徒然草Ⅱ

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(読書日記備忘録を中心として)

宿命 警察庁長官狙撃事件 捜査第一課元刑事の23年

2018年09月20日 | ノンフィクション


書名   宿命 警察庁長官狙撃事件 捜査第一課元刑事の23年
著者   原 雄一
発行社  講談社
発行年  2018年3月27日
頁     303
価格   1,600円+税

警視庁捜査第一課伝説の刑事・原雄一氏による待望の手記。
1995年3月30日朝、東京・荒川区において、國松孝次警察庁長官が何者かに狙撃された。
警視庁は、当時の社会情勢等から、オウム真理教団による組織的テロと見て、警察の威信をかけた大捜査を展開、2004年に至り、オウム真理教関係者の逮捕にこぎつける。
しかし、被疑者らが起訴されることはなく捜査は迷走し、2010年3月、多くの謎を残したまま事件は時効を迎えてしまった。
実は、この捜査の陰で、濃厚な容疑を持つ人物が浮上していた。その人物は民兵組織の結成を目指した「中村泰」。
中村の内偵を進めた原氏は、徹底抗戦する中村の取調べを継続し、ついに中村から、警察庁長官を狙撃した自供を引き出す。そして、その供述は、現場の状況に合致して迫真に富み、犯人しか知り得ない内容に満ちていた。原氏が率いる捜査班は、幾多の困難を克服しながら中村の捜査を推し進め、多くの証拠を蓄積していくが、中村が立件されることはなかった。
なぜ、中村の捜査は封印されたのか。
警視庁幹部、警察組織、現場捜査員、被疑者、社会情勢等、様々な「宿命」が絡み合い、葬り去られた事件の真相に迫る。

・図書 仏国 ドコール大統領の暗殺計画を描いた著書
  F・フォーサイス著 『ジャッカルの日』



2018_09_20_新聞情報_「五輪奉仕で単位」疑問(PDF)

2018年09月20日 | 新聞情報


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