徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

世阿弥の言葉 ~心の糧、創造の糧~

2013年09月10日 | 言葉

書名   世阿弥の言葉
      ~心の糧、創造の糧~
著者   土屋 恵一郎
発行社 岩波書店
発行年 2013年月6日14日
頁数   201頁
価格   960円+税

目次

第1章 世阿弥の言葉(「初心忘るべからず」
「命には終わりあり、能には果てあるべからず」
「時節感当」 ほか)
第2章 人生のシステム(「心のままに」―幼年期
「時分の花」―少年期前期
「花失せたり」―少年期後期 ほか)
第3章 世阿弥の創造性(「その名は我と」―「驚き」の発見
「時雨降る旅衣」―旅への誘惑
「みな名所にてぞ候らん、御教へ候へ」―パノラマ手法と名所教え ほか)

・「秘すれば花、秘せねば花なるべからず」・・・・風姿花伝

  実際にそれが役に立つかどうかは、わからない。
  それでいいのだ。

  表に出ている自分とは異なる自分の世界をもっていて、
  自分を磨いていることが肝心なのだ。

・「序破急」

  序・・・はじまりのこと
  破・・・時間がたって気持ちがが熟してくること
  急・・・クライマックスを迎えて終わること

・自分の人生は、自分が一歩前進することで、巻き起こる風で決まる。

・限界のうちで進歩がない時には、そこでじっと耐えることが必要。

・新しさこそ「花」=「驚き」

・なにかを変えなければ、新しい世界はない。次の一歩が無い。