白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

モンタナへ

2013-07-29 16:21:25 | 家族
イエローストーンを後にしてから、モンタナに入り、これまたなぁ~~~~んもありません。
今までも何にもない直線の道を来たけど、それは砂漠や山などで農業ができない所。
ここモンタナは、見渡す限りの草原が続いています。
モンゴルの大草原まで行かなくても、ここにあるじゃぁ~んって感じ。
地平線がきれ~に見えるんです。



2時間後もおんなじ。


対向車もなにもありません。

3人の子供を車に乗せて、6時間もただひたすら車を走らせる。

上の子二人はその間ビデオを見ています。
タブレットを車の座席の後ろにつけて、オーディオケーブルでカーステレオにつなげて音は車のスピーカから出るようにして、さきにダウンロードしておいた映画やテレビを飽きもせず延々と。

車酔いしないのかと心配で、オーディオブックをダウンロードして行ったのですが、やっぱり5歳に子には少し難しい。それで、仕方なくビデオ上映にしたんだけど、全然車酔いは大丈夫なので、ちょっとびっくり。こうもまっすぐでカーブもなければブレーキも踏まない、時速140キロで走り続けていれば、もしかしたら電車よりゆれないのかもしれない。

ただ問題なのは2歳のチビ。
ビデオを見ていても飽きちゃう。
ぎゃーぎゃーわめきだすから、一生懸命お菓子などでなだめるけど、それも利かなくなる。
あのてこの手であやして、もう親はへとへと。
寝ている時はとても平和。
だから寝ている時は少しでも遠くにいこうと、お昼も取らずに走り続ける。
あ~、二歳児を連れてきたのは間違いでした。

夕方ようやく目的地ジョーダンという町に着きました。




寂れた田舎の町です。

町にはスーパーが一つだけあり、モーテルが一つだけあり、レストランが一つだけあり、とりあえず旅行者にとって泊まることはできる程度の小さい小さい町。

舗装してあるのはメインの通りだけで、一本中に入ると舗装していない道。



実はここジョーダンが今回の旅行の本当の目的地。
何しに来たのかって?
恐竜の化石を掘りに来たのです。

夫のお父さんは恐竜博士こと古生物学者。
毎年かならずここモンタナ州ジョーダンに来て化石を探します。
50年以上欠かさずやってきたわけですが、もう80歳なので、そろそろ最後にしようか・・・っというので、「じゃぁ私たちも一緒に行っていいかしら?」無理やり頼んでやってきました。

ジョーダンではもうすでにグランパは来ていました。

明日はいよいよ大学の研究グループがキャンプを張っているところに出向きます。
恐竜の化石見つかるかな?



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