昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

寂光院

2013-04-29 | 歴史・文化遺産
寂光院で、「建礼門院800年忌記念講演」がありました。
平家物語の「灌頂の巻」に登場する寂光院の客殿での催しでした。

境内周辺は青葉若葉の世界でした。茶店の壁に懸っていた写真からです。
左:タカオモミジのさ緑に浮かび上がるもみじの花。   右:染料をとる藍の花、この大原は藍染の里でもある。
 





本堂の前の池の水際に咲く桜。枯れた木が見えるが、これこそが、平家物語に出てくる姫小松の木である。






境内の庭に咲く白ツバキ。

 





池の小島に咲く赤のショウジョウバカマ。





本堂の右にある池の滝も、今日ばかりは、3段ともに水が落ちています。耳を澄ませば、3音の和音が聞こえる?






本堂の奥にある建礼門院の住まいした庵室跡の表示がある。後白河法皇が訪れた場面で出てくる庵室があった所です。
今日は公開されている。






更にその奥に宝物殿が最近完成した。




心無い人によって本堂が放火された時、多くの文献は助けられたが、本尊の地蔵菩薩はすっかり焼けてしまった。
しかし、火災にあっても本来の姿がよく残っているので、腐食が進まない処理をして、重要文化財の指定は継続された。

痛々しくて長くは見つめられません。




※なお、寂光院については、当ブログ検索していただくのもいいです。
 その他、2006年の09/13と9/18、9/20、9/21辺りに詳しくアップしていますので、よろしければどうぞご覧下さい。