(原題:REVOLUTIONARY ROAD)
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★☆☆☆)
1961年に発表されたリチャード・イエーツの処女小説「家族の終わりに」を映像化。
「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが、11年ぶりに競演するヒューマンドラマ。
本作品でケイト・ウィンスレットは、第66回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞。
1950年代のコネチカット州。"レボリューショナリー・ロード"と名づけられた新興住宅街に住むフランク・ウィーラー(レオナルド・ディカプリオ)とエイプリル(ケイト・ウィンスレット)夫妻。フランクは元陸軍兵で、今はニューヨークにある事務機会社ノックスの社員。エイプリルは女優志願だった美しい女性。2人はあるパーティの会場で知り合い結婚。今では2人の可愛い子供にも恵まれて、誰もが羨む理想的な家族だった。ある日、エイプリルは地元アマチュア劇団の舞台に立つが、芝居は最悪の出来。帰りの車中でその怒りをフランクにぶつけ口論となる。些細なことでギクシャクし始める2人。フランクが30歳の誕生日を迎えるその日、フランクは会社の女子社員モーリーン(ゾエ・カザン)と浮気をして帰宅する。その夜エイプリルは今までのことを謝り、パリで生活することをフランクに提案する…。

実はまったく興味が無かった作品なのだが、知り合いからオチを聞いた時に『むむっ、それは面白そう!』と思い鑑賞。
それまで予告編は見ていたのだが、こんなシーンがあった。
『家族のために一生懸命働いている』と言うレオに対して、『誰がそんなこと頼んだの』的なことをヒステリックに叫ぶケイト。
こんな予告編を見てともやが思ったこと。
うざっ!
ともやが一番大ッ嫌いな種類の女性。
…ということで、まったく興味が無かったのでした。

観終えてね。
何だろう?
もの凄く気持ち悪い映画。
気持ち悪いっていうか、不快な映画。
失敗した芝居のことを慰めるフランクに八つ当たりするエイプリル。
誕生日の日に浮気をするフランク。
レボリューショナリー・ロードから出たいがために、何も根拠も無くパリへ行こうと言うエイプリル。
仲のいい奥さんの旦那と寝るエイプリル。
子供がいるのに真っ昼間からキッチンでセックスするフランクとエイプリル。
パリ行きのために身ごもった子供を降ろそうとするエイプリル。
この2人、子供のことなんか考えてないんじゃないかってくらい自分勝手。
どっちにも感情移入できない。
そしてこの2人の歯車が噛み合わない様が、この上なく気持ち悪い。
関係をやり直そうとしたりするんだけど、やっぱり歯車が噛み合わない。
そんな様が、ただただ不快。
ただそう思えるっていうのは、2人の演技が迫真に迫っているからなんだろうね。
これは既婚者と未婚者、男性と女性で見方が全然違うんだろうな~。
知り合いから聞いていたオチはすごい大好き。
夫婦円満の秘訣をひとつ知りました(ともやは未婚だけどね・笑)。
あとね、トーマス・ニューマンの劇中音楽が、素晴らしくステキなの!
これはサントラ買いです!
何だか今年はいいサントラにいっぱい出会えてるんじゃないかしらん?
監督はサム・メンデス。
2009年1月24日公開
公式HP:レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★☆☆☆)
1961年に発表されたリチャード・イエーツの処女小説「家族の終わりに」を映像化。
「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが、11年ぶりに競演するヒューマンドラマ。
本作品でケイト・ウィンスレットは、第66回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞。
1950年代のコネチカット州。"レボリューショナリー・ロード"と名づけられた新興住宅街に住むフランク・ウィーラー(レオナルド・ディカプリオ)とエイプリル(ケイト・ウィンスレット)夫妻。フランクは元陸軍兵で、今はニューヨークにある事務機会社ノックスの社員。エイプリルは女優志願だった美しい女性。2人はあるパーティの会場で知り合い結婚。今では2人の可愛い子供にも恵まれて、誰もが羨む理想的な家族だった。ある日、エイプリルは地元アマチュア劇団の舞台に立つが、芝居は最悪の出来。帰りの車中でその怒りをフランクにぶつけ口論となる。些細なことでギクシャクし始める2人。フランクが30歳の誕生日を迎えるその日、フランクは会社の女子社員モーリーン(ゾエ・カザン)と浮気をして帰宅する。その夜エイプリルは今までのことを謝り、パリで生活することをフランクに提案する…。

実はまったく興味が無かった作品なのだが、知り合いからオチを聞いた時に『むむっ、それは面白そう!』と思い鑑賞。
それまで予告編は見ていたのだが、こんなシーンがあった。
『家族のために一生懸命働いている』と言うレオに対して、『誰がそんなこと頼んだの』的なことをヒステリックに叫ぶケイト。
こんな予告編を見てともやが思ったこと。
うざっ!
ともやが一番大ッ嫌いな種類の女性。
…ということで、まったく興味が無かったのでした。

観終えてね。
何だろう?
もの凄く気持ち悪い映画。
気持ち悪いっていうか、不快な映画。
失敗した芝居のことを慰めるフランクに八つ当たりするエイプリル。
誕生日の日に浮気をするフランク。
レボリューショナリー・ロードから出たいがために、何も根拠も無くパリへ行こうと言うエイプリル。
仲のいい奥さんの旦那と寝るエイプリル。
子供がいるのに真っ昼間からキッチンでセックスするフランクとエイプリル。
パリ行きのために身ごもった子供を降ろそうとするエイプリル。
この2人、子供のことなんか考えてないんじゃないかってくらい自分勝手。
どっちにも感情移入できない。
そしてこの2人の歯車が噛み合わない様が、この上なく気持ち悪い。
関係をやり直そうとしたりするんだけど、やっぱり歯車が噛み合わない。
そんな様が、ただただ不快。
ただそう思えるっていうのは、2人の演技が迫真に迫っているからなんだろうね。
これは既婚者と未婚者、男性と女性で見方が全然違うんだろうな~。
知り合いから聞いていたオチはすごい大好き。
夫婦円満の秘訣をひとつ知りました(ともやは未婚だけどね・笑)。
あとね、トーマス・ニューマンの劇中音楽が、素晴らしくステキなの!
これはサントラ買いです!
何だか今年はいいサントラにいっぱい出会えてるんじゃないかしらん?
監督はサム・メンデス。
2009年1月24日公開
公式HP:レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで
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オチ聞いてから観たんですか?
でも、あのオチを聞くとしたら、
内容ほとんど分かってしまうのでは?
なんて、そんな心配をしてしまいました。
あのオチ(オチという言葉3回目)の
表情がいいですよね。(笑)
ええ。
たぶんオチを聞いてなかったら、絶対観ない類いの映画ですからね~。
ともやの身体にも、ああいったスイッチがあればなぁ(笑)。
私もこのケイト演じるエイプリルは、同性ながらも、苦手なタイプというか、好きじゃなかったです。なんかヒステリックで・・・。
でも主役2人の演技は迫力ありましたね~。特に喧嘩の言い合いシーンは、凄かった・・・。
でも飽きることなく、どうなるんだ?一体・・・と、最後まで集中して見ることは出来ました。好きな映画ではありませんが、、、、
あ…、同性から見てもアレはダメですか(笑)。
とことん救いようの無い夫婦。
似た者夫婦ってことですかねぇ~。
とりあえず、自分の知り合いにはこんな夫婦はいないから一安心です~♪
フランクが気の毒になってしまう時もありました。
ただ、あの時代、社会進出を夢見た女性が家に閉じ込められたら・・・・ということを考えると少しは納得できる部分もあるんですよね。
夢を追いたい気持ちはわかるんだけど・・・
子供が2人もいるのに、
あまり家にはいませんでしたね。
だから夫婦仲がこじれたのよー(爆)
劇中で『パリに行くと友達と離ればなれになっちゃう』と訴える子供に対して、『またできるわよ』と軽く禁める母親。
言葉の問題もあるだろうに、子供のことを考えず、自分のことしか考えない親に不快感ですわん。
ダメ親映画なんだろうけど、それをわざわざ観たくはなかったですね~。
この映画を観ていて、何となく「黒い家」を連想してました。
子供に愛情を持っておらず、子供をモノとしか認識できない親。
変なホラー映画よりも怖かったです(笑)。
理想の押し付け合いというのか、傍から見れば本当に不快で悲しいものですよ。
あといつの時代もパリって理想郷なんでしょうね。
でも同じアメリカならテキサス州にもパリがあるじゃないですか!
そちらの方が言葉の問題もなくて済みますのにね。
未婚とはいえ、もう結婚に幻想を抱く若造でもなくなってしまったともやですが、仮面夫婦は嫌だなぁ。
仮面を付けて夜を楽しむ夫婦になりたいです(笑)。
>テキサス州にもパリがあるじゃないですか!
そういえば昔に「パリ、テキサス」って映画がありましたね~。
ナターシャ・キンスキーでしたっけ?
また観直してみたいなぁ。