ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

デッド・ゾーン 第2シーズン/第3話&第4話

2007年04月30日 | 海外TVドラマ
(原題:THE DEAD ZONE)
【2003年~・アメリカ】DVDで鑑賞


スティーブン・キングの原作を基に、過去と未来を見通す力を授かった男の活躍と苦悩を描いたSFサスペンス。
交通事故による6年の昏睡状態から目覚めた主人公ジョニーは、物や人に触れるとその過去や未来を司るヴィジョンを見るようになってしまう。
やがて下院選挙に出馬する候補者に触れた時に、アメリカが焼け野原になるヴィジョンを見てしまった。
1983年にデヴィッド・クローネンバーグ監督で映画化されたサスペンス作品のTVシリーズ版(第2シーズン)。
アメリカでは、2007年夏から第6シーズンが始まる予定。

第3話「再び地上へ」(原題:ASCENT)(★★★☆☆)
炭坑での落盤事故で病院に運び込まれたウォルト・バナーマン(クリス・ブルーノ)。手術はひとまず成功したのだが、ウォルトの意識は戻らず昏睡状態に陥ってしまう。このままではウォルトが死んでしまうことをヴィジョンで知ったジョニー・スミス(アンソニー・マイケル・ホール)は、ヴィジョンで刺激を与えることでウォールトを救い出そうと試しみる。ウォルトの精神世界に潜り込んだジョニーは、かつての恋人サラ(ニコール・デ・ボア)とウォルトの思い出をそこで見ることになる。やがて、精神世界の中でウォルトを死に誘おうとする人物を発見する…。




第2話から続くエピソード。
ここではジョニーが6年間の昏睡状態に陥っている間、ウォルトとサラがどのように出会って愛を育んできたかを描いている。
精神世界の中を漂う美しい光の塊。
日本でいうならば、あれが三途の川になるんだろうなぁ。

この精神世界の中でジョニーは、ウォルトの父親の姿をした死に神(?)と対峙することになる。
どうやらこの存在は、ジョニーが昏睡状態に陥っている時にも出会ったことがあるようだ。

ウォルトに生への執着を呼び覚ますために、ジョニーはある秘密を打ち明ける…。

監督はジェームズ・ヘッド。

第4話「アウトサイダー」(原題:THE OUTSIDER)(★★★★☆)
ジョニー・スミス(アンソニー・マイケル・ホール)は、深夜に独りでテレビを見ていた。電源を消そうとテレビに触れた時に、そこでCM放映していたシワ取りクリーム【リバイバティン】に関するヴィジョンを見てしまう。そのクリームを使い続けると妊婦に影響を及ぼし、先天異常を持った赤ん坊が生まれ、その赤ん坊は2~3ケ月しか生きられない。【リバイバティン】の発売は9日後に迫っていた。ジョニーはこの大惨劇を防ぐために、クリームの製造元であるカルブ&ベリング社に発売の中止を求めるが…。




今までジョニーのヴィジョンは、ある個人を助けるために使われてきた。
しかし、今回は何百人~何千人の命を救うために使われる。
この作品の本題ともいえる部分に関係する重要なエピソード。

殺人事件や事故などではなく、今後に起こる薬害の阻止。
まだ起きていない事故に企業は耳を貸そうとしない。
莫大な開発費や宣伝費を無駄にすることになるからだ。
企業は賞品の発売を邪魔しようとするジョニーを排除しようとする。

この辺の駆け引きは非常に面白いです。

監督はミシェル・ロブソン。


デッド・ゾーン シーズン1 コンプリートBOX

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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デッド・ゾーン シーズン2 コンプリートBOX

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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デッド・ゾーン シーズン3 コンプリートBOX

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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Dead Zone(「デッド・ゾーン」輸入盤サントラ)
Original Television Soundtrack
Image

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■スティーブン・キングの原作はこちら

デッド・ゾーン〈上〉

新潮社

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デッド・ゾーン〈下〉

新潮社

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■1983年に制作された映画版はこちら

デッドゾーン デラックス版

ジェネオン エンタテインメント

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Dead Zone(「デッド・ゾーン」輸入盤サントラ)
Original Soundtrack
Milan Records

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ゲゲゲの鬼太郎 妖怪占い

2007年04月30日 | etc.
いつの楽しく読ませていただいているすずさんのブログWhat A Wonderful Worldで教えていただいたゲゲゲの鬼太郎 妖怪占い

妖怪はもうひとつのあなたの姿。あなたの妖怪を占おう。
映画「ゲゲゲの鬼太郎」特集公開中!


ともやの結果は子泣きじじいでした。

【基本性格】笑っていてもどこかマイナス妖気を周囲に振りまきがちな子泣きじじいタイプのアナタ

「新人の猫娘ちゃんに、一昨日ちぃとばかしキツイことを言ってしもうたかもしれん。傷つけてしまったかのぅ……ワシのこと、恨んでるじゃろうな……」「ああ……きっとこの業界は構造不況じゃ……もう、リストラされるのも時間の問題かのぅ……こんなワシを、もうどこも雇ってくれんじゃろう……」とちょっとしたミスや心配ごとを、いつまでもクヨクヨと悩み続けます。

ちょっとしたミスをいつまでも悩むなぁ。

アナタは幸福と不幸は同じ分量だけ自分にふりかかってくると思っている、極端な確率主義者です。普通の妖怪は良いことがあると「お、俺様にもようやくツキが回ってきたな。このまま一生ブイブイいわせたるわい!」と調子に乗って人生を台無しにするのですが、アナタはその反対で、「いいことの後には必ず悪いことがあるはずだ」と考え、後にやってくる不幸を思ってブルーになってしまうのです。よく言えば慎重ですが、悪く言えば悲観主義でノイローゼ一歩手前といったところでしょう。

思ってる思ってる!
総合的な運はすべてプラマイ・ゼロだと思ってる。
人生山あり谷ありだけど、総合すると平らになる…って考え方。

【金銭運】ユニクロでOKの倹約型

倹約主婦がしているような生活節約術を実行して、1ヶ月で電気代を125円浮かせることに無上の喜びを感じるタイプです。コツコツとお金を貯めずにはいられません。そのため預金通帳の数字は着実に増えていきます。でも貯めて使いません。使うのがもったいないのです。たとえ10億あっても基本的に質素な生活を営むのが好きなので、食事はダイエーの閉店間際に半額で買った食材で自炊、服はユニクロやファッションセンターしまむらで充分だと思っています。

スーパーなんかで特売の食材なんかを買うのは好きだけど、貯金通帳の数字は増えていってないなぁ。

本人はあの世とか霊魂だとか輪廻という考えがないので、いずれは貯金を使い果たそうと思っています。

いやいや、幽霊の存在は信じてますよ!
生まれ変わりや因果応報、業とかあると思ってますから!

ともやと相性の良い妖怪は砂かけばばあなんだけど、近くにいないかしらん?

主人公は僕だった/試写状

2007年04月29日 | 懸賞
本日届いたのは、ウィル・フェレル主演のコメディ映画「主人公は僕だった」(原題:STRANGER THAN FICTION)の試写状。



ウィル・フェレルといえば、アメリカでは超有名なコメディアンなのに、日本では主演作品がほとんどビデオスルー。
こうして劇場公開されるなんて珍しいですね。



ある作家の書く主人公の人生とリンクしてしまった男の物語。
設定だけ見ると、この間観た「スターフィッシュ・ホテル」とちょっと似てるんですけどね。

2007年5月19日公開
公式HP:主人公は僕だった


Stranger Than Fiction(「主人公は僕だった」輸入盤サントラ)

Columbia/Sony Music Soundtrax

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スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい/試写状

2007年04月29日 | 懸賞
本日届いたのは、何人もの暗殺者に命を狙われるハメになった男の顛末を描くクライム・アクション映画「スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい」(原題:SMOKIN' ACES)の試写状。



監督は、クエンティン・タランティーノガイ・リッチーのスピリッツを受け継ぐ者とされるジョー・カーナハン



出演者も曲者ぞろいですよ。
ベン・アフレックアンディ・ガルシアアリシア・キーズレイ・リオッタジェレミー・ビヴェンライアン・レイノルズなど。
実は「スパイダーマン3」よりも気になっている作品です。

2007年5月12日公開
公式HP:スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい


Smokin' Aces(「スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい」輸入盤サントラ)

Lakeshore S

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Smokin' Aces(「スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい」輸入盤サントラ)

Polydor

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300<スリー・ハンドレッド>/試写状

2007年04月29日 | 懸賞
本日届いたのは、フランク・ミラー原作のコミックを実写映像化したアクション・スペクタクル映画「300」(原題:300<スリー・ハンドレッド>)の試写状。



物語の舞台は紀元前480年ころのギリシャ。
勇敢なレオニダス王が率いる300人のスパルタ軍が、100万人以上のペルシア軍に立ち向かう『テルモピュライの闘い』をベースにした物語。



監督は「ドーン・オブ・ザ・デッド」ザック・スナイダー
原作のフランク・ミラーと言えば「シン・シティ」の原作者でもある人物。
独特のダークなグラフィック感が忠実に再現されているようなので、その辺も非常に楽しみなところ。

2007年6月9日公開
公式HP:300<スリー・ハンドレッド>


300 [Deluxe Edition](「300<スリー・ハンドレッド>」輸入盤サントラ)

Warner

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300(「300<スリー・ハンドレッド>」輸入盤サントラ)

Warner

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ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ~血まみれの天使~

2007年04月28日 | 映画(さ行)
(原題:THEY CALL HER ONE EYE)
【1974年・スウェーデン】DVDで鑑賞(★★★☆☆)


売春宿に連れ去られた少女が格闘術を学び、客や元締めに復讐を行うバイオレンス・ポルノ。

主人公のフリッガ(クリスチナ・リンドバーグ)は15年前の幼少の頃に変態ジジイにレイプされ、それがトラウマとなり言葉を喋れなくなってしまった。しかし、父や母が営む牧場を手伝いながら平穏に暮らしていた。ある日町へ行くためにバス停でバスを待っていると、車に乗ったトニー(ハインツ・ホッフ)が通りかかり、トニーの誘いに乗ってフリッガは車に乗り込んでしまう。町のレストランで食事をし、トニーの家に行くが、薬を入れたワインを飲まされ、眠り込んでしまう。トニーは売春宿を経営する元締めで、少女たちをさらってきてはヘロイン中毒にさせて、客を取らせていたのだ。フリッガもヘロインを打たれ、客をあてがわれるが激しく抵抗、トニーは客にケガをさせた制裁にフリッガの左目をメスで潰してしまう。それ以来毎日いろいろな客に凌辱されていくフリッガ。ある日、売春宿を抜け出して自分の家に戻ってみると、トニーがフリッガになりすまして書いた手紙を読んだ両親は、悲観の末に自殺してしまっていた。フリッガは、売春で稼いだお金を使って格闘術や銃の撃ち方、車の運転技術などを学んでいく。そしてショットガンを片手に、今まで自分を辱めてきた客やトニーに対して復讐を開始する…。



いや~、これは半分ポルノです。
AV並に続く結合部分のアップ(もちろんモザイク)にはちょっと辟易。

ただこれは、「キル・ビル」で登場した片目の殺し屋エル・ドライバー(ダリル・ハンナ)の元ネタになった作品なんですよね。
クエンティン・タランティーノ監督が好きそうなエッセンスは満載ですね。



最初の客にケガをさせたことで、フリッガは左目を潰されてしまう。
このシーンどうやって撮影したんだろう…と思っていたら、本当の死体を用意して、その目にメスを突き刺す場面を撮っていたようだ。
この時代だからできたんだろうけど、そこまで変にこだわらなくても…。



以来フリッガは、ONE EYE=片目の女と呼ばれるようになる。
このフリッガの能面っぷりが、何となく「ラブソングができるまで」に出ていたヘイリー・ベネットを思わせるんですよね。
一言も喋らず、表情も変えない…というのは、たぶんこの女優の演技が下手だったからという裏読みをしてしまいますが、それがこの作品では効果的に活かされています。





常連客まで殺すのは逆恨みに等しいじゃん…と思いつつも、黒い皮のロングコートに身を包んだフリッガは、復讐の鬼となっていく。
ラストにトニーと対決するシーンに流れる曲がめちゃくちゃ格好良いんですよね。
サントラも出てないようだし、タランティーノ監督、別の映画でこの曲使ってくれないかなぁ。

ちなみに、「キル・ビル」を撮影する際に、ダリル・ハンナにこの映画を観せたタランティーノ監督。
余りのショッキングな内容にダリル・ハンナは卒倒してしまったというのは有名な話。

監督はアレックス・フリードリンスキー。


ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ ~血まみれの天使~

ジェネオン エンタテインメント

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エイリアス 第2シーズン/第5話~第7話

2007年04月27日 | 海外TVドラマ
(原題:ALIAS)
【2002年~2003年・アメリカ】TVで鑑賞


シドニー・ブリストウはCIAの秘密作戦支部SD-6のメンバーである。
しかし、婚約者のダニーを組織に殺され、自らの命も狙われてしまう。
やがてシドニーは、SD-6がCIAの秘密組織と偽り、武器の売買などで富を築く国際的犯罪組織であることを知ってしまう。
シドニーは、CIAのダブル・エージェントとなり、SD-6壊滅のために使命を燃やすことになる。
J・J・エイブラムスが制作総指揮を務めるスパイ・ドラマの第2シーズン。

第5話「スパイ・プログラム」(原題:THE INDICATOR)(★★★☆☆)
マダガスカルでの一件を合同情報委員会特別会議で報告するシドニー・ブリストウ(ジェニファー・ガーナー)。イリーナ・デレフコ(レナ・オリン)はCIAから移送されることになり、死刑を求刑されることになる。その頃、秘密組織【トライアル】に潜入していたSD-6のダブルスパイが暗殺される。トライアルでは最近武器商売に参入してきた組織で、なにやら次世代兵器の開発に着手しているようだ。シドニーとマーカス・ディクソン(カール・ランブリー)は、この次世代兵器の存在を確認するためにブタペストへ向かう。そこでシドニーが見たものは、拳銃の解体、組立を行う小さな子供たち。次世代兵器とは、スパイの訓練を子供に極秘裏に教え込み、時期が来たら瞬時にスパイとして活躍できるようなスリーパー・エージェント(子供たちは催眠暗示をかけられ、スパイの育生訓練をしていたことを忘れてしまう)を育成することだったのだ。CIAはスリーパー・エージェントの全貌を探るため、ブエノスアイレスで元KGBの心理作戦部員であったコロコフを捕獲する。そこに置かれていた3次元パズルを無意識のうちに解いてしまったシドニー。このパズルをやったことがないのに身体が覚えていた。シドニーは催眠療法で過去の自分の記憶を調べることにする。そこで見たのは3次元パズルや拳銃の組立をする6歳のシドニー。そしてそれを教えていたのは父親のジャック・ブリストウ(ヴィクター・ガーパー)だった…。




シドニーは自ら進んでスパイになったと思っていたが、それは予め仕組まれていたモノだった。
驚愕するシドニー。

そしてイリーナを移送させるためにマダガスカルでのジャックの謀略を知ってしまったCIAオフィサーのマイケル・ヴォーン(マイケル・ヴァータン)。

アーヴィン・スローン(ロン・リフキン)の周りで起きる不思議な現象。
スローンは、妻エミリー(エイミー・アービング)を殺した毒薬入りのワインを情報部に調べさせるが、そのワインにはVTXと呼ばれる解毒剤が入っていたことが判明する。
この薬を飲むと仮死状態に陥るが、8~12時間ほどで域を吹き返すのだ。
…ということは、エイミーが生きている?
そして何故スローンを欺いて死んだことにしなければならなかったのか?
展開から言うと、エイミーもスパイだったんだよね?

監督はケン・オリン。

第6話「死のウイルス」(原題:SALVATION)(★★★★☆)
ザ・マンを取り仕切るジュリアン・サーク(デビッド・アンダーソン)がエボラによく似たウイルスタイプの生物兵器を開発していることが判明し、シドニー・ブリストウ(ジェニファー・ガーナー)とジャック・ブリストウ(ヴィクター・ガーパー)はジュネーブにある研究所らしき病院に潜入する。そこでウイルス兵器に関するデータと感染患者の血液を採取し、無事に任務を成功させる。イリーナ・デレフコ(レナ・オリン)の死刑判決まで数ヶ月はかかると思われていたが、イリーナ自身がは86件スパイ容疑と12名の政府工作員殺害をすべて認めたために、裁判を行うことなく3日後に死刑執行が決定される。シドニーはイリーナを救おうとし、マダガスカルの一件で謀略を企てたジャックを告発する。一方、台北でシドニーとマイケル・ヴォーン(マイケル・ヴァータン)が破壊したミロ・ランバルディの装置が、その生物兵器の発生源であることが判明。感染の恐れがあるシドニーとヴォーンは検査のために隔離されることになる…。




ランバルディの発明が少しずつ明かされていきます。
シドニーは再び父を信じられなくなり、憎んでいた母親を擁護しようとし始める。
ジャックはこれもイリーナの策略なんだとシドニーに言い聞かすが、その言葉はシドニーに届かない。

一方、アーヴィン・スローン(ロン・リフキン)は街中で死んだはずの妻エミリー(エイミー・アービング)を見かける。
確信を得るためにエミリーの墓を暴くが、そこにエミリーの死体は存在していなかった。
やはりエミリーは生きているのか?

そして、感染の疑いは大丈夫ということで解放されたシドニーとヴォーン。
しかし、ヴォーンにウイルスの感染症状である爪からの出血が起き始める。

監督はペリー・ラング。

第7話「スロ-ン暗殺計画」(原題:THE COUNTERAGENT)(★★★★☆)
生物兵器ウイルスの感染初期症状が出てしまったマイケル・ヴォーン(マイケル・ヴァータン)。余命は3日と宣告される。イリーナ・デレフコ(レナ・オリン)からワクチン製造機のある場所を聞き出したシドニー・ブリストウ(ジェニファー・ガーナー)は、ワクチン製造器があるエストニアに向かう。しかし、その施設にいたジュリアン・サーク(デビッド・アンダーソン)に捕らわれてしまう。サークはヴォーンのワクチンを渡す代わりに、アーヴィン・スローン(ロン・リフキン)の身柄を渡すよう要求する。ヴォーンを助けるために、ジャック・ブリストウ(ヴィクター・ガーパー)がシドニーをカバーする。アライアンスの会議のために東京を向かったスローンを待ち伏せて、無事に捕獲しサークに引き渡す。てっきりスローンはサークに殺されていると思っていたが、SD-6に行ったシドニーはいつも通りに行動しているスローンを目撃する…。




このエピソードで東京に潜入するシドニー。
このコスプレがエミー賞のメイクアップ賞を受賞しちゃいました。
もちろん世界の言語を自由自在に操るシドニー・ブリストウ。
『新人ノミカデス。先週入リマシタ』
『オ客サマガオ呼ビデス。ココハ私ニマカセテクダサイ』
『ゴメンナサーイ。英語分カリマセン』
『助ケヲ呼ンデクダサイ』
とカタコト日本語を披露。

それにしてもここで登場するマーシャル・フランクリン(ケヴィン・ワイズマン)。
赤外線カメラに写らないという理由で北極グマの毛皮を研究していたが、この辺のネタって「LOST」に繋がっていったりするのかしら?

監督はダニエル・アティアス。


エイリアス ~2重スパイの女 シーズン1 DVD COMPLETE BOX

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

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エイリアス シーズン2 DVD COMPLETE BOX

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

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エイリアス シーズン3 DVD COMPLETE BOX

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

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Alias(「エイリアス 2重スパイの女 第1シーズン」輸入盤サントラ)

Varese Sarabande

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Alias: Season Two(「エイリアス 2重スパイの女 第2シーズン」輸入盤サントラ)

Varese Sarabande

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ALIASエイリアス〈VOL.1〉

竹書房

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■輸入盤DVDはこちら(第5シーズンで完結)

Alias: Complete Seasons 1-5 (29pc)



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Alias: Complete First Season (6pc)



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Alias: Complete Second Season (6pc)



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Alias: Complete Third Season (6pc) (Full)



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Alias: Complete Fourth Season (6pc)



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Alias: Complete Fifth Season (4pc)



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マーニーと魔法の書 第1シーズン/第3話&第4話

2007年04月26日 | 海外TVドラマ
(原題:SHOEBOX ZOO)
【2004年・イギリス】TVで鑑賞


母を亡くした少女マーニーと4匹の置物の動物たちが繰り広げるマジカル・ファンタジー。

第3話「ステンドグラスの謎」(原題:ECHOES OF THE PAST)(★★★☆☆)
マーニー・マクブライド(ヴィヴィアン・エンディコット・ダグラス)は不思議な夢を見た。4人の人間が皮と金の表紙の本を持ちだして、それを怖い顔の人物が追い掛けるというモノだった。目覚めたマーニーは4匹の動物たちに本当のことを話すよう問いつめるが、動物たちはなかなか本当のことを話そうとしない。マーニーは唯一の友人ローラと『学校なんて休みになればいいのに』という話をしながら登校していた。すると学校は暖房装置の故障のため休校に。そこで、マーニーはローラと一緒に聖ジャイルズ大聖堂に行くことにする。そこで不思議なクラスメイトのジョン・ロバーツに出会い、以前に話していた4匹の動物が描かれたステンドグラスの場所を教えてもらう。ちょっとした隙をついて逃げ出す4匹の動物たち。そんなオオカミのウルフガングの前に、J・R・トレド(トニー・ドナルドソン)が現れる…。




第2話のラストでおばあちゃんから送られてきたお母さんの形見のペンダント。
それのトップにあしらわれた羽根がワシのエドウィンのモノであることが判明する。
そして、どうやら4匹の動物たちは小さい頃の母親に会ったことがあるようだ。

前回マーニーと一緒に転校してきたジョン・ロバーツ。
マーニーの友達ローラを地下に閉じこめたり、謎の行動が多いですね。
本当に、敵なのか味方なのか分かりませんねぇ~。

どうやら当面は魔法の書を探すというのが目的になりそう。
いや、これが最終目的か?

監督はジェイムス・ヘンリー。

第4話「トレド現る!」(原題:A GUIDE FOR THE PERPLEXED)(★★★☆☆)
セント・ジャイルズ大聖堂に行ってから、大魔法使いであるマイケル・スコット(ピーター・マラン)に興味を持つマーニー・マクブライド(ヴィヴィアン・エンディコット・ダグラス)。学校の課題でマイケル・スコットが住んでいたタンタロン城を提案するが、同級生のジョン・ロバーツはその異見に反対的な発言をする。学校帰りに仲直りしたローラを家に招くが、そこへジョンもやってくる。トイレに行くふりをしてマーニーの部屋に忍び込んだジョンは、靴箱に仕舞われている4匹の動物たちを見つけだす。慌てて逃げ出す動物たち。ジョンは悪の魔法使いJ・R・トレド(トニー・ドナルドソン)が変身していた姿だったのだ…。




マイケル・スコットによって1100の欠片にされてしまったが、藤に復活を遂げたJ・R・トレド。
謎の少年ジョン・ロバーツの正体がトレドであることが判明。
それともたまたまジョンに化けてマーニーの家にやってきただけで、ジョンはトレドではないのか?
この辺はまだまだ謎ですね。

そしてエディンバラ大学図書館で見つけたマイケル・スコットの本。
その本の11ページには、想像力を導く地図が描かれていた。
こn地図に失われた魔法の書の在処が隠されているのか?

マーニーの冒険はまだ始まらない。

監督はジェイムス・ヘンリー。


■発売されているDVDは邦題が違いますね~。

マーニーと魔法の動物園 VOL.1 選ばれし者

ジェネオン エンタテインメント

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マーニーと魔法の動物園 VOL.2 タンタロン城の謎

ジェネオン エンタテインメント

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マーニーと魔法の動物園 VOL.3 魔法書の秘密

ジェネオン エンタテインメント

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Book of Knowledge (Shoebox Zoo)(洋書・公式ガイド)

Penguin Character Books Ltd

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Sticker Guide (Shoebox Zoo)(洋書・ステッカー付きガイドブック)

Penguin Character Books Ltd

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Marnie`s Quest (Shoebox Zoo)(洋書・ノベライズ)

Penguin Character Books Ltd

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The Quest Continues (Shoebox Zoo)(洋書・ノベライズ)

Penguin Character Books Ltd

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真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝/初回限定版DVD

2007年04月25日 | 懸賞
本日届いたのは、フリーペーパーの懸賞で当選した「真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝」初回限定版のDVD



観ようと思っていた作品なので、グッドタイミング!
フリーペーパーの懸賞は、意外と狙い目なんですよね。
よし、頑張って観ようっと!


真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝 初回限定版

アミューズソフトエンタテインメント

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真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章/ユリア伝 オリジナルサウンドトラック(初回限定盤)(DVD付)
サントラ, 梶浦由記
ユニバーサル・シグマ

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■シリーズ作品はこちら

真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 ディレクターズカット版 完全予約限定版

アミューズソフトエンタテインメント

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真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 ディレクターズ版 初回限定版

アミューズソフトエンタテインメント

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真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 ディレクターズ版 通常版

アミューズソフトエンタテインメント

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真救世主伝説 北斗の拳―ラオウ伝 殉愛の章

徳間書店

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しゃべれども しゃべれども

2007年04月25日 | 映画(さ行)
【2007年・日本】試写会で鑑賞(★★★☆☆)

1997年度の「本の雑誌」ベスト10の第1位に輝いた佐藤多佳子の同名小説を映画化した人情劇。

今昔亭三つ葉=外山達也(国分太一)は師匠である今昔亭小三文(伊東四朗)の元に弟子入りし、現在は【二つ目】の身分に位置していた。古典落語をこよなく愛しているのだが、思うように腕も上がらず人気も出ずで、いろいろと思い悩んでいた。ある日、小三文が講師を務める【話し方教室】に同行した三つ葉は、そこで無愛想だが美人の生徒・十河五月(香里奈)に出会う。しかし十河は小三文の講義途中に退室してしまう。その態度が感に障った三つ葉は、十河を追いかけて出て行った理由を問い質す。『本気でしゃべってない』と答える十河に三ツ葉は戸惑いながら、今度自分が喋る生の落語を聞きに来いと言う。ある日三ツ葉は、茶道を教えている祖母・春子(八千草薫)の生徒である実川郁子(占部房子)から、ある頼み事をされる。大阪から引っ越してきた甥っ子の村林優(森永悠希)が、新しい小学校に馴染めずに苛められているというのだ。郁子に惚れている三ツ葉は、この頼みを断れず、村林に落語を教えることになる。やがて【二つ目】が集まる早朝寄席が行われるが、その寄席に十河がやってくる。寄席終了後。十河は三つ葉に『どうやったらうまく喋れるようになる』か問い質す。結果、三ツ葉は小学生の村林と無愛想な十河に、まずは落語を教えることに。そんな噂を聞きつけた元野球選手の湯河原太一(松重豊)も三つ葉の元にやってくる。湯河原は現在野球解説の仕事をしているのだが、思ったことを口に出せずに悩んでいたのだ。行きがかり上、3人に落語の『まんじゅうこわい』を教えようとするが、無愛想な十河、お調子者の村林、不器用な湯河原は、集まるごとに言い争いばかりでなかなか落語も覚えない。自分の落語は上達しない。教室は上手くいかない。惚れていた郁子にはフラれてしまう。どん底な気分の三つ葉だったが、師匠・小三文の十八番である『火焔太鼓』は聞いた三つ葉は、自分は落語が本当に好きであることを再認識する…。



コミュニケーションが下手な愛すべき人間たちの物語。
「タイガー&ドラゴン」の長瀬智也に引き続き、国分太一も落語家さんを演じます。
ともやの知り合いにも落語をこよなく愛していて、機会を見つけては寄席に行っている人がいますが、生の落語は聞いたことが無いなぁ。
『まんじゅうこわい』は知ってるけど、この作品を観て『火焔太鼓』を通して聞いてみたくなりました。



主人公の三つ葉を含め、4人のいろんな不器用さのシンフォニーがいいですなぁ。
喋らなければ伝わらないこと。
喋らなくても伝わること。
想いを伝えることの大切さを描いた作品。

元プロ野球選手を演じる松重豊。
この人好きなんですよね(チンピラ役とかが多いけど)。



そして不器用な十河を演じる香里奈が可愛いのです。
ツンデレ?
いや、この作品にデレは無いから、ツン(何だそれ・笑)!

監督は平山秀幸。

2007年5月26日公開
公式HP:しゃべれども しゃべれども


しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組)

角川エンタテインメント

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「しゃべれども しゃべれども」オリジナルサウンドトラック
サントラ,ゆず,北川悠仁,古今亭菊志ん,安川午郎
トイズファクトリー

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国分太一のしゃべれどもしゃべれども

角川メディアハウス

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しゃべれどもしゃべれども

新潮社

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妖怪奇談 Woman Transformation

2007年04月25日 | 映画(や行)
【2006年・日本】DVDで鑑賞(★★★☆☆)

人間が人ではないモノ…妖怪になっていく様を描いたオムニバス・ムービー。



「ROKURO ろくろ」
山根美智子(宮光真理子)はモデルをしているのだが、自分にまったく自信が持てず、うまく笑えないという悩みを抱えていた。しかも、ここ数日首の痛みにも悩まされていた。病院に行っても原因は分からずじまい。ある日美智子は撮影中に倒れてしまい、病院に入院することになる。美智子は、夜になると首が伸びるろくろ首になってしまっていた。そして、美智子は同室の佐伯真奈(市川春樹)と親しくなる。真奈は美智子がろくろ首だということを知りつつも怖がらずに接してくれた。やがて真奈は退院していき、美智子は主治医(手塚とおる)に首が伸びる様を見せつける。その結果、美智子は拘束衣を着せられ自由を奪われてしまう。ある夜、真奈が男友達を連れて病室にやってくる。真奈たちは美智子の様子を写メなどで撮ったりしながら去っていく。悲嘆に暮れる美智子は病院を抜け出してしまう…。




「KAMAITACHI かまいたち」
岩崎みひろ(伴杏里)はネイルアートに夢中のフリーター。ある日みひろの爪が異常に伸び始めるようになってしまう。ネイルサロンの店員に相談するが原因はまったく分からない。どんどんと伸び始める爪。やがてみひろは、その爪で人々を傷つけるようになってしまう…。




「NOPPERA のっぺら」
中学生の佐伯真奈(市川春樹)は可愛い顔立ちをしているが、歪んだ正格の持ち主だった。幼なじみのみゆきを男友達にあてがい、その仕返しに真奈は覆面をしたみゆきに闇討ちに会う。真奈は病院に入院することになり、そこで夜になると首が伸びる山根美智子(宮光真理子)に出会う。幼なじみのみゆきは毎回お見舞いに来てくれるが、自分を襲ったのがみゆきということを見抜いた真奈は、みゆきを脅迫して岡江を持ってくるように命じる。やがて真奈の視覚や聴覚が失われていき…。




いや~、ホラー映画ではないけれど面白かった~!
サブタイトルに「Woman Transformation」とあるように、普通の生活をしていた女性が、人ではないモノに変身していく物語。
人が妖怪になるということはありえないこと。
ともやが感じたのは、漫画「デビルマン」でデーモンが決死の覚悟で人間と融合しようとし、デーモンと一体化してしまった人間の物語。
人間の心を持った異形のモノですね。

3つあるオムニバスは、それぞれにリンクした形になっていて、その関係性も面白い。
それにしても3話目の真奈が本当に嫌な女の子。
ラストで目や耳が無くなっていき、雨の中で泣きじゃくる真奈に返り血を浴びて血だらけになったみひろが傘を差し出すんですね。
え~、そんなやつに優しくすることないのに~と思いつつ、同じ異形の者を見捨てられなかったみひろの優しさを描いているんでしょうねぇ。

この3つの物語の前と後で、ちょっとしたショート・ムービーが流れます。
ここで登場するのは「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」で怪しげなダンスを踊るキスおばちゃんこと浅見千代子。
このおばちゃん…蛇女なんだけど、最期のエピソード(終わり方)が好き!
ニヤリ!
ですよ。

新しい解釈の妖怪映画。
これシリーズ化していってほしいなぁ。

監督は亀井亨。


妖怪奇談

ジェネオン エンタテインメント

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山茶花(映画「妖怪奇談」主題歌)
桑田沙織, TATOO
コロムビアミュージックエンタテインメント

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マクロス世代

2007年04月24日 | etc.
コンビニでこんなモノを発見!



ハピネットから発売されている「1/144 CHARA-WORKS Vol.1 超時空要塞マクロス バルキリーコレクション」
マクロス世代で、バルキリーが大好きなともやは、とりあえず1個購入。



すると出てきたのは、緑色のVF-1A
なんじゃコレ?
こんなカラーリングのバルキリーなんかあったっけ?



よくよく見ると、これはTV版12話でゼントラーディ軍の制服を着込んで潜入したマックス機のエピソードをイメージしてカラーリングされたモノらしい。
俗に言うシークレットです。
1個目からシークレットなのはいいんだけど、このシークレット嬉しくない~!
ともやはVF-AS ストライクバルキリーが欲しいのだ!

…ということで、後日もう1個購入。
もちろん狙い通りVF-AS ストライクバルキリーを手に入れました。





VF-1Sには一条機フォッカー機があるんだけど、これは一条機。

これで満足…と言いたいところだけど、これ出来がいいぞ。
他のも欲しいなぁ。



ちなみにこういう撮影をしていると、必ず彼女(愛猫ウィノナ)がやってきます。
これは食べ物じゃないから…笑。


バルキリーズ 天神英貴マクロス画集

光文社

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超時空要塞マクロス Vol.1

バンダイビジュアル

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超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~

バンダイビジュアル

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超時空要塞マクロス FLASH BACK 2012

ムービック

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マクロス20周年プレミアムコレクション

バンダイビジュアル

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超時空要塞マクロス2 Lovers,Again-

バンダイビジュアル

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マクロス7 Vol.1

バンダイビジュアル

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マクロスダイナマイト7(1)

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マクロスプラス Vol.1

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マクロスプラス MOVIE EDITION

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マクロス ゼロ 1

バンダイビジュアル

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ハンニバル・ライジング

2007年04月23日 | 映画(は行)
(原題:HANNIBAL RISING)
【2007年・アメリカ/イギリス/フランス】劇場で鑑賞(★★☆☆☆or★★★★☆)


「刑事グラハム/凍りついた欲望」(1986年)、「羊たちの沈黙」(1990年)、「ハンニバル」(2001年)、「レッド・ドラゴン」(「刑事グラハム/凍りついた欲望」のリメイク作品・2002年)に続く、「ハンニバル・レクター」シリーズの映画化第5弾。
原作はトマス・ハリス。
音楽や絵画といった芸術をこよなく愛し、精神科医にして人喰いの連続殺人鬼ハンニバル・レクター博士の幼少から青年期を描いた物語。

1944年のリトアニア。名門貴族であるレクター家は戦争のためレクター城を離れて、山奥にある山小屋にて避難生活を強いられることになる。しかし、人里離れた山小屋にソ連軍が現れ、それを追ってきたドイツ空軍と激しい戦闘が繰り広げられてしまう。この戦闘で長男ハンニバル(アーロン・トーマス)と妹ミーシャ(ヘレナ・リア・タコヴシュカ)は、両親を失ってしまう。ハンニバルはミーシャノ世話をしながら山小屋で生活を続けたが、そこへナチスの残党グルータス(リス・エヴァンス)、コルナス(ケヴィン・マクキッド)、ミルコ(スティーヴン・ウォーターズ)、ドートリッヒ(リチャード・ブレイク)がやってくる。やがて、山小屋の食料は無くなり、彼らは飢えに苦しむことになる。我慢の限界を超えたグルータスらは、ミーシャに手をかけることに。それから8年後。レクター城はソ連軍の故事収容所として使われ、成長したハンニバル(ギャスパー・ウリエル)もこの施設に収容されていた。ミーシャの事件以来ショックで口が聞けなくなり、毎夜悪夢に悩まされるハンニバル。やがて、ハンニバルは施設を脱走し、叔父を訪ねてフランスへ向かうことになる。しかし、叔父は1年前に死去しており、そこにいたのは叔父の妻だったレディ・ムラサキ(コン・リー)と料理人だけだった。ハンニバルは叔母のレディ・ムラサキと一緒に生活をすることになり、そこで剣道や日本の武将が敵を倒した後に首を晒す風習があったことなどを学んでいく。ある日、市場でレディ・ムラサキに失礼な口の利き方をした男(チャールズ・マックイグノン)を、ハンニバルは日本刀で惨殺する。事件の捜査に乗り出したポピール警視(ドミニク・ウェスト)は、ハンニバルが怪しいと思うが証拠がないために逮捕することができない。勉強の末に医学生になったハンニバルは、今もミーシャを殺した男たちに復讐したかったが、相手の顔しか分からずに手をこまねいていた。そこで手に入れた自白剤で自らの記憶の封印を解き、彼らの認証タグが山小屋にあることを思い出す。ハンニバルは復讐を開始するために、リトアニアの山小屋へ向かう…。



これは評価が微妙な作品です。
ハンニバル・レクターの物語でなければ、★★★★☆でしたが、ハンニバル・レクターの誕生を描いた物語として観るならば、★★☆☆☆です。
何故かというと、ここで語られるハンニバルは、「刑事グラハム/凍りついた欲望」や「レッド・ドラゴン」で遠隔殺人を行ったハンニバル・レクターにも、「羊たちの沈黙」でクラリスにトラウマを紐解いていくハンニバル・レクターにも、「ハンニバル」でクラリスを自分のフィールドに引き込もうとするハンニバル・レクターにも繋がっていかないんです。



確かにこの作品でハンニバルは、妹を食べた男たちに復讐をして、彼らの頬肉を喰らいます。
でも、それは目的ではなく方法でしかないんですよね。
劇中で『目には目を』『肉には肉を』という台詞が何回か出てきます。
妹を喰われたから、仕返しに奴等を喰う。
ただそれだけなんですよ。
そういう出来事があって、ハンニバルは確かに人肉を食べたかもしれない。
でも後の作品に続くような【人喰いハンニバル】には結びつかないんです。

何故頬肉を食べるのか?
それはレディ・ムラサキの料理人に、『魚でも動物でも頬肉が一番旨い』と言われたから。
劇中でその味に取り憑かれていく描写があったら、少しは印象が変わっていたかもしれません。





そして【ハンニバル・レクターのルーツは日本にあった】と宣伝してますが、叔母さんが日本人だったというだけで、必然性がまったく無いんですよね。
一応、レディムラサキから剣道を習ったり、日本の武将は敵を倒すと生首を晒し者にするということを教わります。
実際に殺した相手の頬肉を喰らい、生首を晒すのは最初の2人だけ。
一貫した美学や気品、狂気みたいなモノが感じられないんです。
このハンニバルからは。
(まだ若いからと言ってしまえばそれまでなんですが)



ワインの味がちょっとは分かるみたいなエピソードもありますが、ただそれだけ。



何だかんだと言ってますが、ハンニバル・レクターの物語として観なければ非常に面白かったです。
ギャスパー・ウリエルの笑い方が怖いんですよ。
左頬に浮かぶ三日月型のえくぼが怖いんです。
エンディングも結構好きな終わり方でしたし。

何故ハンニバルが人肉を嗜好するようになっていったかは、この映画ではまったく語られていません。
他の作品は、原作を読んでから映画を観たんですけど、今回は原作を読まずに映画を観ました。
原作ではキチンと描かれているのかなぁ。
それとも、もう1本「ライジング」を作る気なのかなぁ。

監督はピーター・ウェーバー。

2007年4月21日公開
公式HP:ハンニバル・ライジング


ハンニバル・ライジング 完全版 プレミアム・エディション

GENEON ENTERTAINMENT,INC(PLC)(D)

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ハンニバル・ライジング スタンダード・エディション

GENEON ENTERTAINMENT,INC(PLC)(D)

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ハンニバル・ライジング 上巻

新潮社

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ハンニバル・ライジング 下巻

新潮社

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■シリーズ作品はこちら

レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙 [MGMライオン・キャンペーン]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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羊たちの沈黙

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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羊たちの沈黙 (Blu-ray Disc)

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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The Silence Of The Lambs(「羊たちの沈黙」輸入盤サントラ)

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ハンニバル

東宝

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Hanniba(「ハンニバル」輸入盤サントラ)

Polygram

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レッドドラゴン

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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Red Dragon(「レッド・ドラゴン」輸入盤サントラ)

Decca

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ともやのゆるゆるB級グルメ@まぐろ市場

2007年04月22日 | グルメ(その他)
たまに気になる祭をやっていて、フラリと入りたくなるお店。
それが「まぐろ市場」



今回行ったのは神田小川町店
現在期間限定鰺(あじ)まつりをやっております。



食べたのはあじのぶっかけ丼
九州産天然真鰺のたたき小海老大根おろし
これに卵黄が入った月見とろろをかけて喰らうのである。
お値段は650円

他にも胡麻ダレたたき丼なんていうのもあります。
今度食べてみようっと!

■お店情報:まぐろ市場
公式HP:まぐろ市場

ともや、ウキウキのジャブジャブの巻

2007年04月22日 | etc.
それは土曜日の出来事。
懸賞で当たった「ハンニバル・ライジング」の劇場鑑賞券を手に、品川プリンスシネマに向かう。

窓口で劇場鑑賞券を差し出すと、
係員『「ハンニバル・ライジング」はプレミア館ですので、あと1200円いただきます』
ともや『えっ、これ割引券じゃなくて劇場鑑賞券ですけど』
係員『プレミア館はおひとりの入場料が2500円なんです。なので、あと1200円いただきます』
ともや『じゃあ、いいです』
…と劇場を後にする。

なんだ、それ?
この劇場鑑賞券には【全国の「ハンニバル・ライジング」上映劇場にて上映期間中ご入場になれます】ってちゃんと書いてあるのに~。
それにしても一人2500円もするプレミア館って何だ?
リクライニングするフカフカのソファーに横たわって、映画を観ている間美女がマッサージでもしてくれるのか?
庶民のともやにはまったく意味不明。

しかたがないので、愛車ともや2号にまたがって、海を目指してみる。
いい天気だもんね。



しばらく走ると目の前に天王洲スタジオが現れる。
わぁ、こんなところにあったんだ。
今では外ロケ番組になってしまったけど、「ハロー!モーニング」はここで収録されていたのね。
ちょっと感傷にふけってみる。





さらにその先には東品川海上公園・天王洲公園が。
ここは運河に囲まれたいい感じの公園。
ともやが食らいついたのは、運河の間に鎮座ます水門
うひょ~、水門格好良ス!
水門萌え~!



そして海が近いので、いろんな海鳥を見ることができます。
わぉ、ウキウキのジャブジャブだぁ~!
現金なモノで、凹んだ気分はアッという間に元通り。
自転車でちょっと移動するだけで、こんないい公園があったなんて。
まだまだ探索不足よのぉ~。