徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

2022/2/6(日)SONY銀座αアカデミー主催 鉄道写真家 山下大佑氏による静岡県富士市 岳南富士岡駅近く「田子の浦」にて『富士山を背景に新幹線を撮る写真撮影実習講座』

2022年02月13日 | スナップ写真

今回の講座受講、たいへん役に立ちました。


2月5日(土)事前に2時間の座学がありました。

◆富士山を背景に新幹線を固定撮影する場合の注意すべきポイント(完成した作品に於いて)

  1.列車の先頭部と対角線の反対側に山の頂点を持ってくる。

  2.画面の外に飛び出して行くように先頭車両を端に寄せる。

  3.車両が後追いに見えないように。

  4.写っている先頭車が、本当の先頭であれ。

  5.先頭付近に目立つものを見せない。

  6.カメラ設定

    ・三脚使用

    ・手振れ補正なし

    ・リモートレリーズ使用

    ・連写

      ・あまりにも ずっと手前より無駄な連写は、しない。

        ・カメラのバッファがオーバーフローし、肝心の撮りたい瞬間に連写が自動停止してしまう。

        ・記録メディアの記録容量を圧迫する。

    ・画角横縦比 3:2 

        ・ 当初16:9で撮影していたのですが、講師の指摘により3:2にしました。      

    ・マニュアル露出・・・露出が撮影するたび変わらないようにするため

    ・マニュアルフォーカス:『置きピン』

      ・フォーカスを決めたあと、レンズにあるスイッチで「MF」にしフォーカスモードを固定する。

    ・ホワイトバランス:太陽光

    ・シャッタースピード:今回 1/4000 秒

      ・被写体に近づば、近づくほど「速く」する。

    ・絞り:あまり気にしない:今回F8.0

      ・前景の見せたくない部分を『ぼかし』たいならF2.8もあり。

      ・F5.6もF8も新幹線と富士山の距離間では、変らない。

    ・ISO感度・・・ISO AUTOは、ダメ。・・・・撮影ごとに露出値が変わるため

        今回:640

      ・下記の順番にシャッタースピトード、絞り、ISO感度を設定する。

        ①シャッタースピード

        ②絞り

        ③ISO感度

        適正露出か否かは、ディスプレイの画像の明るさを

        目で見て感覚で判断するか、ヒストグラムを見て判断する。

◆富士山を背景に新幹線を『流し撮り』する場合のコツ

  ・三脚使用

  ・手振り補正なし

  ・レリーズ使用無し

  ・シャッター速度は、低くする。・・・今回 1/30秒

  ・置きピンする。

    ・焦点を決めたあと、レンズのスイッチを『MF』にセット

  ・ファインダーを覗き、四角いフォーカスマークを頼りに、

   車両の先頭にフォーカスマークを当て続け、車両の移動に追従同期して

   カメラを水平に振り「シャッターボタンを押し」連写する。

    ・フォーカスマークの表示の仕方 

      ・フォーカスエリア属性を『フレキシプルスポットS』にする。

    ・フォーカスマークの表示位置

      ・電車が右から左に進行する場合: 左下

      ・電車が左から右に進行する場合: 右下


<固定撮影>










完成作品例







































<流し撮り>

















<より新幹線に近づいての固定撮影>




























JR東海道本線 『吉原駅ホーム』から見た夕焼け






<参考雑誌>

鉄道写真家 山下大佑氏の写真と文章が載っている雑誌

  『デジタルカメラマガジン 2021年6月号[雑誌] 』「鉄道風景 特集」
 

















      
       

   
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