(原題:THE AMITYVILLE HORROR)
【2005年・アメリカ】試写会で鑑賞(ともや評価:★★★★☆)
「悪魔のいけにえ」のリメイク「テキサス・チェーンソー」をヒットさせたマイケル・ベイが、1979年に公開された同名映画を新たにリメイク。
1974年11月13日、ニューヨーク州ロングアイランド・アミティビルのとある大邸宅。そこに住むデフェオ家の長男ロナルドは、ある声に操られるように両親と4人の兄弟たちをライフルで次々と射殺する。やがてロナルドは我に返り、自ら警察に通報。一家惨殺事件の犯人として逮捕された。それから1年後。破格の値段でこの大邸宅を購入したラッツ家族――ジョージ・ラッツ(ライアン・レイノルズ)と妻のキャッシー(メリッサ・ジョージ)、長男ビリー(ジェシー・ジェームズ)、次男マイケル(ジミー・ベネット)、長女チェルシー(クロエ・グレース・モレッツ)が引っ越してくる。だが、それまでは優しい父親だったジョージの様子が段々とおかしくなってきて、家族はバラバラになっていく。キャッシーは、教会のキャラウェイ神父(フィリップ・ベイカー・ホール)に相談するが、家が持っている毒々しい力に抗えずに逃げ出してしまう。ラッツ家族が引っ越してきて28日後、恐怖の一夜が家族に襲いかかる…。
実際に起きた出来事を映画化した本作。
今回はオリジナル版では描かれなかった実際に起きたエピソードを追加して作られている。
この人の顔にも見える家で起こる恐怖。
あんまりオリジナル版の記憶はないんだけど、ラストシーンの家のあちこちから血が滲み出てくるシーンは今でも強烈に覚えている。
でも、今回はその場面はなし。
カテゴリーとしては幽霊屋敷モノになるんだけど、
ベタすぎる演出が逆にツボにハマり、めっちゃ怖かったです。
音で驚かされている部分も多分にあるんだけど、ここ数年で上位に入るくらい怖い映画でした。
「悪魔の棲む家」のリメイクというよりは、ジャック・ニコルソンの「シャイニング」のリメイクって感じ。
公式HPを見ると、この映画の撮影中に、実際の事件の当事者であったキャッシー夫人が58歳という若さで亡くなったとのこと。
原因は分からないけど、怖い怖い。
大邸宅を持つという夢を叶えたラッツ夫婦。
度重なる怪異に、キャッシーは神父に相談を持ちかける。
ちなみにこのキャッシー役のメリッサ・ジョージはけっこう好きかも。
TVドラマの「エイリアス」に出ているのですね。
今度観なくっちゃ。
ベビーシッター・リサ役のレイチェル・ニコルズ。
そんなところに指を入れては、だ・め・よ。
そこは大人になってから。
(いやいや、大人になっても入れちゃダメです~!)
監督はアンドリュー・ダグラス。
マイケル・ベイは次に何をやるのかな?
実話モノではないけれど、「オーメン」やってほしいなぁ。
■オリジナル作品はこちら
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