白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

『たのもうアメリカ』

2006-07-10 14:22:40 | その他
友人が書いた本『たのもう アメリカ』をやっと手に入れて読むことができた。
一度読み出したらやめられず、仕事中もこっそり読んで、あっという間に全部読みきってしまった。

面白かった、、、いやそれ以上に考えさせられた、中身の深い本だった。

私はこの本を書いた彼女のことを人生の師だと尊敬している。
(・・・なんて本人が聞いたら、「たわけ~、タメ以下の扱いしかしねぇーくせに!」っとしかられそうだけど。)

でも、会ったその日にグイグイ惹かれたのは確かで、一緒に過ごした時間はとても短いのだけれど、どうしても友達でいたいと私の方からしがみつくようにして今の友人関係ができたのは事実だ(と思う←本人が読むから言葉を選ぶ必要がある)。

彼女は大変頭がよく知識が広く良識がある女性。
それでいてユーモアにあふれ人懐っこい性格が人を引き付けるのだと思う。
とにかく話をしていてとても楽しい。


さて本の話に戻ろう。

この本はいわゆるアメリカ滞在記なのだけど、そういう一言で締めくくりたくない大変中身のふかぁ~~い本だ。
この本を皆さんに紹介するつもりで、私の感想をここに書いてみることにしよう。

=この本について=
長年勤めた会社を辞め、38歳にして一人でこのバークレーの地に来た彼女は、多くの人に出会い、違う文化に触れ、貴重な体験を重ねながら、悩み考え教えられて自分が探していた何かを見つけていきます。
また、彼女がアメリカで過ごしたのは、同時多発テロやアフガニスタン攻撃、イラク攻撃と大きな事件の真っ只中。
鋭い視点で、アメリカ政府やメディアを批評し、この戦争の裏に隠れているものを探り、彼女の考えで書き表しています。
日本にいては見えないアメリカの2つの顔を、この本を通して見ることができるうえ、日本の国際的な立場や姿勢についても考えさせられる一冊です。

っとまぁ、まじめに書くとこんなところかしら。
でもそんなくそまじめな本ではなく、ユーモアにあふれ、笑いも多かった。
一部私も登場してるんだよね。フフ。

皆さんにぜひぜひ読んでほしいなぁって思います。
特に独身女性にささげたい。
「人生遅すぎることなんてない!悩んでいても始まらない、勇気を出して行動してみよう。」
そんな気持ちにさせてくれるよ。

これがその本↓
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4773372893/249-7383803-2028315?v=glance&n=465392

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