白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

朝食

2009-10-22 13:42:22 | その他
朝起きたら朝食までできていました。
しかも、料亭顔負けの朝食。

これ2日目の朝食。Breakfast.

納豆のソースが袋に入ってなくて、ゼラチン上でちょこんと入っているのにびっくり。混ぜたらこれがまたちゃんと混ざるのにまたびっくり。

思うのですが世界広しと言えども、日本ほど充実した朝食を食べている人たちはあまりいないのではないでしょうか。

こちら3日目の朝食。


なぜ日本の卵はこんなにオレンジ色なんでしょう。
アメリカの卵はすごく薄い黄色。

I was wondering why the color of Japanese eggs are so orange.
I was shocked when I saw American eggs for the first time.

日本の思い出III (友達と2日目)

2009-10-19 14:41:18 | その他
二日目はみんなでおでかけ、車を走らせて岐阜県に行きました。
着いた所は犬山城!


城下町が昔ながらの風情で残っています。

This town streets are just like they were in olden days.

映画村じゃないよ、今でもちゃんと使われているお店兼民家。

They are still used as houses/stores, not fake ones.

稲荷神社の前で。

Inari Shrine.


いいねぇこの石畳。素敵。

ここが犬山城。小さいけど本物のお城よ。

The castle behind me is about 500 years old.

お城ってどこでもそうだけど、すっごく急な階段。低い天井。

Old buildings have very low ceilings and super steep steps.

上から見るとこんな感じ。怖い!

looking down from the top, scary.

天守閣の一番上。いい眺め。

We are in the balcony of the top of the castle. Nice view.

家に帰ると見事なお夕飯ができていました。
すごい、すごすぎる。
いいなぁ、私もパラサイトシングル暮らしをしたい。



見て、栗ご飯よ。栗ご飯って栗をむくのにすっごく時間がかかるのよねぇ。
おいしぃ~~~。


日本の思い出 II (友達と一日目)

2009-10-19 03:40:59 | その他
今回は友達に会わないことにしていると言ったけれど、一組だけはとくべつ。
大学の寮時代からの悪友たち。
今回もその一人の家に集まることに。

一人は四国、二人は大阪、もう一人が愛知、そして私の5人組。
遠くに住んでいても心は一つ、なにかと理由を見つけては集まっているこの仲間、私の帰国を理由にまたみんなで集まることになりました。

いい歳をした女が五人も集まって、お夕飯は友達のお母様に作ってもらうなんて、とても許されがたきこと・・・、っと思いながらも、このお母様のお料理のお上手なことと言ったら!!!
ここにくる楽しみの一つはお母様の手料理。

The first night at a friend's house. This is a Japanese family style dinner.
We don't eat sushi, tempura, or teriyaki everyday.


一つ一つが手の込んだ品ばかり!


何を隠そうこの4人みんな独身。
話題はもちろん男の話。
男の話で一番楽しんでいたのは私かも知れないけどね。。。
家庭のしがらみから離れて女友達と一緒にいるときくらい、
独身気分を堪能して何が悪い!

いやぁ~、ホントに楽しかったぁ~~~~。
マー君やたい君が心配で会いたくて泣くかと思ってたけど、
完全に忘れて遊びまくりました。

母も息抜きは必要。

日本での思い出 I

2009-10-19 02:58:54 | その他
またアメリカに帰ってきました。
夢のような一週間はあっというまに過ぎ去り、またいつもの戦いの毎日が始まりました。
仕事に家事に育児に追われ、なかなかブログを更新できない私

いやぁしかし、子供から解放されて、日本で気ままに羽をすごせた一週間はまさにパラダイスでした。
少しずつ思い出をここに載せていきますね☆

=妹の赤ちゃん=

今回のメインイベントは妹の赤ちゃんに会うこと。


ぷくぷくのお相撲さんみたいな赤ちゃん


これがまた良い子で、良い子で、泣かないの。
泣いても声が小さいものだから、たい君の耳を劈くような泣き声に慣れている私は気づかない。。。
横で泣かれているのに、無視して雑誌を読んでいる私を見て、妹が怒鳴る。
「ちょっと泣いてるじゃぁん、私がお料理している時くらい、あっ君見てくれない?」

え?泣いてる?あ、ホントだ泣いてる。
横を見れば顔を真っ赤にして必死に何かを訴えている赤ちゃん。
「あっ君、そんなかわいい声で泣いたっておばちゃんには聞こえないわよ。なんてったって免疫ができてるから、ちょっとやそっとの泣き声では脳が反応しないの。」
なんて言うと、また妹にしかられた

子育てはみんな大変だと思ってたけど、大変じゃない赤ちゃんもいるんだと知りました。


=スーパーへおでかけ=

妹ばかりに夕飯の準備をさせるのも悪いから、一日は私が作ることに。
久しぶりに来る日本のスーパー。
さて何年ぶり?

カートが小さいのに驚く。

狭い店内で小回りが利くように、二段式。What a small shopping cart!


果物やお肉のお値段が高い。

しかしお魚のお値段が安い。
感動的に安い。
そして品物がいい。

感動して見入る。
カメラを出して写真なんか撮ったりして、妹に恥ずかしいと言われる。


旬のさんま、こんなにきらきら光って新鮮なのが97円!
This flesh fish is about a dollar.


お刺身、きれいに盛り付けられて598円(about $6)! So cheap, and flesh!!!

この日は洋風の料理にする予定だったけれど、あまりにも安くておいしそうなお魚を見て、お刺身とアサリを買い、和洋混合のメニューになりました。


=姉の家=
妹の家に4泊した後、愛知の姉の家へ。
姉の家は名古屋駅から電車で10分程度の便利なところ。

姉には女の子が二人。
お土産を待ちに待っていたお二人さん。
私からのお土産は、かわいいドレス。
あっというまにめかしこんで髪の毛まできれいにして、びっくり。
女の子はかわいいネェ。


姉の家では一泊だけして、次は友達の家に。



日本にやってきました

2009-10-07 05:20:17 | その他
実は今、日本にいます。ホホホ。

しかも一人で。

今日は夫の誕生日他というのに、
夫はきっと二人の子守に明け暮れていることでしょう。

今回はたった一週間の滞在で、メインの目的は
妹の赤ちゃんを見ることと、お買い物。
だからお友だちにはあまり会わないことにしました。

「来るんだったら声をかけてくれればいいのに~」
って声が聞こえてきそうですが、ごめんなさい。
また次の機会にね。

3年ぶりの来日。
どこに行っても日本語が飛び交っているのがうれしい。
すごく安堵かんを覚える。

それに人が親切。
特にお店の方のサービスがいい。
心が和む。。。

ただ、、、戸惑うこともしばしば。
この国なんてハイテク!

改札口に切符を入れる場所がない。
「え~~、これどうするのぉ~~~。」

なんでもかんでもタッチ画面のボタン式。

それに公衆のおトイレまでもがウォッシュレット。
なんだかタイムマシーンに乗ってやってきた気分。

家でもそう。

「お風呂は温度を調節してこのボタンを押したらOK.
適当なところで自動的に止まるから心配しなくていいよ。
沸かしたいときはこのボタン、温度は設定してあるから、
熱くなりすぎることはないよ。
それからお湯を足したいときはこのボタン、
ちょうどいいところで止まるから。」

未だに自動温度調節というものがないアメリカから来た私は
唖然!

「パーマをかけたいから予約してくれる?」
「なにがいい?デジタルパーマ?」
は?パーマにデジタルとかアナログとかあるの?

この国めちゃくちゃ進んでいます。

たい君の言葉

2009-10-01 14:48:55 | その他
最近やっとたい君がいろいろ言葉を発しだした。
遅くてずいぶんと心配したけど、これで一安心。

そして昨日、初めてはっきりと「ママ、ママ」と呼ぶようになった。
なんて嬉しい。
なんて感動。
忘れません2009年9月29日。たい君ママを呼ぶ。

だいたい、普通「ママ」が最初の言葉なんじゃないの?
「ママ」と言うより先に、お兄ちゃんの名前を言い出した。
「ママ」と言うより先に、猫の名前を言い出した。

ママはとても悲しかったよ。
待ちに待ってやっと行ってくれた一言『ママ』

うれしぃ~~~。

そのうちたい君とも楽しくお話をする日が来るのね。
楽しみに待ってるわ。

海角七号

2009-10-01 14:36:08 | その他
台湾映画『海角七号』がやっと日本で上映されることになったと聞いて、私は一人ではしゃいでいる。

この映画を紹介してくれたのは、中国系アメリカ人の同僚。「台湾人と日本人の、60年前と現代のダブルラブストーリー、なかなか面白かったよ。」の一言。

それで台湾人の同僚にこの映画のことを聞いてみたら、なんと無名の監督によって作られて、特に大スターが出ているわけでもないのに、口コミで広がって年齢層を超えて台湾で大ヒット。
台湾の映画史上最高の売上高に達したと言うじゃないですか。

お話は台湾人と日本人のラブストーリーでしょ、これは見なきゃいけないでしょ~~っとすぐにインターネットで見ました。。。。ただ・・・中国語字幕で。


日本語の部分が多いので、結構楽しめたけど、もちろんよくわからん。
それでDVDを借りて今度は英語字幕で見た。
でも中国語ってすっごく短い言葉で、英語の字幕を読むのが間に合わない。
中国語のときよりはわかるけど、やっぱりもやもやすっきりしない。
「日本語字幕でみたいよ~~~~」っと願っていたのです。

会社で一番仲がいい同僚は台湾人。
彼と出会ってからずいぶん台湾のことが詳しくなった。

あまりにも台湾のことを知らない私に「小林よしのりの台湾論を読め」と勧めたのは彼。

彼曰く、「本省人なら誰でも知っている、あの本に書かれていることは事実だ。」
彼は父方も母方も本省人でどちらの祖父母も日本統治下での教育を受けている。

「日本統治」=『悪』だと思っていた私は、きっと日本を心底嫌っているだろうと勝手に決め付けていた。

大違い!

どちらの祖父母も、何かにつけ「日本時代はこうだったのに、中国人が入ってきてからは・・・」っと日本統治時代を懐かしむそうだ。

彼と話をしていると、本当に驚かされる。
特に戦時中の話になると、日本とアメリカの戦局をそれはそれは詳細に知っている。

戦後の「日本は間違っていました、あれは勝ち目のない馬鹿な戦争でした。」という教育を受けてない彼は、「あれは勝てた戦争だったんだ!」っと熱弁をふるう。

「まるで自分の国のことのように話すのね。」と言った私に対して、
「台湾は日本だったんだよ。日本人は台湾人を二等国民とかなんとかで日本人と思ってなかったかもしれないけれど、台湾人は日本人になりきっていたんだ。戦争にも日本人として戦ったんだ。」

えっそうなんだ。。。そういう風に思っているんだ。。。

「世界一親日の国は台湾だよ。」

彼と話をすればするほどわかる、台湾が一度は日本の一部だった歴史を大切に思っていることを。


この映画は台湾語と中国語と日本語が入り混じっている。

彼が言うには「家では台湾語、学校や公の場では中国語、そして祖父母の家に行けばテレビでは日本語のNHKが流れている。」

若い人たちは、日本語がわからないにしても、すごく身近な言語で聴きなれているようだ。

この映画のヒットの理由はいろいろ言われている。
でも内容が日本人と台湾人のラブストーリーだと言うところの意味は深いと思う。

あなたも見たくなった?

こちら日本用の予告編CM
http://www.kaikaku7.jp/

そしてことらは、実際に台湾で使われた予告編CM
http://www.youtube.com/watch?v=z6fH1xNmdJw