(原題:BLOOD DIAMOND)
【2006年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★★☆)
第79回アカデミー賞で主演男優賞、助演男優賞、編集賞、音響効果賞、録音賞の5部門にノミネートするも、惜しくも受賞を逃してしまったヒューマンドラマ。
内戦が続くアフリカ、シエラレオネ共和国。メンデ族の漁師ソロモン・バンディー(ジャイモン・フンスー)は、愛する家族と共につましいながらも満ち足りた生活を送っていた。ソロモンの夢は自慢の息子を医者にすること。しかし、そんな平和だった村を反政府軍RUFが襲撃し、ソロモンは捕らわれの身となってしまう。ソロモンが連れて行かれたのは、ダイヤモンドの採掘場。そこで掘り出されたダイヤモンドは、RUFの資金源となっていた。ある日、ソロモンは採掘場で大粒のピンク・ダイヤモンドを発見する。このダイヤがあれば、離ればなれになった家族を救い出すことができると思ったソロモンは、監視の目をかいくぐりピンク・ダイヤモンドを誰にも知られない場所に隠した。一方、ダイヤモンドの密輸を生業にしているダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)は、投獄された刑務所で巨大なピンク・ダイヤモンドの噂を耳にする。刑務所から釈放されたダニーは、行きつけのバーでジャーナリストのマディー・ボウエン(ジェニファー・コネリー)と出会う。マディーが取材しているのは、RUFの資金源となっている【ブラッド・ダイヤモンド】の真相。ダニーは裏から手を回してもらい、刑務所に収容されていたソロモンを釈放させる。そこでダニーは、家族を捜す手伝いをする代わりにピンク・ダイヤモンドの場所を教えるよう交渉し、マディーにはブラック・ダイヤモンドの情報提供と引き換えに、ソロモンの家族を探してくれるよう依頼する。かくして思惑の異なる3人を、苛酷な未来が待ち受ける…。
「ラスト サムライ」はそんなに好きな作品ではなかったので、期待しないで観たら、すごい骨太ドラマにビックリです。
ダイヤの価値を決めるには4つのCが存在している。
COLOR=色。
CUT=カット。
CLARITY=透明度。
CARAT=カラット。
そして、この映画で描かれるのは5つ目のC。
CONFLICT=争い
である。
市場に出回るダイヤモンドがどのようにして流通しているかという一片を垣間見ることができます。
物語の発端となるのは、ソロモンが見つけた100カラットのピンク・ダイヤモンド。
もちろん中にピンクの豹は住んでいません。
ダニーはFORTUNE=富を求め、ソロモンはFREEDOM=自由を求め、マディーはTRUTH=真実を求める。
それにしてもディカプリオは、泥臭い演技ができるようになりましたね。
「ディパーテッド」の演技とどちらが好きかと言えばこちら。
実はレオ様はちょっと苦手だったんですが、今後が楽しみになりましたね。
ラストでダニーが取る行動、いいですねぇ。
ああいうの好きなんですよ。
ジェニファー・コネリーもいい年の取り方をしてますね。
綺麗なだけではない、いい演技を見せてくれます。
監督はエドワード・ズウィック。
追伸。
通販番組のQVCを観ていたら、ちょうどピンク・ダイヤモンドを取り上げていました。
そこで語られたウンチクをいろいろと聞いてみると、ピンク・ダイヤモンドはかなりの稀少価値らしく、過去10カラットのピンク・ダイヤモンドがサザビーのオークションで7億円で取り引きされていたとか。
もし、劇中にあるような100カラットのピンク・ダイヤモンドが存在したら、どんなコトになっちゃうのかしらん?
人を狂わすわけだよね。
怖い怖い。
2007年4月7日公開
公式HP:ブラッド・ダイヤモンド
【2006年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★★☆)
第79回アカデミー賞で主演男優賞、助演男優賞、編集賞、音響効果賞、録音賞の5部門にノミネートするも、惜しくも受賞を逃してしまったヒューマンドラマ。
内戦が続くアフリカ、シエラレオネ共和国。メンデ族の漁師ソロモン・バンディー(ジャイモン・フンスー)は、愛する家族と共につましいながらも満ち足りた生活を送っていた。ソロモンの夢は自慢の息子を医者にすること。しかし、そんな平和だった村を反政府軍RUFが襲撃し、ソロモンは捕らわれの身となってしまう。ソロモンが連れて行かれたのは、ダイヤモンドの採掘場。そこで掘り出されたダイヤモンドは、RUFの資金源となっていた。ある日、ソロモンは採掘場で大粒のピンク・ダイヤモンドを発見する。このダイヤがあれば、離ればなれになった家族を救い出すことができると思ったソロモンは、監視の目をかいくぐりピンク・ダイヤモンドを誰にも知られない場所に隠した。一方、ダイヤモンドの密輸を生業にしているダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)は、投獄された刑務所で巨大なピンク・ダイヤモンドの噂を耳にする。刑務所から釈放されたダニーは、行きつけのバーでジャーナリストのマディー・ボウエン(ジェニファー・コネリー)と出会う。マディーが取材しているのは、RUFの資金源となっている【ブラッド・ダイヤモンド】の真相。ダニーは裏から手を回してもらい、刑務所に収容されていたソロモンを釈放させる。そこでダニーは、家族を捜す手伝いをする代わりにピンク・ダイヤモンドの場所を教えるよう交渉し、マディーにはブラック・ダイヤモンドの情報提供と引き換えに、ソロモンの家族を探してくれるよう依頼する。かくして思惑の異なる3人を、苛酷な未来が待ち受ける…。
「ラスト サムライ」はそんなに好きな作品ではなかったので、期待しないで観たら、すごい骨太ドラマにビックリです。
ダイヤの価値を決めるには4つのCが存在している。
COLOR=色。
CUT=カット。
CLARITY=透明度。
CARAT=カラット。
そして、この映画で描かれるのは5つ目のC。
CONFLICT=争い
である。
市場に出回るダイヤモンドがどのようにして流通しているかという一片を垣間見ることができます。
物語の発端となるのは、ソロモンが見つけた100カラットのピンク・ダイヤモンド。
もちろん中にピンクの豹は住んでいません。
ダニーはFORTUNE=富を求め、ソロモンはFREEDOM=自由を求め、マディーはTRUTH=真実を求める。
それにしてもディカプリオは、泥臭い演技ができるようになりましたね。
「ディパーテッド」の演技とどちらが好きかと言えばこちら。
実はレオ様はちょっと苦手だったんですが、今後が楽しみになりましたね。
ラストでダニーが取る行動、いいですねぇ。
ああいうの好きなんですよ。
ジェニファー・コネリーもいい年の取り方をしてますね。
綺麗なだけではない、いい演技を見せてくれます。
監督はエドワード・ズウィック。
追伸。
通販番組のQVCを観ていたら、ちょうどピンク・ダイヤモンドを取り上げていました。
そこで語られたウンチクをいろいろと聞いてみると、ピンク・ダイヤモンドはかなりの稀少価値らしく、過去10カラットのピンク・ダイヤモンドがサザビーのオークションで7億円で取り引きされていたとか。
もし、劇中にあるような100カラットのピンク・ダイヤモンドが存在したら、どんなコトになっちゃうのかしらん?
人を狂わすわけだよね。
怖い怖い。
2007年4月7日公開
公式HP:ブラッド・ダイヤモンド
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