(原題:蠍子/SASORI)
【2008年・日本】試写で鑑賞(★★☆☆☆)
原作は篠原とおるのコミック。
70年代に梶芽衣子主演で公開された「女囚さそり」シリーズのリメイク作品。
松島ナミ(水野美紀)は、刑事のケンイチ(ディラン・クォ)との結婚を間近に控えていた。ある日、ケンイチの留守中に、暗殺集団の赤城(ブルース・リャン)、チョンロン(サム・リー)、セイコ(エメ・ウォン)が押し入り、ケンイチの父親ナカイ教授を殺してしまう。ここでセイコがちょっとした悪ふざけをし、『ケンイチの妹を殺さないとケンイチを殺す』とナミを脅し、愛する人を守るためにナミはケンイチの妹にナイフを突き立て殺してしまう。凶悪犯として刑務所に入所したナミは、警察署長(ラム・シュー)のセクハラや、女囚のボスであるエリカ(夏目ナナ)に暴力の洗礼を受ける。生き残るためには強くならなければならないと感じたナミは、エリカの部下とエリカを殺害する。体罰として屋外に吊るされたナミは、瀕死の状態のまま森の中に捨てられてしまう。そんなところを"死体収拾人"の老人(サイモン・ヤム)に助けられ、ナミはこの老人からカンフーを教わる事になる。人を殺すテクニックを習得したナミは、自分の幸せを壊した暗殺集団への復讐を開始する…。
これ製作国が日本になっているんだけど、絶対香港映画。
最近は海外での公開してから逆輸入される作品っていうのも多いから、これもそのパターンなのかなぁ。
出演キャストがほとんど香港俳優なんで、オリジナルは広東語で台詞を言っているんだろうけど、これは何故か日本語吹替え版。
ものすごい違和感が全編に漂っています。
「頭文字D」の時みたいに、日本が舞台でも全編広東語の字幕バージョンで公開すればいいのに…。
でも水野美紀は、ちゃんと水野美紀が吹き替えしてるし、夏目ナナは、ちゃんと夏目ナナが吹き替えしている。
それなのに、石橋凌は別の人が吹き替えなのね(苦笑)。
めっちゃ違和感(笑)!
それにしても、水野美紀のアクションをまったく活かしきれてないのがもったいない!
本当にもったいない!
この監督、フィルモグラフィーを見ると、アクションを得意とする監督にはまったく思えないんですよね。
しかもアクション監督付けてないみたいだし…。
ところどころの映像がすごく綺麗で、『あ~、この監督は芸術的な映像を今まで撮ってきた人なんだろうなぁ』というのは感じました。
紙一重でお笑いになるようなシーンも多く、香港映画なんだなぁ…と実感。
夏目ナナ出演作を観るのは、「鎧 サムライゾンビ」に次いで2作目となりますが、(そっち系出身とはいえ)変なお色気はいらないです。
透かさなくていいです(何が透けてるかは、あえて書きませんが…)。
あの透けがなければ、結構好印象な荒くれっぷり♪
できればちゃんとアクションの撮れる監督で、続編を作ってほしいですね♪
監督はジョー・マ。
2009年8月8日公開
公式HP:さそり
■梶芽衣子が主演したオリジナルシリーズはこちら
■Vシネマリメイク作品はこちら
■2004年にテレビドラマ化された作品はこちら
【2008年・日本】試写で鑑賞(★★☆☆☆)
原作は篠原とおるのコミック。
70年代に梶芽衣子主演で公開された「女囚さそり」シリーズのリメイク作品。
松島ナミ(水野美紀)は、刑事のケンイチ(ディラン・クォ)との結婚を間近に控えていた。ある日、ケンイチの留守中に、暗殺集団の赤城(ブルース・リャン)、チョンロン(サム・リー)、セイコ(エメ・ウォン)が押し入り、ケンイチの父親ナカイ教授を殺してしまう。ここでセイコがちょっとした悪ふざけをし、『ケンイチの妹を殺さないとケンイチを殺す』とナミを脅し、愛する人を守るためにナミはケンイチの妹にナイフを突き立て殺してしまう。凶悪犯として刑務所に入所したナミは、警察署長(ラム・シュー)のセクハラや、女囚のボスであるエリカ(夏目ナナ)に暴力の洗礼を受ける。生き残るためには強くならなければならないと感じたナミは、エリカの部下とエリカを殺害する。体罰として屋外に吊るされたナミは、瀕死の状態のまま森の中に捨てられてしまう。そんなところを"死体収拾人"の老人(サイモン・ヤム)に助けられ、ナミはこの老人からカンフーを教わる事になる。人を殺すテクニックを習得したナミは、自分の幸せを壊した暗殺集団への復讐を開始する…。
これ製作国が日本になっているんだけど、絶対香港映画。
最近は海外での公開してから逆輸入される作品っていうのも多いから、これもそのパターンなのかなぁ。
出演キャストがほとんど香港俳優なんで、オリジナルは広東語で台詞を言っているんだろうけど、これは何故か日本語吹替え版。
ものすごい違和感が全編に漂っています。
「頭文字D」の時みたいに、日本が舞台でも全編広東語の字幕バージョンで公開すればいいのに…。
でも水野美紀は、ちゃんと水野美紀が吹き替えしてるし、夏目ナナは、ちゃんと夏目ナナが吹き替えしている。
それなのに、石橋凌は別の人が吹き替えなのね(苦笑)。
めっちゃ違和感(笑)!
それにしても、水野美紀のアクションをまったく活かしきれてないのがもったいない!
本当にもったいない!
この監督、フィルモグラフィーを見ると、アクションを得意とする監督にはまったく思えないんですよね。
しかもアクション監督付けてないみたいだし…。
ところどころの映像がすごく綺麗で、『あ~、この監督は芸術的な映像を今まで撮ってきた人なんだろうなぁ』というのは感じました。
紙一重でお笑いになるようなシーンも多く、香港映画なんだなぁ…と実感。
夏目ナナ出演作を観るのは、「鎧 サムライゾンビ」に次いで2作目となりますが、(そっち系出身とはいえ)変なお色気はいらないです。
透かさなくていいです(何が透けてるかは、あえて書きませんが…)。
あの透けがなければ、結構好印象な荒くれっぷり♪
できればちゃんとアクションの撮れる監督で、続編を作ってほしいですね♪
監督はジョー・マ。
2009年8月8日公開
公式HP:さそり
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■梶芽衣子が主演したオリジナルシリーズはこちら
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■Vシネマリメイク作品はこちら
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■2004年にテレビドラマ化された作品はこちら
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