鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

日光行きの155系の想い出話し

2011年10月03日 | ごあいさつ あるいは模型と関係ないこと
さきほど、6年生の次男が修学旅行に出ました。
朝6時に学校集合ですから、まだ明けやらぬ時刻です。
今ごろはバスに乗っているはず。

目的地は日光です。
東照宮と華厳の滝と、戦場ヶ原。
定番といえば定番ですね。
1泊2日の予定です。

ワタシの小学校の修学旅行も、日光でした。
ただし、2泊3日。
往復とも電車。

やはり朝早くに学校に集合して、バスで国鉄駅へ。
どこかといえば、中央線の豊田駅です。
待っている間に見た始発東京行きが、真新しい103系でしたね。
何が来るかな~?
やがて、八王子方から155系が入線してきました。
あんがい長くて12輌編成。
クハの運転台がサハに向き合っている特徴的な連結面もありましたっけ。

田町区の編成で、すでに湘南色になっています。
やはり、屋根はぺたんこ。
押し込み式ベンチレーターに改造されたあとの晩年の姿です。
乗ったら、天井の蛍光灯が枕木方向に並んでいました。
2-3人掛け座席の時代の名残です。
発見して、ちょっと嬉しかった!

↑「列車大カタログ」1977日本交通公社刊 撮影廣田尚敬より引用。

たしか、指定は11号車だったと思います。
市内のいくつかの小学校でまとめて貸し切る列車で、
ワタシの小学校の割り当ては11~12号車。
クラスが違ったら、最後尾のクハでしたねぇ。
ちょっと悔しい思いも。

窓を全開にしながら中央線を東進します。
途中で試作間もない201系とすれ違ったらしいのですが、見落としました。
新宿で方向転換。
事前に時刻表で調べて、ドコを走って東北線に出るんだろうなぁ?
山手線と並走していたはずが、気が付いたら京浜東北線にすり替わっていました。
山手貨物線を知らなかっただけなのですが、驚きましたね。
いまなら湘南新宿ラインが走っている経路ですから、常識でしょうけど。

東北線内は、隣のクラスが乗っている車輌が先頭ですから、
かぶりつきに行きました。
低運転台の形式です。
運転台仕切の窓も腰まである大きなモノで、見晴らしが効きました。
当時としては、遮光カーテンを全開にしてくれた運転士さんも珍しかったかな。
嬉しかったですよ。

小山付近では、東北新幹線実験線の高架が建設中でした。
宇都宮で停車中、隣のホームに583系「はつかり」の食堂車が停まった気もするのですが、
ほかの記憶とごっちゃになっているかもしれません。

この155系電車、翌年早々に廃車となりました。

↑「鉄道ファン 通巻240(1981年4月)号」から引用。

弟は167系だったようです。
ワタシの学年が、修学旅行用として誕生した155系で修学旅行をした最後ということになります。

あれから何度か、155系を模型で…と考えましたが未だ果たさず。
グリーンマックス製品は何となく物足りないし、マイクロエース製品はちょっと。
モアやエンドウ、KSという手もありますけどね…。
永遠に作らずに終わりそうな気がします。

ま、ワタシの見聞きしたことなぞ限られたもので…。
会社には、東京から京都までこの電車で修学旅行に行ったというひとがいますから。

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コメント (6)
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