ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ランド・オブ・アドベンチャー

2011年08月01日 | 映画(ら行)
(原題:CARLSTON ZA OGNJENKU)
【2009年・セルビア】DVDで鑑賞(★★★★☆)


2人の姉妹が繰り広げる恋と冒険を描いたファンタジー映画。

1930年代のセルビア。第一次大戦で男たちはみんな戦地へと駆り出され、女だけになってしまった小さな村。泣くことしか出来なかった祖母から、代々「泣き女」という商売を引き継いできた2人の姉妹オニエンカ(ソーニャ・コラカリッチ)とボギャーニャ(カタリーナ・ラディボジェビッチ)。ある日、やんごとなき事情で、オニエンカが村での最後の男性である老人を死に至らしめてしまう。このことで村の女たちに吊るし上げられてしまうオニエンカとボギャーニャ。2人は祖母の霊が安静に過ごせないようになると脅されて、3日以内に新しい男を村に連れ帰って来るよう言い渡される。仕方なく村を出て男を探し歩くが、戦争の所為でどこにも男の姿は見当たらない。ある町にやってきた2人は、そこでベオグラードからやってきた伊達男のアルセニエ(ステファン・カピチッチ)と筋肉男のドラゴイルブ(ネナッド・ジェズディッチ)に出会う…。



たぶんセルビア映画は初めての鑑賞。
DVDのパッケージに「リュック・ベッソン presents」とあったので「リュック・ベッソン製作総指揮の作品か…」と思い借りてしまったが、「リュック・ベッソンが設立したヨーロッパコープ社の作品」というだけで、リュック・ベッソンはまったくのノータッチ。
この辺のB級映画の販売戦略は姑息よのぉ…。

…とはいえ、これが非常に面白い掘り出し物でウヒヒ♪
「リュック・ベッソン presents」という文字を見なければ借りることの無かった作品だと思うので、こういう出会いに感謝しなくては♪



最初の数分で、「あ…これは馬鹿映画だな」というのは分かったんだんだけど、とにかく話の展開が読めないので常にハラハラドキドキ。
ファンタジーなの?
コメディなの?
アドベンチャーなの?
ラブストーリーなの?
セルビア版『大奥』?
セルビア版『ムーラン・ルージュ』?
…とにかく初めてインド映画を観た時のようなハラハラの連続です。

何となく『デッド・オア・アライブ』や『漂流街』の頃の三池崇史監督作品みたい♪
ラストでは地雷原でダンスを踊るシーンがあるんだけど、「何じゃこりゃ~ww」って大爆笑♪
男性経験の無い長女オニエンカは、無事にステキな男性に知り合うことが出来るのか?
…とまぁ、内容は無いに等しいんだけど、ここまで突き抜けて一線を越えられると拍手喝采せずにはいられない。
まぁ好き嫌いは激しく分かれる1本だと思うけど、ともやは超お気に入り♪

監督・脚本はウロシュ・ストヤノビッチ。


リュック・ベッソン PRESENTS ランド・オブ・アドベンチャー [DVD]

トランスフォーマー

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