4月2日(木) 曇り時々晴れ。
メリダの1速が入らないままになっている。
去年の夏、ダワさんと山中湖へ行ったときに、1速に入らないので調整したが、ディレイラーの調整ネジがバカになっていて直せなかった。
それ以来、ほっぽりぱなしだ。
もう一度見てみよう。
各部のネジの緩みを確認、増し締め。
チェーンにオイルスプレーし、汚れたフレームを布で拭く。
後輪が少し横に触れるので、ブレーキシューとリムのすき間を見て、簡易振れ取り。
緩め過ぎていないかは、スポークを手で握って確認する。
実に大雑把(おおざっぱ)だ。
前輪は振れ取りしなくてもよさそうだ。
不得手(ふえて)なフロントディレイラー調整をする。
マニュアル本を見ながら、ストローク調整をする。
「High」側、「Low」側ともガイドプレートとチェーンのすき間を0.5mmに。
「インデックス調整」はシフターのアジャスターを回して。
後輪もストローク調整してみるが、やはりネジバカで調整できず。
1速ギヤのライン(黄色)とガイドプーリーのライン(赤色)が同一ラインに来るように調整するのだが、できない。
ガイドプーリーが内側に入りすぎ。だからギヤチェンジの際、チェーンが内側に落ちてしまう。
まあ、調整できたとしても、もともと構造的に無理がある。
写真はフロント・センター、リヤ1速だ。
クランク軸とリヤ車軸は並行している。
しかしフロントスプロケットもリヤスプロケットも位置は固定なので、同一ライン上でチェーンを掛けることはできない。
同一ラインになるようにフロントまたはリヤのスプロケットを横移動させればよいと思うが、そんなことを考えている部品メーカーはいない。
トンサンが『相変わらず自転車の構造は進歩しないなぁ』と思うゆえんだ。
電動メカなんか考えずに、基本的なことをしっかりしろ!!
www.geocities.jp/taka_laboratory_3/
20091127-R-derailleur/20091127-R-derailleur.html
(URLが弾かれてしまったのでhttpを省略しています)
リアディレイラーの基本的な動きの部分を見てみると、
ネジの頭やピッチなどのサイズが合っていさえすると、
代用が効きそうかなと思いました。
(ネジの溝かネジ穴のどちらが緩んだのかは、写真からは判らなかったのですが)
価格を安くするつもりなのか、早くまた買ってもらいたいためなのかは分からないですが、
リアディレイラーは0.1ミリ単位で調整する構造からすると、
壊れやすい構造になってしまうというのは、よく見ると不思議に思ったりします。
国内の大手自転車部品メーカー製でも7、8速用の部品の作らなかったり、
最近だと10速と11速の部品の互換性が無かったりというのが有名な話だそうですが、
リアスプロケットの20Tなどのギア板などの部品も中々見掛けなかったりします。
個人的には『自転車の構造の進歩をわざと遅らされている』のではと、
邪推してしまうのを禁じ得なくなってしまいます。
(削ったり磨いたりといった個人のDIYで解決できそうなものが、
そこら中にゴロゴロ転がっている様にも見えます)
オネジはネジ山がありますが、メネジ(本体側)は樹脂なので、たぶんネジ山は削れちゃっています。
なので直すことは多分難しい。