徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

開拓者たち

2012年02月03日 | 小説

書名   開拓者たち
著者   北川 惠
発行社 幻冬舎
発行年 2011年12月15日
頁数   430頁
価格   1,400円+税

宮城県の寒村に育った16歳の阿部ハツが、「大陸の花嫁」として旧満州(中国東北地方)の千振に渡ったのは昭和11年のこと。
地平線まで続く広大で肥沃な土地で、無骨ながらも愛情深い夫や弟妹、そして仲間らと開拓に励むハツは、二人の娘にも恵まれ、徐々に幸福を手に入れようとしていた。
だが、戦況の悪化は事態を一変させる。
男たちは根こそぎ動員で召集され、ハツたちの想像を絶する苛酷な逃避行が始まった…。
戦前戦後、希望を捨てずに生き抜いた日本人の物語。史実に基づく感動フィクション。

・運命は、受け入れるもの

・何が正しいかわからないけれど、精いっぱいやるしかない

・生きていさえいれば、なんとかなる

・日本での開拓先:栃木県那須町千振