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◆知 恵 の 心

2016年01月15日 08時28分26秒 | 聖書

知恵があなたの心にはいり、……      (箴言二10前)
 
ある日曜日のこと、郊外の教会に行きました。そこは、喜びと歌にあふれた生き生きとした教会でした。礼拝の後、若いはちきれるような娘さんが、これはまた、筋皮骨子といったようにやせ細り青ざめたお母さんを連れて、私のところに来て話されました。
「先生。私の父は、学校の先生で詩人なのです。でもこの一、二年父は、生きる意欲も働く意欲も失って、死にたい死にたいという詩ばかり書きます。ほんとに学校をやめて、死んでしまうかもしれません。母は心配して、見る見る間にこんなにやせてしまいました。先生。神さまが、父の心の中に、いのちを注ぎこんでくださるように祈ってください。この母にも神さまが、力を注ぎこんでくださるように祈ってください。」(私と母娘の三人は、ひざまずいて祈りました。)
そうです。貧乏も病気もつらいものです。しかし人は、その心が衰えた時、どうしようもなくなります。
ある日、アメリカに住んでいる日本人の友人から手紙が来ました。その若い女性は、自分が自分でどうにもならないほど、苦しく寂しく力がなかったのです。そこに、これも私の友人のゴスペル・シンガーの上原令子さんが訪ねてきてくれたのでした。「ね。あなたの心の戸には、外側にハンドルがついていないのよ。あなただけしかあなたの心の戸は開けられない。思いきって心の戸を開けて、あなたを愛しあなたのために十字架で死んでよみがえってくださったイエスさまを心の中に迎え入れてごらんなさい。」そしてこの女性は、このように手紙に書いていました。「私は思いきって、残っていた全部の意志の力をふりしぼって心を開き、そのむなしい心に神さまを迎えました。そして先生、私は変わったのです。」
「その時……知恵があなたの心にはいり」、そうです。知恵とは神ご自身なのです。
 
 

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