(原題:DOUBT)
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★☆☆)
フェニックス映画批評家協会賞で主演女優賞を受賞。
ワシントンDC映画批評家協会賞で主演女優賞とアンサンブル映画賞を受賞。
ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞では、それぞれ主要4部門にノミネート。
劇作家ジョン・パトリック・シャンリィが、2005年のトニー賞、ピュリッツァー賞をダブルで受賞した名作戯曲「ダウト 疑いをめぐる寓話」を、シャンリィ自ら監督し映画化した心理ドラマ。
前年にケネディ大統領暗殺事件が起こり、公民権運動の高まりなど、激動と変革の真っ只中にあった1964年。ニューヨーク・ブロンクスにあるカトリック学校、聖ニコラス・スクール。厳格な校長であるシスター・アロイシス・ボーヴィエ(メリル・ストリープ)と進歩的で生徒からの人望があるブレンダン・フリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、今後のカトリック学校の教育方針で異なる持論を展開していた。そんなある日、新人教師のシスター・ジェイムズ(エイミー・アダムス)は、学校で唯一の黒人生徒ドナルドを授業中に呼び出したフリン神父の不可解な行動に不審を抱き、シスター・アロイシスに相談をする。シスター・アロイシスは、フリン神父が"不適切な関係"にあるのではと疑い、フリン神父を厳しく問い詰めていく…。
これは元々舞台劇だったのね。
なるほど、なるほど。
映画を鑑賞するまでは、"教会を舞台に繰り広げられるメリル・ストリープの必殺仕事人"って内容かしらん? って感じてたんだけど、これはこれで面白かったです~♪
ただ映画を観る前に、これだけは知っておくともっと楽しめるかも。
・カトリックとプロテスタントの違い。
・ケネディ大統領はアメリカ初の非プロテスタントの大統領で、カトリック教徒に尊敬されていた。
・マーティン・ルーサー・キング主導による公民権運動の高揚。
ま、そんなことは知らなくてもいいんだけどね。
実はこの作品、主演女優賞=シスター・アロイシス・ボーヴィエ役のメリル・ストリープ、助演男優賞=ブレンダン・フリン神父役のフィリップ・シーモア・ホフマン、助演女優賞=シスター・ジェイムズ役のエイミー・アダムスとドナルドの母親ミラー夫人役のヴィオラ・デイヴィス、主要キャスト4人全員がアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされてるんですよね(全員受賞は逃しちゃったけど)。
とにかくメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの、言葉による白熱した攻防が凄いです。
ただひとつだけ難を言うならば、「マンマ・ミーア!」の印象が強烈すぎて、メリル・ストリープがたまにふざけてるように見えちゃうんだよね~(笑)。
監督・原作・脚本はジョン・パトリック・シャンリィ。
全米興行ランキング:初登場ランク外、3週目で10位→8位
2009年3月7日公開
公式HP:ダウト~あるカトリック学校で~
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★☆☆)
フェニックス映画批評家協会賞で主演女優賞を受賞。
ワシントンDC映画批評家協会賞で主演女優賞とアンサンブル映画賞を受賞。
ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞では、それぞれ主要4部門にノミネート。
劇作家ジョン・パトリック・シャンリィが、2005年のトニー賞、ピュリッツァー賞をダブルで受賞した名作戯曲「ダウト 疑いをめぐる寓話」を、シャンリィ自ら監督し映画化した心理ドラマ。
前年にケネディ大統領暗殺事件が起こり、公民権運動の高まりなど、激動と変革の真っ只中にあった1964年。ニューヨーク・ブロンクスにあるカトリック学校、聖ニコラス・スクール。厳格な校長であるシスター・アロイシス・ボーヴィエ(メリル・ストリープ)と進歩的で生徒からの人望があるブレンダン・フリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、今後のカトリック学校の教育方針で異なる持論を展開していた。そんなある日、新人教師のシスター・ジェイムズ(エイミー・アダムス)は、学校で唯一の黒人生徒ドナルドを授業中に呼び出したフリン神父の不可解な行動に不審を抱き、シスター・アロイシスに相談をする。シスター・アロイシスは、フリン神父が"不適切な関係"にあるのではと疑い、フリン神父を厳しく問い詰めていく…。
これは元々舞台劇だったのね。
なるほど、なるほど。
映画を鑑賞するまでは、"教会を舞台に繰り広げられるメリル・ストリープの必殺仕事人"って内容かしらん? って感じてたんだけど、これはこれで面白かったです~♪
ただ映画を観る前に、これだけは知っておくともっと楽しめるかも。
・カトリックとプロテスタントの違い。
・ケネディ大統領はアメリカ初の非プロテスタントの大統領で、カトリック教徒に尊敬されていた。
・マーティン・ルーサー・キング主導による公民権運動の高揚。
ま、そんなことは知らなくてもいいんだけどね。
実はこの作品、主演女優賞=シスター・アロイシス・ボーヴィエ役のメリル・ストリープ、助演男優賞=ブレンダン・フリン神父役のフィリップ・シーモア・ホフマン、助演女優賞=シスター・ジェイムズ役のエイミー・アダムスとドナルドの母親ミラー夫人役のヴィオラ・デイヴィス、主要キャスト4人全員がアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされてるんですよね(全員受賞は逃しちゃったけど)。
とにかくメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの、言葉による白熱した攻防が凄いです。
ただひとつだけ難を言うならば、「マンマ・ミーア!」の印象が強烈すぎて、メリル・ストリープがたまにふざけてるように見えちゃうんだよね~(笑)。
監督・原作・脚本はジョン・パトリック・シャンリィ。
全米興行ランキング:初登場ランク外、3週目で10位→8位
2009年3月7日公開
公式HP:ダウト~あるカトリック学校で~
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