Tomodachi

地震＋津波の被災地の子供たちをバークレーに招待しようという企画があることは、何度か耳にしたことがあった。その企画の名前はTomodachi。

そしてこの日、招待した３００人の高校生を招いてちょっとしたイベントが開かれるという。

どんなイベントかはしらないけど、せっかくだから行ってみることにした。

会場に着くと、うわ～、み～んな日本語しゃべってる。
み～んな日本人の高校生。

れみちゃんは張り切って、
「私、日本人です！」
とみんなに言っていた。

そこにマー君が
「僕もだよ～」なんて間抜けなことを言うと、

「あなたはハーフでしょ。本当の日本人じゃないの！私は日本人なの！」
っとれみちゃんにしかられる。
マー君しょんぼり。

高校生のイベントだけど、小さい子でも楽しめるものもたくさん。
ゲームがあったり、ジャンピングハウスがあったりと、我が家の子供たちも楽しんでいるようでした。

噴水で水浸しになって遊ぶ子供たち。






この写真のレミちゃん、すご～い。


海外に出ると、自分が日本人であることを再認識するもの。
レミちゃんもたぶんそうなんだと思う。
日本人に会ったり、日本のことを聞くと嬉しいご様子。

そうそう、今オリンピックがあってるから、それもまたナショナリティーを感じさせる。

ちなみに家の子供たちは、日本が出ているときは日本を一番に応援し、日本がいないときはアメリカを応援する。

だから日本が決勝まで進めなかったりしたら、アメリカを応援するんだけど、レミちゃんは面白くないご様子。

「日本はいないから、アメリカを応援しよう！」
なんてマー君が言ったら
「も～、うるさい。」と
ピシャリとしかられてしまいます。

こんな小さい子でも、自分の国って大切なんだなぁ～って思わされます。

うちの子供たちはどうなんだろう。
たぶん、アメリカにいるときは、日本を意識するんだと思う。
日本を一番に応援するというのも、私のためではなく、自然にそうしているように見える。

でも日本に行くと、自分でも不思議なほどアメリカを母国だと思うんだろうなぁ。

愛国心って、幼い心にも自然に備わっているものなんですね。

カイトフェスティバル

今年もやってきました、カイトフェスティバル。

れみちゃんが一言。
「これって毎日やってんの？」

まさか、年に一度のお祭りです。
ただ、毎年７月の最後の週末にあるものだから、去年もちょうどこの時期に遊びに来てたんだよね。




私たちも凧を二つ持って行きました。

うちの夫ってば、凧すら上手にあげられない。
「あ～、だめだめ、ほら貸して！」っとつい取り上げてしまいたくなる。

このお祭り、ただでかい凧をあげるだけではなくて、見事な操作のカイトショーなんかもあり、見所はいっぱい。

その見所の一つは日本の浜松から来た大凧。
毎年竹ひごと紙でできた日本の伝統的な大凧を披露します。

Tilden Park

この週末は特に予定がない。

れみちゃんも来たばかりで、まだ時差ぼけ気味。
そこで、近くのチルデンパークに行くことにしました。
去年も行ったけど、いいよね。




まずは機関車に乗る。

この機関車、夫が小さい頃からあるらしい。
一周するのに１０分くらいかかる、なかなか乗り応えのある機関車。

今日は日曜日なので、ちび機関車も動いていました。





実はこのちび機関車に乗るのは、うちの子供たちも始めて。
いつも来るのは土曜日だったのでねぇ。

ちょうどいい日陰を見つけて、お昼。


都会の中とは思えない自然を楽しめます。


子供たちが大きな木を発見。


枝が一つぶら下がっていて、ブランコになる。


それからおなじみリトルファーム


牛に囲まれて、ハイチーズ。

この直後、二頭の牛は首をぐいーっと伸ばして、れみちゃんが持っているセロリの取り合い。
れみちゃんは牛の間に挟まれて、「きゃ～～」っと言う状態になっていました。
あ～、びっくりした。




ビジターセンターの中。


このあたりは、野生のブラックベリーがいっぱい。

子供たちは夢中でとって食べてました。

少しお散歩をすることに。


ととろが出てきそうな小道を行くと、


池にでました。


池には亀がいっぱい。

マー君が池を覗きながら、
「蛙のあかちゃんがいるよ～」

そういうのをおたまじゃくしって言うんだよ。

こういう言葉を知らないんだよねぇ～。
れみちゃん、日本語いっぱい教えてね。

おやつを食べて帰ってきました。
楽しかったね。

毎日が合宿みたい

れみちゃんが来てから、毎日が合宿みたいな我が家。

サマースクールから帰ってきて、ちょっとゆっくりしたら宿題の時間。

宿題が終わったら、みんな裏庭に出て遊びだす。





この後のお決まりは、植物に水をあげて、みんな水浸しになる。
特に海悠は下着までびちゃびちゃに。

洗濯物が増える。
そこで、一日に着替えていいのは一回までにしました。

従姉妹のレミちゃん

従姉妹のレミちゃんが日本から遊びに来てくれました。
子供たちにとっては従姉妹、私にとっては姪にあたります。

７歳の女の子が、一人で飛行機に乗ってやってきました。
っと言うと、みんなひっくり返るほどびっくりする。

JALのファミリーサービスかなんかで、ずっとだれかがエスコートしてくれるから、間違えて違う国にいっちゃうなんてことはないんだけど、
それでもねぇ、１０時間のフライトを一人で座ってるんだから、
普通ならやっぱり心細く感じるもんなんじゃないかしら。

それがこのレミちゃん、姉の子なんだけど、かわいい顔して「けろり」としている、めちゃくちゃしっかりした子なんです。

学年で言うと、うちの兄ちゃんの一つ下で今２年生。
年齢で言うと半年下になる。
でも二人を見ていると、どっからどう見てもレミちゃんの方がお姉ちゃんのよう。
うちの兄ちゃんはいつもいっつもレミちゃんにしかられてます。

これから約４週間、家の兄ちゃんと一緒に、ここアメリカのサマースクールに行きます。

子供４人、にぎやかな夏になるぞ。

家族旅行 ６日目

最終日の６日目は、キングスキャニオン国立公園。
ここには世界一大きな木があります。

まず訪れたのは、セコイヤの木の森。


横を歩いている人と木の大きさを比べてください。
どれだけ巨大かわかるでしょ。
でも、この木は普通のセコイヤの木。
世界３位の木を見たけど、近くに寄れないから写真ではいまいち大きさが伝わらない。
やっぱり比べる対象がないとね。
たぶん、この写真の木の３倍くらいかな。



世界一古い木、太い木、いろいろあるけど、このセコイヤの木は総重量が最大だそうで、総合的に見てもっともでかい木なのです。

世界でこの辺にしか生えていない珍しい木なんだけど、昔入植した人がいっぱい切り倒しちゃったの。
木材に使えると思ったらしいんだけど、実は切り倒した後はあんまり強くなくて、家具などには向かないそうで、ただ切り倒しただけで役には立たなかったらしい。
ばか者～っと言いたくなる。
大きな木は４０００年も生きてるんだって。

じつは家の裏庭にもセコイヤの木を植えてるんだよね。
今私の背丈くらい。
どれくらい大きくなるのか楽しみ。ははは。


古くなって自然に倒れた木。
中が朽ちて空洞になってるけど、これが完全に土に返るのはまだ何百年もかかると書いてあった。

その後は、キャニオンの方へ。


これまたヨセミテなみの絶景。




すごく深い谷間

すばらしい旅でした。

家族旅行４日目５日目

４日目は、ロサンジェルスに住む従兄弟の家に行きました。

大きなプールつきの豪邸。
でも、この辺ではそう珍しくないみたい。




子供たちは従兄弟と遊ぶのが大好き。

帰るときは、「いやだ～」っと大泣きでした。

５日目はフレスノへ。車で４時間の旅。

家族旅行 ２日目３日目

今回の旅行の目的地は　レゴランド！
日本でもレゴって人気なのかなぁ。
うちの坊やたちはレゴが大好き。
少しでもお金がたまればレゴを買っています。

それでまたレゴランドに行くのが夢でした。
４年ぶりのレゴランド、今回は２日連続で行くことにしました。




全部レゴでできています。


レゴでできた町。


こんなのもレゴでできてます。








遊園地というだけではなく、レゴで遊べるセクションもあちこちに。




二日目は寒いのにウォーターパークへ







それから水族館もあります。









これもレゴでできている。

２日間レゴランドを堪能しました。たのしかったねぇ。

家族旅行 １日目

せっかくの夏休み、どこか旅行に行きたいよねぇ～。
日本に行くのは高すぎるからあきらめてぇ。
じゃぁ、カリブ海のビーチでバカンスを楽しもう！
なぁ～んてのは夢の話。
今の私たちにできることは、車に子供３人乗っけて国内旅行をすることくらい。
あ、アメリカはすごく広いから、国内と言っても東海岸まで行けるはずはない。
州内旅行といった方がいいかもしれない。

そこで、サンディエゴに行くことにしました。
目的地はレゴランド!!!
片道800キロの道のりを7時間かけて移動します。
平均速度130km/hです。

でも、なんにもないところを直線の高速道路が延々と続くから、
つい気付いたらアクセルを踏みすぎて150km/hなんてこともたびたび。
だいたい140km/hを越えた頃から、車が微妙に振動しだすから、
スピードの出しすぎに気付く。

朝、３時に起きて４時に家を出る。
子供たちは車で寝てくれるし、一番のネックはロサンジェルスを何時に通過するか。
あの町で渋滞にはまると出られないから。
日曜日の朝９時までに通過すれば渋滞は避けられるのではないかという計算。
計画は見事に成功、ロスをすいすいと走り抜けることができました。


車の中に７時間。寝ていたから思ったより大丈夫だった。

昼前にサンディエゴに到着。
うわ、思ったより寒い。
さすが寒流のカリフォルニア海流。
赤道直下のエクアドルにでも、カリフォルニア海流の中に浮かぶ島にはペンギンがいるというはなし本当かもしれない。

泊まったホテルは海のすぐ近く。
着いた日の午後、ちょっと遊びに行くことにしました。




とりあえず遊びにいったら楽しかったから、ホテルに帰って水着に着替えて再度海へ。
結構海水は冷たいんだけど、兄ちゃんとダディーは泳いでいました。

朝１０時出たら、着くのは午後５時過ぎで、一日中車の中で過ごすことになるけど、
今回のように早朝に出発すると、半日しか移動に使わなかった気分になる。
これはなかなか良かった。
これからも遠出のときはこうしよう！