【2006年・日本】DVDで鑑賞(★★★☆☆)
人間が人ではないモノ…妖怪になっていく様を描いたオムニバス・ムービー。

「ROKURO ろくろ」
山根美智子(宮光真理子)はモデルをしているのだが、自分にまったく自信が持てず、うまく笑えないという悩みを抱えていた。しかも、ここ数日首の痛みにも悩まされていた。病院に行っても原因は分からずじまい。ある日美智子は撮影中に倒れてしまい、病院に入院することになる。美智子は、夜になると首が伸びるろくろ首になってしまっていた。そして、美智子は同室の佐伯真奈(市川春樹)と親しくなる。真奈は美智子がろくろ首だということを知りつつも怖がらずに接してくれた。やがて真奈は退院していき、美智子は主治医(手塚とおる)に首が伸びる様を見せつける。その結果、美智子は拘束衣を着せられ自由を奪われてしまう。ある夜、真奈が男友達を連れて病室にやってくる。真奈たちは美智子の様子を写メなどで撮ったりしながら去っていく。悲嘆に暮れる美智子は病院を抜け出してしまう…。

「KAMAITACHI かまいたち」
岩崎みひろ(伴杏里)はネイルアートに夢中のフリーター。ある日みひろの爪が異常に伸び始めるようになってしまう。ネイルサロンの店員に相談するが原因はまったく分からない。どんどんと伸び始める爪。やがてみひろは、その爪で人々を傷つけるようになってしまう…。

「NOPPERA のっぺら」
中学生の佐伯真奈(市川春樹)は可愛い顔立ちをしているが、歪んだ正格の持ち主だった。幼なじみのみゆきを男友達にあてがい、その仕返しに真奈は覆面をしたみゆきに闇討ちに会う。真奈は病院に入院することになり、そこで夜になると首が伸びる山根美智子(宮光真理子)に出会う。幼なじみのみゆきは毎回お見舞いに来てくれるが、自分を襲ったのがみゆきということを見抜いた真奈は、みゆきを脅迫して岡江を持ってくるように命じる。やがて真奈の視覚や聴覚が失われていき…。

いや~、ホラー映画ではないけれど面白かった~!
サブタイトルに「Woman Transformation」とあるように、普通の生活をしていた女性が、人ではないモノに変身していく物語。
人が妖怪になるということはありえないこと。
ともやが感じたのは、漫画「デビルマン」でデーモンが決死の覚悟で人間と融合しようとし、デーモンと一体化してしまった人間の物語。
人間の心を持った異形のモノですね。
3つあるオムニバスは、それぞれにリンクした形になっていて、その関係性も面白い。
それにしても3話目の真奈が本当に嫌な女の子。
ラストで目や耳が無くなっていき、雨の中で泣きじゃくる真奈に返り血を浴びて血だらけになったみひろが傘を差し出すんですね。
え~、そんなやつに優しくすることないのに~と思いつつ、同じ異形の者を見捨てられなかったみひろの優しさを描いているんでしょうねぇ。
この3つの物語の前と後で、ちょっとしたショート・ムービーが流れます。
ここで登場するのは「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」で怪しげなダンスを踊るキスおばちゃんこと浅見千代子。
このおばちゃん…蛇女なんだけど、最期のエピソード(終わり方)が好き!
ニヤリ!
ですよ。
新しい解釈の妖怪映画。
これシリーズ化していってほしいなぁ。
監督は亀井亨。
人間が人ではないモノ…妖怪になっていく様を描いたオムニバス・ムービー。

「ROKURO ろくろ」
山根美智子(宮光真理子)はモデルをしているのだが、自分にまったく自信が持てず、うまく笑えないという悩みを抱えていた。しかも、ここ数日首の痛みにも悩まされていた。病院に行っても原因は分からずじまい。ある日美智子は撮影中に倒れてしまい、病院に入院することになる。美智子は、夜になると首が伸びるろくろ首になってしまっていた。そして、美智子は同室の佐伯真奈(市川春樹)と親しくなる。真奈は美智子がろくろ首だということを知りつつも怖がらずに接してくれた。やがて真奈は退院していき、美智子は主治医(手塚とおる)に首が伸びる様を見せつける。その結果、美智子は拘束衣を着せられ自由を奪われてしまう。ある夜、真奈が男友達を連れて病室にやってくる。真奈たちは美智子の様子を写メなどで撮ったりしながら去っていく。悲嘆に暮れる美智子は病院を抜け出してしまう…。

「KAMAITACHI かまいたち」
岩崎みひろ(伴杏里)はネイルアートに夢中のフリーター。ある日みひろの爪が異常に伸び始めるようになってしまう。ネイルサロンの店員に相談するが原因はまったく分からない。どんどんと伸び始める爪。やがてみひろは、その爪で人々を傷つけるようになってしまう…。

「NOPPERA のっぺら」
中学生の佐伯真奈(市川春樹)は可愛い顔立ちをしているが、歪んだ正格の持ち主だった。幼なじみのみゆきを男友達にあてがい、その仕返しに真奈は覆面をしたみゆきに闇討ちに会う。真奈は病院に入院することになり、そこで夜になると首が伸びる山根美智子(宮光真理子)に出会う。幼なじみのみゆきは毎回お見舞いに来てくれるが、自分を襲ったのがみゆきということを見抜いた真奈は、みゆきを脅迫して岡江を持ってくるように命じる。やがて真奈の視覚や聴覚が失われていき…。

いや~、ホラー映画ではないけれど面白かった~!
サブタイトルに「Woman Transformation」とあるように、普通の生活をしていた女性が、人ではないモノに変身していく物語。
人が妖怪になるということはありえないこと。
ともやが感じたのは、漫画「デビルマン」でデーモンが決死の覚悟で人間と融合しようとし、デーモンと一体化してしまった人間の物語。
人間の心を持った異形のモノですね。
3つあるオムニバスは、それぞれにリンクした形になっていて、その関係性も面白い。
それにしても3話目の真奈が本当に嫌な女の子。
ラストで目や耳が無くなっていき、雨の中で泣きじゃくる真奈に返り血を浴びて血だらけになったみひろが傘を差し出すんですね。
え~、そんなやつに優しくすることないのに~と思いつつ、同じ異形の者を見捨てられなかったみひろの優しさを描いているんでしょうねぇ。
この3つの物語の前と後で、ちょっとしたショート・ムービーが流れます。
ここで登場するのは「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」で怪しげなダンスを踊るキスおばちゃんこと浅見千代子。
このおばちゃん…蛇女なんだけど、最期のエピソード(終わり方)が好き!
ニヤリ!
ですよ。
新しい解釈の妖怪映画。
これシリーズ化していってほしいなぁ。
監督は亀井亨。
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こんな無名のまま埋もれていくには、惜しい映画。
もっと世間に知らしめたいです。
>こんな無名のまま埋もれていくには、惜しい映画。
今は、「ゲゲゲの鬼太郎」の実写化で空前の妖怪ブーム(本当か?)!
広めるなら今が狙い目です!
新感覚の妖怪映画でしたね。
全然怖くなかったし、ホラーが苦手な人でも鑑賞できますね。
女の子たちはみんな可愛かったですね。
特に伴杏里ちゃんが可愛かったー!!
個人的には闇の部分をもうちょっと掘り下げて描いてあったら、もっと高得点あげられたかもって思いました。
でも面白かったです。
夜のピクニックの方にもトラバさせてもらいました。
そうですよね。
怖くしようと思えば、もっと怖くできただろうし、でもそれをやるとこの作品の面白さが失われちゃっていたでしょうね。
その辺のさじ加減が微妙なんでしょうね。
まぁ、特撮は目をつぶりましょう。
ファンタジー(想像力)でカバー!