販路開拓相談を受けて、最初の5分で”これはアカン”という場合があります。
技術系やITソフトウェア系経験者に多いのですが、これまで務めてきた職場の経験や情報を基に起業される場合で最悪なのは、売れる見込みもないのに、もの作りをしてしまうことです。
試作レベルなら別ですが、全く市場の反応も、顧客ニーズも聞かないままに製品化してしまって、結果的に見込み客も訪問先もこれからといパターン。
何とこのケースの相談の多いこと。
良い物なら売れますが、そんなのは100件中、1件あるかないかです。
また起業や会社設立などを楽しみすぎて、本来の売ることを考えていない方もいらっしゃいます。会社の名前を決めたり、オフィスのレイアウトを決めたりするのも新しい気分で楽しいものですが、売りが立たないとその先は時間の問題です。
ただ、意気込みがもっとも強い時期なので、冷静な視点を持つことに納得(説得)していただくのに大変苦労しております。ただ、深い傷を負われないうちにブレーキをかけるのも私の仕事です。
「売れるモノ、売れる仕組み」と売れる人 Topdas
私のもとにも 起業相談というか 切々と自分の想いを述べられる方が多いのですが、
「そのサービスに誰がお金だすの?」
また、
「もういっぱい市場にあふれてるのに、どうやって差別化して大手に勝つの?」
このシンプルな問いに 「そこなんですよねぇ・・」という答え。
しまいに 競合他社の こきおろし・・。
改めて、21日の書き込みの文章
「批判は、他人のことより自分のことを。
賞賛は、自分のことより他人を優先。
気持ちの良いコミュニケーション技術が社会を明るくします。」
この言葉が心に響きます。
ただ、人のことは見えても、自分のことは わからないので、
Topdas さんは 私のコンサルなんですよね。