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アルバイトも社員。社員満足度向上を怠ると、、、

2014-05-20 20:14:35 | 本のネタ
 今日、日経新聞の電子版に、大手牛丼チェーン店:S家に関する記事が載っていました。

 内容は、アルバイト社員が確保できず、外食産業の書き入れ時である、夕食時に閉店している店舗が増大しているとのこと。

 この記事を読んでいると他人ごとに感じることができないことばかり。


 ライバルのY家に対抗し、投入した新メニュー:鍋料理は、本社の試算では10分のオペレーションでできることになっていたそうです。

 ただ、熟練のアルバイトにインタビューしたところ、絶対に10分ではできないオペレーションとのこと(確か、3倍以上のオペレーション)。

 つまり、本社で意思決定した内容は、現場とかけ離れた内容。

 しわ寄せを食うのは、現場。。。

 さらに、定食メニューでは、丼だけでない器を使うため、その食器洗い稼働が増大していることも見逃されている模様。



 S家で起きている問題は、正確に把握できませんが、多くのアルバイト社員が離脱している状況を考えると、現場で働いているアルバイト社員の負荷が増大していたことは推測できます。

 アルバイト社員も、企業が提供する価値創造に貢献していることを考えると、社員満足度向上の対象に入れるべき存在であることは間違いありません。

 社員満足度に目を向けないと、どういう結末になるのかが表面化した、氷山の一角のような出来事ですね。


 多くの会社の経営者が、本件を対岸の火事のように捉えているのではないかと不安になりますが、決して対岸の火事ではないでしょう!

 なぜなら、毎朝、出勤途中にすれ違うサラリーマンの多くは、疲労困憊の表情ですから。


 あなたが勤務する会社の社員は、満足度が高く、充実感を持って仕事をしていますか?

 一度、表情を見渡して見てください。


 今回のような出来事が発生する一方で、スターバックスやIKEAのように、パート社員を正社員化する流れが起きているのはなぜでしょうね。

 日本における雇用形態に変化が起きていると感じるのはわたしだけかしら?!


 潮目が変わったにも関わらず、正社員のスリム化を敢行している会社は、周回遅れなのかも知れませんね。




 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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