。ラッキーだった。

「先生が間もなく見えますのでこちらで待っていてください。」っと診察室に通されたそのとき、大きな扉が開いて、3人の子供がタンカーにのせられその緊急手術室のような部屋に入っていった。
さっきまで静まり返っていたのがうそのようにあわただしくなる。

やばい、後回しにされるぞこれは。

案の定、10分待っても20分待っても先生は現れない。
しかしそれだけではすまなかった。
その後1時間まっても2時間待っても先生は現れない。
退屈しきったマー君と病院内をお散歩。

3時間待たされて、もう限界に近付いていた。
夕食を取る前だったから、おなかもすいてきた。
ちょっとー、数針縫うだけなんだから、こっちをさきにやってよー、っと文句をいっていると、外でお母さんらしき女性が泣いているのを目にした。

きっとさっき運ばれてきた子供さんは、重症なんだ。
顎をちょっと切ったくらい、後回しにされるのは当然かもしれない。
先にやって欲しいなどとわがままなことは言えないなぁ。反省。

3時間半経って、やっと医者らしき若いにーちゃんがやってきた。
若い!見るからに研修医。

「今すごく忙しくて、他の先生方は手が空いていません。私が治療します。」

粘着テープをはがして傷口を見る。
「3~4針縫う必要がありそうですねぇ。ちょっとどうしたらいいか聞いてきます。」
おいおい、縫うだけだろう、そんなことを誰に聞きに行くんじゃ?

頼りないなぁ。

粘着テープをはがすときも、麻酔の注射を打つときも泣かないマー君偉いぞ!
でも縫うときはそうはいかない。
動いちゃいけないから、私と夫で押さえつけることに。
普通は看護士が押さえるのだけど、今はみんなその救急患者の方に付きっきりで、私達に回す人材はないようだ。

マー君は押さえつけられるのが大嫌い。
痛さでは泣かないけれど、自由を奪われると泣き叫んで抵抗する。
夫も私も汗だくになってマー君を押さえつける。
ごめんよ、もう少し頑張っておくれ。

頼りない医者だったけれど、3針縫って一件落着。
帰ってきたのは11時過ぎ、とんだER経験でした。

傷、あまり残らなければいいけどなぁ。









我輩は猫である

2006-07-23 08:00:06 | その他
私は昔から英語が嫌いだ。
でも昔と今とでは理由が違う。
昔は単に一つの勉強科目として、苦手だから(できないから)嫌いだった。
今はというと、もちろんできないというのも理由の一つにはあるのだけど、それよりも英語を知れば知るほど自分の言葉にはなりえないということに気づく。
『始めに言葉ありき』だとるすと、私は日本語があって初めて存在する。
その私を英語ですべて表現することはできない。
英語とは、私にとって「無味乾燥」の言語だ。

約10年前、私と夫がまだ初々しい恋人同士だった頃の話。
夏目漱石の話が出たとき夫が言った。
「あ~、知ってるよその作家、『私は猫です』を書いた人でしょ」
私はそれを聞いて叫んだ
ちがぁ~~~う!『私は猫です』じゃなく『我輩は猫である』なのぉ!!!」

『私は猫です』などと許せるはずがなかろう。
この本の面白みはこの題名に凝縮されているといっても過言ではない。
ただの一匹の猫が、しかも名前もないほど人間には軽んじられているその辺のなんでもない猫が、高飛車に「我輩」などと言って、自分では偉い何様かのように思っているそのギャップの面白みすべてがこの題名に出ている。
この猫がどれだけ気取った生意気な猫かとということが「我輩は猫である」という一文ですべて伝わる。
私があまりにも熱くなって語るもので、夫は少しびっくりしながらもちゃんと考えを改めてくれた。。。っと思っていたのだが。。。

先日日本からきた友達が、『我輩は猫である』の絵本をお土産に持ってきてくれた。
冒頭の有名な文と、面白い部分を抜き出して、絵本にしてある。
絵本といえども文章は夏目漱石様の原文を使ってある。

夫はその絵本をマー君に読み聞かせていた。
彼はいつも日本語の絵本は適当に英語に訳して読む。
まぁ、それは許してやろう。
私も英語の絵本は適当に日本語に訳して読んであげるから。

し・か・し。。。

"I am a cat"
"I still don't have a name"

まっ待ったぁ~~~~。
だめ、だめだめ、「アイ アム ア キャット」じゃだめぇ~~~。
しかし、今度ばかりは夫も抵抗。
『私は猫です』は明らかに間違えであったのに対して、「I am a cat」は間違えではない。
他にどう訳しようもない。
『私は猫です』も『我輩は猫である』も英語に直せば「I am a cat」なのだから。

英語に直したら、文学もへったくりもないやん。

ね?私が「英語は無味乾燥な言葉だ」と言う気持ち、わかるでしょ。
英語には日本語にある奥行きがない。
だから私は英語が嫌いなの!

暑い!

2006-07-22 07:12:12 | その他
ここ一週間ほど、ベイエリアでは珍しく暑い日が続いている。
っとはいっても、日本のようなうだるような蒸し暑さではなく、心地よい暑さ。
半袖の洋服を着ることなど年に数回もないから、私はこの暑さが嬉しくてたまらない。

暑いときに決まって起こるのが、電力の問題とスモッグの問題。
今週は例の "Spare the air day"が3日もあった。
せっかくすべての公共交通がただになるというのに、私は四半期レビューのため車で客先に出ており、恩恵にあずかることがなかった。
3日分の電車代$20ちょっと。
けちな主婦としては、すっごく損した気分だ。

私には心地良い暑さでも、でかい白人の方々にとっては絶えられない暑さのようだ。
夏でも肌寒いサンフランシスコでは、一般家庭はもちろん、オフィスビルやお店、レストランでもエアコンがないところが多い。
みなさんは、冷たい霧が入ってくるのを待ち望んでいる様子。

さて、せっかく暑くなったので裏庭にプールを出した。
夏の終わりに4ドルで買ったゴムプール。

大喜びでざっぶーんっと入るのかと思いきや、マー君水を怖がって入ろうとしない。
なんだよ?弱虫だなぁ。大きさはお風呂と大して変わらないじゃないか。

「じゃぁいっしょに入ろう!」っとたったこれしきのために、親がわざわざ水着に着替えて一緒に入ってあげても、マー君は直立不動!すぐに「出る出る」と言い出す。

なッさけないなぁ~。

ちゃんと本当のプールで遊ぶ機会をつくってあげていない親が悪いのかもしれない。
忙しいというのもあるのだけど、寒いとプールに行こうという考えそのものが浮かばない。
・・・でも?いったい何所に行けば子供が遊べるプールなんてあるんだろう???

暑くならない気候も、欠点があるものだ。


次の日やっと一人で入れるようになりました。

良し悪しだねぇ

2006-07-17 14:51:06 | その他
写真を大きく載せると、パソコンでは見やすくなるけど、携帯からは見えなくなってしまうということを発見。

困ったなぁ。せっかくみやすくなると思ったのに。

仕方ない、携帯用に小さいままで載せるとしますか。

パソコンの人は、ブログの題名をクリックすると、個別のページに移ることができて、そこで大きく写真が見れます。
又は写真を直接クリックしても、OKです。

試してみてください。

エイズウォーク

2006-07-16 14:26:24 | 家族
今日はサンフランシスコのゴールデンゲートパークで、エイズのための基金を募る、ウォークアソンがあった。

去年に引き続き、今年も夫の太鼓グループが演奏をすることに。
去年はめちゃくちゃさむかったから、今年は真冬並みの防寒着を準備。
でも、寒いのは朝だけで、午後からは霧も晴れて、なかなかのぽかぽか陽気となりました。

今日は25,000人の人が、この歩くマラソン、ウォークアソンに参加してるんだって。

私達は歩かないものの、演奏する人たちは、5時間ぶっ続けで太鼓を叩くわけだから、かなりの体力勝負。
私も、マー君を追い掛け回して、かなりの体力勝負。
だって、広いんだもん。

3時すぎ、イベントが終了してから、去年同様バーベキューパーティー。
その間、マー君は食べ物などには見向きもせず、ずっと太鼓を叩いて遊んでました。


必ず一番大きなバチを選ぶんだよね。


全部叩かなきゃ気がすまない。


7ヶ月年下のエミちゃんと一緒に。


なかなか息が合ってるんじゃない?

友人を招いてのお食事

2006-07-14 14:25:20 | イベント
今日はその友人を招いて、家でお食事をすることにした。
夫とマー君がサンフランシスコに来て一緒にお食事をしようという案もあったのだけれど、これまでマー君を連れてレストランに入って、座ってまともに食事を取れたことなどない。
それを考えると、やっぱりサヤ子を連れて家で一緒にお食事をした方がいいのでは?っということになった。

それがすっかり忘れていた。
日本の「お土産」という文化を。

サヤ子はわざわざ私やマー君にお土産を用意していてくれた。
いやぁ~感激ですねぇ。
私には雑誌を三冊、マー君にはアンパンマンのハンドルつきのボールを。

これがまたマー君が大喜びで、はしゃぐはしゃぐ。
「ありがとう」の一言より、この喜ぶ顔が一番のお礼かもしれない。
本当にありがとう。



楽しかったよ。きっときっとまた来てね。

6年振りの再会

2006-07-12 22:28:08 | イベント
今日、日本から友達がやってくる。
朝の9時過ぎにSF空港に着くっていってたなぁ。
気になって仕事がはかどらない。

「こっちに着いたら連絡ちょうだい」っといってるだけで、今日は特に会う約束をしていたわけではないのだけれど、いてもたってもいられず、昼休みを利用してイベントが開催されているモスコニセンターへ行って見た。

彼女の会社のブースは見つけたものの、彼女はちょうど展示を見て回っていて、ブースから離れていた。
広大なモスコニセンター内で、彼女を見つけるなど不可能。
伝言だけ残してとりあえず帰ってくることに。

それにしてもこのイベントすっごーい規模。
セミコンウェストといって、毎年サンフランシスコで開催されている半導体製造装置・材料の展示会。
規模はもちろん世界最大。

いったい何千社がブースを出しているんだろう?
歩いているといろいろな言葉が聞こえてくる。
日系企業もたくさん来ているらしく、日本語もよく聞こえてくる。
面白い。

仕事が終わってもう一度顔を出してみた。
そこでようやく彼女に会うことができた。
わーい6年ぶり、でもちっともかわってなぁ~い。
彼女は技術者で、彼女以外はみぃーんな男性。
なんでこんなに男に囲まれているのに、彼氏がいないの?
いやそれを言うのはタブーかしら。聞いてないことに。

それにしても、その格好じゃ寒いでしょう?
「サンフランシスコがこんなに寒いとはしらなかった。」っと彼女。
おいおい、毎年ブースを出してるんだったら、誰か先輩が教えてくれなかったの?っと回りを見ると、男どもはスーツを着ている。
なるほど、寒さは問題ではないらしい。
でも、私のブログを読んでればわかるでしょう、寒い寒いとしょっちゅう書いてると思うけどなぁ。
霧が入ってこないことを祈るよ。

明日またランチを一緒にとって、滞在中にいつかお夕食に招待する予定。
やっぱり、異国の地で昔の友達に会えるのは嬉しい☆


両側に見える建物がモスコニセンター。今写真をとるために立っている所の後ろにも建物があって、全部地下でつながってるの。ね?巨大でしょ。


中はこんな感じ。これは彼女の会社のブースじゃないけどね。

世間は狭いものだ

2006-07-11 14:23:14 | イベント
明日大学時代の友人が、仕事を兼ねてサンフランシスコに来る。
彼女とは同じ寮で寝食を共にした仲で、いつも連るんでいた仲良しグループ5人の一人。
仕事で海外まで来るとは、彼女も出世したもんだ。

っで、今日面白い発見があった。

時は遡ること数年前。
夫の同僚が転職して、ある日系の会社に就職した。
ところがその会社の英訳版マニュアルの質のひどさを見て閉口。
せっかくいいものを造っても、このマニュアルじゃぁアメリカでは売れないだろうっと社長に掛け合い、
「今頼んでいる翻訳会社は劣悪ですよ、やめましょう。私の知り合いにいいのがいますから、その人と個人的に契約して英訳マニュアルを出したらどうでしょう。」っと提案。
夫はその会社のマニュアルの英訳を引き受けることに。

それからというもの、その会社で新しい機械が出るたび夫はマニュアルを翻訳してきた。
副業にしては、なかなかいいお金になって、大変ありがたく思っております^^)

その仕事の話が入ってきた時の、夫との会話を今でも覚えている。
「ねぇ、なんていう会社のマニュアルを翻訳することになったの?」
「D社なんだけど、知らないでしょう。そんなに大きな会社じゃないみたいだし、末端消費者向けのものを造ってるわけじゃないから。大阪に本社があるんだって。」
「え、聞いたことあるよ、D社。でも、何所で聞いたんだろう。」
「うそ?知ってるの?気のせいじゃない。似たような名前の会社いっぱいありそうだし。」
そうかしら?っということで、今日までそのままになっていた。


っで明日友人が仕事で来るというので、連絡を取るには会社の名前も聞いておいた方がいいだろうということに。
すると、彼女が勤めているのは、夫が翻訳を任されているD社だと判明

日本って、そんなに会社少なかったっけ?
こういう偶然って、ホントよくあるよね。

明日の展示会で使われるパンフレットも、夫が英訳したものです。

『たのもうアメリカ』

2006-07-10 14:22:40 | その他
友人が書いた本『たのもう アメリカ』をやっと手に入れて読むことができた。
一度読み出したらやめられず、仕事中もこっそり読んで、あっという間に全部読みきってしまった。

面白かった、、、いやそれ以上に考えさせられた、中身の深い本だった。

私はこの本を書いた彼女のことを人生の師だと尊敬している。
(・・・なんて本人が聞いたら、「たわけ~、タメ以下の扱いしかしねぇーくせに!」っとしかられそうだけど。)

でも、会ったその日にグイグイ惹かれたのは確かで、一緒に過ごした時間はとても短いのだけれど、どうしても友達でいたいと私の方からしがみつくようにして今の友人関係ができたのは事実だ(と思う←本人が読むから言葉を選ぶ必要がある)。

彼女は大変頭がよく知識が広く良識がある女性。
それでいてユーモアにあふれ人懐っこい性格が人を引き付けるのだと思う。
とにかく話をしていてとても楽しい。


さて本の話に戻ろう。

この本はいわゆるアメリカ滞在記なのだけど、そういう一言で締めくくりたくない大変中身のふかぁ~~い本だ。
この本を皆さんに紹介するつもりで、私の感想をここに書いてみることにしよう。

=この本について=
長年勤めた会社を辞め、38歳にして一人でこのバークレーの地に来た彼女は、多くの人に出会い、違う文化に触れ、貴重な体験を重ねながら、悩み考え教えられて自分が探していた何かを見つけていきます。
また、彼女がアメリカで過ごしたのは、同時多発テロやアフガニスタン攻撃、イラク攻撃と大きな事件の真っ只中。
鋭い視点で、アメリカ政府やメディアを批評し、この戦争の裏に隠れているものを探り、彼女の考えで書き表しています。
日本にいては見えないアメリカの2つの顔を、この本を通して見ることができるうえ、日本の国際的な立場や姿勢についても考えさせられる一冊です。

っとまぁ、まじめに書くとこんなところかしら。
でもそんなくそまじめな本ではなく、ユーモアにあふれ、笑いも多かった。
一部私も登場してるんだよね。フフ。

皆さんにぜひぜひ読んでほしいなぁって思います。
特に独身女性にささげたい。
「人生遅すぎることなんてない!悩んでいても始まらない、勇気を出して行動してみよう。」
そんな気持ちにさせてくれるよ。

これがその本↓
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4773372893/249-7383803-2028315?v=glance&n=465392

ゲイの町

2006-07-07 14:21:59 | その他
昨日に引き続きまたこの話題。

今朝の通勤途中のこと。

私はBARTを降りて地上に上がるエスカレーターにぼんやり立っていた。
前には黒いスーツと紺のスーツを来た若い兄ちゃんが二人。
エスカレーターを降りたところでお二人は
"have a nice day"と言って、ブッチューーーと熱いキッス。

くらぁ~、め、めまいが。。。

さすがサンフランシスコですねσ(^_^;)