アランマーレ、4選手の退団～江川、浅川、本間、藤原選手お疲れさまでした

ちょっと古い話になりましたが、

3月19日に、4選手の退団が発表されました。

もちろん、入る選手があれば出る選手もあるのは世の常です。
チームの新陳代謝は必要ですし、4選手には感謝の気持ちしかありません。

しかし、チームは今シーズン終盤、驚異的な追い上げを見せ、
上位にあと一歩のところまできました。
来シーズンは、今年のベースの上に上積みがなされるものと思っていましたので、
驚きとともに少々残念な気持ちもあります。

江川選手は、初期チームの大黒柱佐藤綾選手に代わっての得点源として活躍。
左利きという事で入団当初こそセッターとの相性に苦しみましたが、慣れてからはオ
ポジット、ハードヒッターとしてリーグ得点王を取るなど大活躍。
ブロックをぶち抜くスパイクは見ていて迫力十分でした。
そして今年は、ようやく宮本とのオポジットの共存に目星がついたかと思われた矢先
だったので、退団はびっくりだったしとても残念です。

浅川選手は、確かチーム2年目に入団だったか。
勢いのあるスパイクと粘り強いレシーブでチームをけん引。
入団のころはチームに安定したウィングスパイカーがいなかったので、
貴重なアタッカーとなりました。
黎明期のチームを支えた大功労者といえます。
ここ数年は、大卒の技術のあるアタッカーの加入で出番も少なくなりました。
そういう意味では、ご自身の将来も見据えての決断だったかなと思います。

本間選手は、2年間の在籍。
初めての地元庄内の選手？で、応援する側の期待も非常に大きかったはず。
MBとしては少し癖のある打ち方をするので、速攻には向きませんでしたが、的確なブ
ロックと幅のあるブロードで活躍。
今年は控えでしたが、主力のケガを考えれば貴重な人材。
しかも、今年入団選手にMBはいません。
一気に、MBが手薄になってきました。

藤原選手は1年での退団。
個人的に一番びっくりのニュース。
怪我する前までは、木村の対角のレギュラー。
身長はないものの、ブロックを外すテクニックとスパイクのキレはチーム１です。
ケガの時に代わりに入った内定選手の榎本の活躍も決断を後押ししたのでしょうか。

これで、現状は、

WS　木村、榎本、草島、小泉、北村
OP　宮本
MB　柳沢、伊藤、菅原
S　田村、投野
L　森、細田

となり、アタッカーの全てのポジションで急に層が薄くなってしまいました。
特にオポジットのところは、宮本だけではシーズン乗り切れませんから、
補強は急務となりました。

う～む、折角来季に向けて良い形でシーズンが終われたの思ったのですが、
風雲急を告げることになりました。

しかし、まずは4選手にお疲れ様と感謝ですね。
個人的には、浅川選手には高卒で心細い中をよく三重から酒田に来てもらったと思い
ます。
チームも黎明期で、基盤がしっかりしない難しい数年を過ごされたかと思います。
是非、次のステップで頑張ってもらいたいと思います。
ありがとうございました。