(原題:CRANK)
【2006年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★☆☆)
毒を盛られ、アドレナリンを出し続けていないと死んでしまう…という状況に陥った殺し屋が、解毒剤を求めて四苦八苦するノンストップアクション。
シェブ・チェリオス(ジェイソン・ステイサム)は、ロサンゼルスNo.1のマフィアに雇われているフリーの殺し屋。物語はチェリオスが目覚めるところから始まる。何者かに殴られ朦朧とした頭で、チェリオスはリビングに残されたDVD-ROMを発見する。そのDVDには、宿敵であるリッキー・ヴェローナ(ホセ・パブロ・カンティーロ)からの信じられないメッセージが録画されていた。『お前が気絶している間に、中国製の毒薬を注射した。あと1時間しか生きられないだろう』と。チェリオスはヴェローナの居場所を探して車を走らせるが、意識は朦朧とし始め、心臓は不整脈を打ち始める。日頃ドラッグを手配してもらっているドク・マイルス(ドワイト・ヨーカム)に相談すると、『体内にアドレナリンを出し続ければ、毒の作用を止められる』と教えられる。落ち着くことは死を意味する。常に自らを興奮させるために動き続けることを余儀なくされたチェリオスは、友人のカイロ(エフレン・ラミレス)の助けを借りてヴェローナの弟に復讐を果たす。やがて弟を殺された仕返しに、ヴェローナが恋人イヴ(エイミー・スマート)を狙っていることを知ったチェリオスは、イヴを助けるために家から連れ出すが…。
かなりハードなアクション映画を期待していたら、いい意味で裏切られました。
こんなにお馬鹿度が満載だったとは…。
日本のTVでも「むちゃぶり」なんて番組がありますが、ジェイソン・ステイサムの無茶振りもハンパじゃないです。
とにかくアドレナリンを出し続けていないと死んでしまうのですから。
ワザと銃を突きつけられるような状況を作る。
コカインを吸って、自ら興奮状態になる。
タクシーを掻っ払う。
鼻炎の薬に心拍を増大させるエピネフリンが含まれていることを知り、薬局から大量に奪い吸いまくり。
心臓が止まりそうになったので、電気ショックを自分に行う。
白バイ警官からバイクを奪い、曲芸を披露(「シティ・オブ・エンジェル」のパロディ? それともベタに「タイタニック」か?)。
観光客で溢れる町中で、恋人と野外セッ●ス。
車の運転中の恋人にフェラ●オをさせながら銃撃戦。
エピネフリンを手に入れるが、過剰摂取で更にテンパリ状態になり、アソコは常にビンビン…などなど。
アクションは凄いんだけど、そのお馬鹿さというか、下品さというか…、今までの渋いジェイソン・ステイサムのイメージがガラガラと音を立てて崩れ去っていきます。
病院着を着て動き回るステイサム。
ああいう病院着って下に何にも付けないんですね。
オケツ丸出しで暴れ回るステイサムなんて…(しくしく)。
ヒロインのイヴを演じるのは、「バタフライ・エフェクト」のエイミー・スマート。
馬鹿っぽい女性の役なんだけど、これがまた可愛いです。
この人、実はコメディの方が合ってるんじゃないのかな?
今回長編映画デビューとなるネヴェルダインとテイラー。
いろんな映像テクニックを映画に取り入れています。
場所の移動に【google map】の映像を上手く取り入れたりもしてますが、けっこうウザい演出も多いです。
この映画はインディーズなのかな?
ハリウッド映画らしくない終わり方に、ちょっとビックリ。
ほほう、そう来ますか。
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」が好きな人には、楽しめる1本かも。
監督はマーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラー。
追伸。
エンドロールの後にもお楽しみがあるから注意ですわん。
2007年7月7日公開
公式HP:アドレナリン
【2006年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★☆☆)
毒を盛られ、アドレナリンを出し続けていないと死んでしまう…という状況に陥った殺し屋が、解毒剤を求めて四苦八苦するノンストップアクション。
シェブ・チェリオス(ジェイソン・ステイサム)は、ロサンゼルスNo.1のマフィアに雇われているフリーの殺し屋。物語はチェリオスが目覚めるところから始まる。何者かに殴られ朦朧とした頭で、チェリオスはリビングに残されたDVD-ROMを発見する。そのDVDには、宿敵であるリッキー・ヴェローナ(ホセ・パブロ・カンティーロ)からの信じられないメッセージが録画されていた。『お前が気絶している間に、中国製の毒薬を注射した。あと1時間しか生きられないだろう』と。チェリオスはヴェローナの居場所を探して車を走らせるが、意識は朦朧とし始め、心臓は不整脈を打ち始める。日頃ドラッグを手配してもらっているドク・マイルス(ドワイト・ヨーカム)に相談すると、『体内にアドレナリンを出し続ければ、毒の作用を止められる』と教えられる。落ち着くことは死を意味する。常に自らを興奮させるために動き続けることを余儀なくされたチェリオスは、友人のカイロ(エフレン・ラミレス)の助けを借りてヴェローナの弟に復讐を果たす。やがて弟を殺された仕返しに、ヴェローナが恋人イヴ(エイミー・スマート)を狙っていることを知ったチェリオスは、イヴを助けるために家から連れ出すが…。
かなりハードなアクション映画を期待していたら、いい意味で裏切られました。
こんなにお馬鹿度が満載だったとは…。
日本のTVでも「むちゃぶり」なんて番組がありますが、ジェイソン・ステイサムの無茶振りもハンパじゃないです。
とにかくアドレナリンを出し続けていないと死んでしまうのですから。
ワザと銃を突きつけられるような状況を作る。
コカインを吸って、自ら興奮状態になる。
タクシーを掻っ払う。
鼻炎の薬に心拍を増大させるエピネフリンが含まれていることを知り、薬局から大量に奪い吸いまくり。
心臓が止まりそうになったので、電気ショックを自分に行う。
白バイ警官からバイクを奪い、曲芸を披露(「シティ・オブ・エンジェル」のパロディ? それともベタに「タイタニック」か?)。
観光客で溢れる町中で、恋人と野外セッ●ス。
車の運転中の恋人にフェラ●オをさせながら銃撃戦。
エピネフリンを手に入れるが、過剰摂取で更にテンパリ状態になり、アソコは常にビンビン…などなど。
アクションは凄いんだけど、そのお馬鹿さというか、下品さというか…、今までの渋いジェイソン・ステイサムのイメージがガラガラと音を立てて崩れ去っていきます。
病院着を着て動き回るステイサム。
ああいう病院着って下に何にも付けないんですね。
オケツ丸出しで暴れ回るステイサムなんて…(しくしく)。
ヒロインのイヴを演じるのは、「バタフライ・エフェクト」のエイミー・スマート。
馬鹿っぽい女性の役なんだけど、これがまた可愛いです。
この人、実はコメディの方が合ってるんじゃないのかな?
今回長編映画デビューとなるネヴェルダインとテイラー。
いろんな映像テクニックを映画に取り入れています。
場所の移動に【google map】の映像を上手く取り入れたりもしてますが、けっこうウザい演出も多いです。
この映画はインディーズなのかな?
ハリウッド映画らしくない終わり方に、ちょっとビックリ。
ほほう、そう来ますか。
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」が好きな人には、楽しめる1本かも。
監督はマーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラー。
追伸。
エンドロールの後にもお楽しみがあるから注意ですわん。
2007年7月7日公開
公式HP:アドレナリン
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